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2007年10月 2日 (火)

現代風漢字の覚え方

それは混み合った学食の中で聞こえて来た。
「イトーハムの心ってなんや?工藤。」
「はあ?!」
「イノチはAOPってなんやと思う?黒羽。イノチはライフやんなぁ?」
「・・・」
「むつきひーひーどどんがどんってなんやろなあ?」
(中略)
しばらく黙っていた工藤君が口を開いた。
「イチクチソイチイチノメハ」
「はあ?」
「イチクチソイチイチノメハ。は頭ってことだろ。」
「・・・・・それって・・」
ぴしい。
音を立てて服部君が凍るのがみえた。
「漢字だよ、漢字の覚え方・・ってのともちょっと違うかもしれないか。
やらなかったか?ガキの頃。どっちかっていうと黒羽の専門分野かな」
「・・・まさか・・馬の又に虫が入って『騒』ぐ・・とか十日十月『朝』
が来た・・とかそーゆーのんじゃ・・」
「何だ、知ってんじゃん」

 他のホームページで、漢字の覚え方がいくつかまとまって出てきたのが、上の例でした。小説のようですが、「漢字の覚え方」という言葉が入っているのでインターネットの検索でヒットしたわけです。
 漢字はおわかりでしょうか。整理してみると、
「イトーハムの心」=「総」の覚え方
「イノチはAOP」=「命」の覚え方
「むつきひーひーどどんがどん」=「熊」の覚え方
「イチクチソイチイチノメハ」=「頭」の覚え方
「馬の又に虫が入って『騒』ぐ」=「騒」の覚え方
「十日十月『朝』が来た=「朝」の覚え方
ということです。
 「熊」の字は、わたしが小学校のときには「ムツキテンテンヒヒテンテン」と言っていました。「十月十日で朝」というのも記憶にありますね。

 この小説らしきもの、わたしの趣味ではありませんが、いったいどういう種類のサイトなのか、階層をさかのぼって見ていくと、

ようこそおいで下さいました
ここは、『名探偵コナン』のFANサイトです
Girls Only ですので、宜しく御了承ください

というページにぶつかりました。オジサンのわたしは、悪いことをしていたわけでもないのにドキッとしてしまい、早々に退散することにしました。このホームページは、「名探偵コナン」のファンサイトで、そこに学園探偵ものらしい小説が掲載されていて、名探偵が暗号の謎を解くと、それは小学生の漢字の覚え方であった、というわけでした。興味のある方は、http://members.tripod.co.jp/haruki_s/4869/waka1.htm をどうぞ。(※05/07/07現在、このページにはアクセスできません。)

 その他のホームページでは、単発的な事例ばかりで、あまり収穫はありませんでした。拾い集めたものを紹介します。

「挨拶(あいさつ)」:「むやみにくった」
 これは手偏を別にして覚えるわけです。

「愛と恋」:愛は真心、恋は下心
 確かに「愛」には真ん中に心があって、「恋」の心は下にあります。しかし「恋は下心」と言ってしまっていいのか、という気がします。

「鬱」:憂鬱の鬱ですが、これは三種類もありました。ひとつはテレビの「伊東家の食卓」で教えていたそうです。
  1:林に空き缶 を捨てたら、環境破壊で『凶』で、ヒ~~~
  2:リンカーンはアメリカンコ ーヒーを三杯飲んだ。
  3:きかんじゅう、わっと驚く米屋さんのヒサン

「麗しい(うるわしい)」:鹿がめがね掛けて、私きれい?
「驚く(おどろく)」:ケイマに驚く
 小学校のとき、わたしの先生は「馬が敬礼したら驚くじゃろ」と教えてくれました。このふたつは、動物シリーズですね。

「死」:横棒でターっと叩いたらヒーって死ぬ
 これこそ現代風で身も蓋もありませんが、小学校低学年には意外にいいかもしれません。

 なかなか「瓜に爪アリ、爪に爪なし」のような優雅な覚え方は見つからないものです。

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