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2007年10月

2007年10月26日 (金)

5 Dream

 ジョークの本というと、英語からの翻訳が多いようですが、今回は、英語のままでひとつ。

Dream

After she woke up, a woman told her husband,"I just dreamed that you gave me a pearl necklace for Valentaine's day. What do you think it means?"

"You'll know tonight." he said.

That evening, the man came home with a package and gave it to his wife. Delighted, she opened it--to find a book entitled

"The meaning of dreams."

(森 宗貴『アメリカン・ジョークに習え!(アルファポリス)』P158)

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2007年10月23日 (火)

「巳己已巳(いこミき)」の謎

 『小野篁歌字尽』の画像にあった「巳己己巳」の読み方に、回答をいただきました。欣喜雀躍。読んでくださったのは、、学生時代の友人の奥さんで、書道に堪能で師範級の腕前、だから変体仮名もお手の物ということです。
 教えてもらった歌の読み方は、次のとおり。

「巳(すで)」にうえ、「己(おのれ)」はしたにつきにけり、
「己(み)はみなはなれ、「巳(つち)」はみなつく。

 しかし、この本はおかしいのではないか、との指摘も一緒にいただきました。出だしの「巳」を「すでに」と読み、最後の「巳」を「つち」と振り仮名しているのは間違いじゃないか、ということです。
 ちなみに、彼女が学校で習ったという、「已巳己」の覚え方は、

「ヤ(已)む、イ(已)、中。ミ(巳)は上につく、シ(巳)の声や。
 オノレ(己)、ツチノト(己)、キ(己)、コ(己)下につく。」

だそうです。ありがとうございます。また新しい覚え方を知りました。

 たしかに、これまで探してきた覚え方でも、

1 「巳、己、已」:ミは上に、オノレ、ツチノト下につき、スデニ、ヤム、ノミ中ほどにつく

2 「ミ(巳)は上に,スデニ(已)半ばと思えども,オノレ(己)は下と思え世の中」
3 「ミ(巳)シ(巳)は上,ヤ(已)むイ(已)はスデ(已)に半ばなり,オノレ(己)ツチノト(己)コ(己)キ(己)下につく」

と、漢字は三つでした。

 それなのにこの本では「巳己己巳」と文字が四つになっていて、それに「いこミき」と、かながふってある。そしてご指摘のとおり、1番目の「巳」を「すでに」と読み、次の「己」を「ミ」と読み、3番目の「己」の「おのれ」はいいとしても、4番目の「巳」が「ツチ」と読んでいます。
 これがこの本だけなら、間違いとも言えるのでしょうが、他の版本──取り上げている漢字の種類や数が異なるような本を含めて──を見ても、同じように「巳己己巳」の4文字を書いて、同じような読み方をしているように見えます。
 江戸時代は用法がちがっていたのでしょうか。四つの文字があったのでしょうか。

 もう一度画像をよく見てみると、「巳己己巳」ではなくて、「巳己已巳」のように見えます。三番目の字、画像では真ん中の横棒と左のLの縦の線は離れています。だから「已」と見たのですが、「(み)はみなはなれ」と歌にあることからすると、これは上の横棒にも真ん中の横棒にもくっつかない第四の文字なのでしょうか。

 またまた謎が謎を呼び、よくわからなくなってきました。

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2007年10月20日 (土)

4 ジョーク「ロシア革命史」2

 ロシア革命の続き。スターリンは死んだ。

 死んだスターリンは、果たして天国の門をくぐらせるべきか否かが議論され、入口で長い間待たされた。
 ようやく。門をくぐることが許されたが。それはマルクスが身元引受人になってくれたからだった。
 マルクスは言った。
「仕方がない。この男は、私の『資本論』の利子だから」

(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P171)

 フルシチョフがスターリン批判を行い、人々は新しい時代に期待した。1954年にはイリヤ・エレンブルグの『雪解け』が公刊された。

 「『雪解け』の第2部が出版されるそうだ」
「へえ、なんていうの?」
「『凍結』」

(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P206)

 
 雪解けの時代に入ったとはいえ、文学者が自由に表現活動できる状態になったわけではない。ソ連国民は、タイプで打った地下出版によって、外国で出版された自国の文学者の作品を読んでいた。

