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2007年10月 6日 (土)

本のジョーク 2

 本のジョークをもう少し。(「本のジョーク」というカテゴリーを作りました)

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ハウツー本

 お金なしでしあわせにくらす方法。ただし本の代価は十ドル。

まとめて買えば

 一週間で四キロやせます、という広告の本。
「四冊ください」

(以上いずれも松田道弘『ジョークのたのしみ』ちくま文庫)

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 実用書にもいろいろあります。

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手引書

 サハラ砂漠のまっただ中で車がエンコした。
「そうだ。確か『応急修理の手引書』がどこかにあったはずだ」
 ドライバーはゴソゴソ捜し回り、その本を見つけ出すのに成功した。そして第一ページを開き、読み始めた。
『点火装置(プラグ)とラジエーターをまず点検してみてください。もしそれでも動かないようであれば、最寄りの整備工場にご連絡ください』

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク9』P144)

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 この話とまったく同じことが、パソコンではしばしばあります。そもそもパソコン起ちあがらないのに、「詳しい説明はオンラインヘルプをご覧ください」というやつ。ジョークどころか、腹がたってきます。

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読書

 ある酔っぱらいがよろめきつつ家に帰る道すがら考えた。どうやったら妻にこの状態を悟らせないようにできるか。
「家に帰って読書をしているふりをしよう」と彼は決心した。「読書をしている酔っぱらいなんて聞いたことがないものな」
 しばらくたって、彼の妻は書斎で物音を聞いた。
「一体全体、そこで何をしているの?」と彼女はたずねた。
「読書だよ、きみ」と夫は快活に答えた。
「全く、あなたって人は!」──書斎のドアから中をのぞいた妻は言った。
「その電話帳を閉じて、早く寝なさい」

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク3』P11)

 妻君が言った。
「冬のリゾートがみんな載っていてどこに行けばいいか、すぐに決められるような本があればいいのにねえ」
 夫がこたえた。
「本なら一冊ちゃんとあるじゃないか。あれを見ればどこに行っちゃいけないかすぐにわかるよ。うちの貯金通帳って本だがね」

(植松黎編・訳『ポケット・ジョーク9』P124)
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 なんとなく身につまされます。

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