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2008年12月 9日 (火)

沖縄旅行1 格安ツアー

 沖縄旅行に行ってきました。十二月四日から七日までの三泊四日。最近新聞広告でよく見る格安のパックツアーです。
 参加料金は一人33,000円(二人一室)で朝食三回夕食二回つき。これにオプショナルツアーと入園料などの別料金を一人8.000円くらい払って、それでも一人41.000円です。あとかかったのは自前の食事と土産代のみ。
 これで添乗員つき、二日間はバスガイドつきで、南部のひめゆりの塔から北部の海洋博記念公園まで、沖縄本島をひととおりまわってきました。

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 飛行機代はいま、早割りだなんだといろいろありますが、割引のない普通運賃は、乗っていった全日空で羽田から那覇まで、片道40,900円、往復73.800円です。
 ツアー料金(ホテル三泊と飛行機代+α=33,000円)のうち、航空会社の取り分はおそらく一万円くらいではないでしょうか。

 昔、早割りなどの割引や格安航空券がなかった頃、沖縄出身の女性と結婚した友人は、子供三人連れて里帰りすると、一回分のボーナスが飛んでしまうと言っていました。
 うちの奥さんの母親は北海道の出身でしたから、北海道に親戚がいます。冠婚葬祭のうち婚礼や祭事は日どりが事前に決まるから早割りで行くこともできますが、危篤だ、葬式だというとすぐ駆けつけなければなりません。これは今でも、高い正規料金で、しかも混んでいるときは空席待ちをして飛んでいきます。

 今回の沖縄行きでも空席待ちの客へのアナウンスが流れていました。中には親が死にそうな人がいたかもしれません。一万円の物見遊山の客で席がいっぱいで、緊急の客が七万円で空席待ちというのは、なんだか理不尽な気がします。この料金の格差はいったいなんだろうと考えてしまいます。

 以下の数字に特に根拠はありませんが、もともと正規運賃というのは、乗車率(乗機率か)が50とか60%くらいで収支がまかなえるくらいに定められているのではないでしょうか。それを越えた40%の席の料金がもうけになる。だからそこは空席にしないで、半額でもいいから乗れるだけ乗せたい。そのあたりから団体割引だ、早割りだと始まったのでしょう。それが今回の沖縄行きの便など、大半は団体、割引ツアー客のように見受けられました(プレミアムシートの方は知りません)。
 割引料金の客が主流になれば乗機率50や60%ではとても採算はとれず、常時90%を越えるくらいでないと引き合わなくなってしまうでしょう。安い料金でどんどん乗せて乗機率を上げ、正規料金を払う緊急の客が圧迫されることになってきます。

 実際には乗らない人=旅行会社が安く買い占めて、サヤを取って、実際に乗る人に売る切符が主流になって、緊急の需要に影響をあたえているわけです。現在、金融不況で、金融経済が実体経済に影響云々という話を思い出します。
 まあ、わたしも安いからこのツアーに参加したわけだし、緊急の空席待ちの方に席をおゆずりしたわけでもありませんから、文句を言うつもりはありませんが。

 格安ツアーと言えば、ついてまわるのが買い物です。
 今回、那覇空港に降りてから一番に連れて行かれたのは、なんと免税店のDFSでした。日程の都合で最終日の予定が繰り上がったのですが、観光もなにもなく、いきなり買い物、それも沖縄とは関係ない、グッチだ、シャネルだ、とは。われわれ夫婦には用のない店でしたが、他の人はどうだったでしょうか。

 翌日から行った店は、ガラス細工、泡盛、パイナップル、御菓子、黒糖など。工場見学は観光でもあるけれど、少し省いて海洋博公園など主な観光地での滞在時間をもう少し増やしてくれたほうがありがたかった。しかし、ツアーの一行には、着くたびに何かしら買っている人もいましたし、これがツアー料金を安くできる一因なのでしょうから、これにも文句は言えません。

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