 タイピストのマルタがワーシャの母に頼まれて、タイプを打っていた。
 リディアが訊いた。
「いったいなにをタイプしているの?」
 マルタが答えた。
「トルストイの『戦争と平和』をタイプしているのよ」
「まあ、その本なら本屋で買えるじゃない」
「でも、ワーシャったら、タイプで打ったものしか読もうとしないんだって」

(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P228)

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2007年10月17日 (水)

3 ジョーク「ロシア革命史」

 文春文庫の『ジョーク「ロシア革命史」』(歴史探検隊 著)は、エピソードでロシア革命史をたどりながら、合間に関連したジョークを入れてあるという本です。そこから本が出てくるジョークをひろってみます。

 『共産党宣言』を著したカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの2人は、科学者だといわれるが、本当だろうか?
 いや、違うだろう。科学者だったら、社会主義をまずモルモットで動物実験していただろうから。

(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P11)

 その実験が「ロシア革命」だった、というのは、かなりきついジョークだと思うのですが、昔はけっこうまじめな顔で「壮大な実験」とか言われていました。中国や北朝鮮についても。

「ジョン・リードの『世界をゆるがした10日間』を読んだが、スターリンがあまり出てこないじゃないか」
「そうなんだよ。ちょうどその頃スターリンは結婚準備で忙しくて、革命をやってるヒマがなかったからね」
(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P130)

 『世界をゆるがした10日間』は、スターリン時代は発禁処分になっていたそうです。スターリンではなくトロツキーを革命の推進者として書いてあるため。

 そのスターリン独裁時代を扱ったジョーク、

 1937年、プーシキン百年祭にさいしてソ連最高会議は詩聖プーシキンの像を建てることを決定した。
 どんな像がいいか、一般から公募することにしたところ、色々なアイデアが集まった。
 歩むプーシキン、決闘に倒れるプーシキン、本を読むプーシキン、演説するプーシキン、頭に月桂冠をいただくプーシキン、とじつにさまざまだったが、厳正な選考の結果、次のものに決まった。
”プーシキンの詩集を手にしたスターリン”
(歴史探検隊『ジョーク「ロシア革命史」』文春文庫、P171)

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2007年10月16日 (火)

小野篁

 『小野篁歌字尽』の解読は進んでいませんが、もう一つ気になるのは、小野篁本人が書いたわけではないのに、なぜ「漢字の覚え方」が小野篁なのか、ということです。
 習字がうまくなる本が「小野道風手習鑑」とか、あるいは「小野小町美顔術」とか、「小野喬の鉄棒練習法」ならわかりますが、小野篁については、たしか百人一首にあったな、くらいの知識しかありません。
 そこで小野篁もインターネットで検索してみました。すると同じ小野で、小野小町には及びませんでしたが、小野道風や小野喬(若い人は知らないか。「小野に鉄棒」といわれた昔の体操選手です。)より小野篁の方がたくさんの件数がでてきました。

 とても全部はみられませんが、少しずつ見ていくといろんなことがわかってきます。
 いったいどういう人物だったのかというと、ある百人一首のページには、こんなふうに紹介されています。

わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと ひとにはつげよ あまのつりぶね

                    ~~~~~~~~~~ 参議篁 ~~~~~~~~~~(802-852)
 小野篁。
 小野妹子の子孫、参議岑守の子。835年、『令義解』の序を書く。838年、遣唐副使として出発するとき、大使藤原常嗣と争い、病と称して乗船せずに隠岐に流された。後に召還されて参議になった。
 漢詩は唐の人も激賞したと伝えられるが、現在まで知られているのはわずか。
『宇治拾遺物語』に、嵯峨帝が「子子子子子子子子子子子子」をどう読むかとたずねたところ、即座に「猫の子の子猫、獅子の子の子獅子」と答えたという話が載っている。『今昔物語集』には、冥界を自由に行き来した話が載っている。
 野相公、野宰相と呼ばれた。
http://www19.big.or.jp/~floreal/11.htm
(※05/07/08現在、このページは見つかりません。)

 なるほど小野姓の有名人には小野妹子もいましたね、忘れていました。
 冒頭の歌が百人一首に入っている歌で、隠岐に流された時の歌ということです。しかし、それより「子子子子子子子子子子子子」ですね。これが読める、というのが漢字の覚え方の先生と関係がある。
 もう少し見ていくと、こんな話もありました。

嵯峨天皇にお仕えしていたのですが、その時に「無罪善」という風刺が流れ、それを嵯峨天皇が篁に「よんでみせよ」と命じました。「畏れおおきことが書いてございますゆえに・・・」と篁は嫌がったのですが、天皇がどうしても読めと言うもので、仕方なく「嵯峨無くてよからん」(嵯峨天皇なんて居なくても良い)と読んだところ、嵯峨天皇に「こんな文が書けるのは、今はお前しか居ない。作者は篁、お前であろう」と即座にばれてしまい、怒った天皇に処分されそうになったのですが、そこで篁は「天皇様、今私を切り捨てると言うことは、大切な知識人を失うと言うことになりまするぞ」と開き直り、それではと「この文が解読できたので有れば、お前を無罪放免許してやろう」と「子子子子子子 子子子子子子」と書いた紙を見せました。「子」という字の読み「こ」、「ね」、「し」を即座に当てはめ、「猫の仔子猫、獅子の仔子獅子」(ねこのここねこ、ししのここじし)と読みあて、無罪になったと言われています。
http://www.e-oki.net/kankou/study/rekisi/takamura.html
(※07/10/16現在、このページは見つかりません。)

 なるほど、これなら漢字博士として、江戸時代の漢字教科書の表題に使われる資格は十分です

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2007年10月11日 (木)

『小野篁歌字尽』

 『小野篁歌字尽』をインターネットで検索して調べてみると、『小野篁歌字尽』が「往来物(おうらいもの)」と呼ばれる、主に寺子屋で使用された昔の初歩教科書の一つであることがわかります。「往来物倶楽部」というホームページには、次のような解説がありました。

このように、同じ原理でできた漢字や字形の似通った漢字、また同字を
含む熟語や世話字・宛字の類を行毎に二~五字(語)ずつ掲げ、さらに
暗誦用の和歌を添えたのが『小野篁歌字尽』で、語彙科往来では最も流
布したものの一つでした。
 寛文二年(一六六二)一月刊本(京都・近江屋次良右衛門板)がその
最古本で、本文冒頭の

  椿 榎 楸 柊 桐
  春つばき夏はゑのきに秋ひさぎ
     冬はひらぎ同はきり

のように、行毎に部首が共通する漢字を列挙するのが一般的です(これ
を仮に「椿」本と読んでおきましょう)。
 しかし、『小野篁歌字尽』はその後かなりの板種が見られ、寛文~延
宝期に京都で数種が刊行されました。他の出版物同様、その後の出版地
は江戸中心となり、江戸中期以降は江戸板が圧倒的となりました。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/a_r/C30.htm

 まったく便利な世の中になりました。家の中に座ったままで瞬時にこれらの知識が得られ、さらにこの本の中まで見られるのです。
京都大学附属図書館所蔵 谷村文庫
http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/tani/1-54.html
(※05/07/07現在、このページにはつながりません)
東京学芸大学附属図書館 望月文庫
http://library.u-gakugei.ac.jp/lbhome/mochi/mochi11.html
(※05/07/07現在、このページはありました)
のページでは、いくつもの版本のページごとの画像を見ることができます。

 さて、これで無事わたしの探索は終わったことになるはずでした。ところが、この画像を見てもわたしには文章が読めないのです。懸案の「已己巳」のページも見つけましたが、なぜか「已己巳巳(?)」のように4つも字が並んでいます。(画像参照)覚え方の歌もよく読めません。謎は深まるばかりとなってしまいました。

Photo

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2007年10月 6日 (土)

本のジョーク 2

 本のジョークをもう少し。(「本のジョーク」というカテゴリーを作りました)

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ハウツー本

 お金なしでしあわせにくらす方法。ただし本の代価は十ドル。

まとめて買えば

 一週間で四キロやせます、という広告の本。
「四冊ください」

(以上いずれも松田道弘『ジョークのたのしみ』ちくま文庫)

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 実用書にもいろいろあります。

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手引書

 サハラ砂漠のまっただ中で車がエンコした。
「そうだ。確か『応急修理の手引書』がどこかにあったはずだ」
 ドライバーはゴソゴソ捜し回り、その本を見つけ出すのに成功した。そして第一ページを開き、読み始めた。
『点火装置(プラグ)とラジエーターをまず点検してみてください。もしそれでも動かないようであれば、最寄りの整備工場にご連絡ください』

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク9』P144)

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 この話とまったく同じことが、パソコンではしばしばあります。そもそもパソコン起ちあがらないのに、「詳しい説明はオンラインヘルプをご覧ください」というやつ。ジョークどころか、腹がたってきます。

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読書

 ある酔っぱらいがよろめきつつ家に帰る道すがら考えた。どうやったら妻にこの状態を悟らせないようにできるか。
「家に帰って読書をしているふりをしよう」と彼は決心した。「読書をしている酔っぱらいなんて聞いたことがないものな」
 しばらくたって、彼の妻は書斎で物音を聞いた。
「一体全体、そこで何をしているの?」と彼女はたずねた。
「読書だよ、きみ」と夫は快活に答えた。
「全く、あなたって人は!」──書斎のドアから中をのぞいた妻は言った。
「その電話帳を閉じて、早く寝なさい」

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク3』P11)

 妻君が言った。
「冬のリゾートがみんな載っていてどこに行けばいいか、すぐに決められるような本があればいいのにねえ」
 夫がこたえた。
「本なら一冊ちゃんとあるじゃないか。あれを見ればどこに行っちゃいけないかすぐにわかるよ。うちの貯金通帳って本だがね」

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク9』P124)
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 なんとなく身につまされます。

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2007年10月 4日 (木)

ネタ本発見!

 インターネットであれこれ検索しているうち、とうとう「声に出して覚える漢字の本」のネタ本を発見しました。こういう本がどっかにあるんじゃないかと思っていました。やっぱりありました。

 それは、『小野篁歌字尽(おののたかむらうたじづくし)』という本です。
 日本国語大辞典オフィシャルサイトの「日本のことば遊び」というページに次のように書いてあります。(http://www.nikkoku.net/ezine/asobi/asb02_05.html)

 江戸初期に作られ後期まで版を重ねた『小野篁歌字尽』という本は、漢字学習のための教科書で、偏や旁の共通する漢字をいくつか並べ、それらをまとめて覚える歌を添えたものです。第一項は、「椿榎楸柊桐」、歌は「はるつばき、なつはえのきに、あきひさぎ、ふゆはひひらぎ、おなじくはきり」というものです。これは同じ偏のものですが、旁が同じものもあります。「汀灯釘町打」の歌は「水みぎは、火はともしびに、金はくぎ、田はまちなれば、手をうつとよむ」です。

 似た漢字の違いを三十一文字の歌にして覚える本という、わたしの探していたものそのものです。 前に紹介したフォントハウスのページの、

識・職・織・幟の読み方 「言うはシキ(識)、耳シヨク(職)なれば、糸はオル(織)、巾偏こそはハタジルシなれ」

というのは、きっとこのあたりにルーツがあるにちがいありません。
 また、『漢字の遊び方』(山本昌弘、講談社現代新書、1985)という本の「漢字を楽しく覚える」という節には、

「栽、裁、戴、載」。なかなか覚えにくいので「木はウエル 衣はタツなり 異なるは イタダクなれば 車ノスなり」と読む。

とありましたが、これも同じ系統のように思われます。

 この『漢字の遊び方』という本は、インターネットの漢字好きの人のページでときどき引用されています。それなりに有名な本のようですが、この「漢字を楽しく覚える」という節には、残念なことに8例しか挙げてありません。しかも、「櫻」、「戀」、「壽」(さむらい(士)のフエ(笛)は一インチ(吋))、「瓜にツメあり、爪にツメなし」、と4例は既知の例でした。
 あと4例は、前述の「栽、裁、戴、載」と

「主」:民主の主の字を解剖すれば、王の頭に釘を打つ
「鐵」:金の王なる哉(かねのおうなるかな:「鉄」の旧字)
「巳、己、已」:ミは上に、オノレ、ツチノト下につき、スデニ、ヤム、ノミ中ほどにつく

というもので、「巳、己、已」のまた新しい覚え方が出てきました。これも同じルーツなのでしょうか。

 ともかく『小野篁歌字尽』という本を探さなければなりません。

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2007年10月 2日 (火)

現代風漢字の覚え方

それは混み合った学食の中で聞こえて来た。
「イトーハムの心ってなんや?工藤。」
「はあ?!」
「イノチはAOPってなんやと思う?黒羽。イノチはライフやんなぁ?」
「・・・」
「むつきひーひーどどんがどんってなんやろなあ?」
(中略)
しばらく黙っていた工藤君が口を開いた。
「イチクチソイチイチノメハ」
「はあ?」
「イチクチソイチイチノメハ。は頭ってことだろ。」
「・・・・・それって・・」
ぴしい。
音を立てて服部君が凍るのがみえた。
「漢字だよ、漢字の覚え方・・ってのともちょっと違うかもしれないか。
やらなかったか?ガキの頃。どっちかっていうと黒羽の専門分野かな」
「・・・まさか・・馬の又に虫が入って『騒』ぐ・・とか十日十月『朝』
が来た・・とかそーゆーのんじゃ・・」
「何だ、知ってんじゃん」

 他のホームページで、漢字の覚え方がいくつかまとまって出てきたのが、上の例でした。小説のようですが、「漢字の覚え方」という言葉が入っているのでインターネットの検索でヒットしたわけです。
 漢字はおわかりでしょうか。整理してみると、
「イトーハムの心」=「総」の覚え方
「イノチはAOP」=「命」の覚え方
「むつきひーひーどどんがどん」=「熊」の覚え方
「イチクチソイチイチノメハ」=「頭」の覚え方
「馬の又に虫が入って『騒』ぐ」=「騒」の覚え方
「十日十月『朝』が来た=「朝」の覚え方
ということです。
 「熊」の字は、わたしが小学校のときには「ムツキテンテンヒヒテンテン」と言っていました。「十月十日で朝」というのも記憶にありますね。

 この小説らしきもの、わたしの趣味ではありませんが、いったいどういう種類のサイトなのか、階層をさかのぼって見ていくと、

ようこそおいで下さいました
ここは、『名探偵コナン』のFANサイトです
Girls Only ですので、宜しく御了承ください

というページにぶつかりました。オジサンのわたしは、悪いことをしていたわけでもないのにドキッとしてしまい、早々に退散することにしました。このホームページは、「名探偵コナン」のファンサイトで、そこに学園探偵ものらしい小説が掲載されていて、名探偵が暗号の謎を解くと、それは小学生の漢字の覚え方であった、というわけでした。興味のある方は、http://members.tripod.co.jp/haruki_s/4869/waka1.htm をどうぞ。(※05/07/07現在、このページにはアクセスできません。)

 その他のホームページでは、単発的な事例ばかりで、あまり収穫はありませんでした。拾い集めたものを紹介します。

「挨拶(あいさつ)」:「むやみにくった」
 これは手偏を別にして覚えるわけです。

「愛と恋」:愛は真心、恋は下心
 確かに「愛」には真ん中に心があって、「恋」の心は下にあります。しかし「恋は下心」と言ってしまっていいのか、という気がします。

「鬱」:憂鬱の鬱ですが、これは三種類もありました。ひとつはテレビの「伊東家の食卓」で教えていたそうです。
  1:林に空き缶 を捨てたら、環境破壊で『凶』で、ヒ~~~
  2:リンカーンはアメリカンコ ーヒーを三杯飲んだ。
  3:きかんじゅう、わっと驚く米屋さんのヒサン

「麗しい(うるわしい)」:鹿がめがね掛けて、私きれい?
「驚く(おどろく)」:ケイマに驚く
 小学校のとき、わたしの先生は「馬が敬礼したら驚くじゃろ」と教えてくれました。このふたつは、動物シリーズですね。

「死」:横棒でターっと叩いたらヒーって死ぬ
 これこそ現代風で身も蓋もありませんが、小学校低学年には意外にいいかもしれません。

 なかなか「瓜に爪アリ、爪に爪なし」のような優雅な覚え方は見つからないものです。

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