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2009年7月

2009年7月30日 (木)

本棚を作る 4

本棚を実際に作る(続き)

3 塗装する

 これが苦手です。

 本を読んでも、 「清く正しい本棚の作り方」や「VIC's D.I.Y.」を見ても、 塗装は、
1 下地処理(パテによる穴埋め、サンドペーパーがけ)
2 重ね塗り
の作業を、時間をかけて、繰り返し丁寧に行うことが大事だと書いてあります。
 ところが、組み立て終わると、もうできたような気になって、すぐにも本を並べたくなります。だから塗装は一気にエイヤッとすませたい。サンドペーパーがけを適当にすませて、重ね塗りも一回目が十分乾かないうちに次を塗りたくなったりして、しまいには多少ムラがあっても、実用にはさしつかえないからこれでいいや、になってしまいます。
 ていねいにきちんと仕上げることが重要である、とわたしも書いておきましょう。

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  水性の着色ニスを使っています。

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 今回はいちおう三度塗りで仕上げました。

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4 上下を連結する

  塗装がおわったら裏板をはります。

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 これで、上下を組めばできあがり。

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 実際に部屋に置いてから、ネジ、金具で上下を連結します。さらに置いた場所に合わせて、耐震対策として、柱や壁に金具などで固定します。

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 実際に本を入れたところ。写真がぱっとしませんが、このくらいは入るという見本です。ようやく本棚が完成しました。

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2009年7月26日 (日)

本棚を作る 3

本棚を実際に作る

 設計図(本棚を作る 2)の本棚を実際に作っていく過程を紹介します。

1 部材をそろえる

 前に書いたように、まずホームセンターでラワン合板を3枚買います。前に紹介した「清く正しい本棚の作り方」には、建材店で買え、ホームセンターの特売品には手を出すな、シナベニヤがいい、と書いてあります。
 それはたしかにそのとおりですが、価格の問題、実用十分の観点から、通常のラワン合板にします。さすがにコンクリートパネル(通称「コンパネ」)はつかいません。

 それを木取図に従ってカットしてもらいます。「清く正しい本棚の作り方」には、建具屋へ行って切ってもらえと、次のように書いてあります。

 先日描いた「木取り図」を手に添えて、にこやかに笑いながら こう聞いてみる。

 「おたくでは、サブロクを コンマ5で切れますか?(^_^)」

 万が一この質問に職人が答えられなかったとしたら、残念ながらそこで材料を切ってもらうことは諦めた方が良い。質問の意味すら判らない様子なら、なおさらその職人は怪しい人だから敬遠すべきである。

 「サブロクを コンマ5で切る」と言えば、それは「サブロク(合板のタテの1820ミリ)を コンマ5(ミリ以下の精度)で切る」という意味だ。この要求を呑めないような建具屋は、清く正しい建具屋だとは到底言えない。「ウチはコンマ2で切っちょる!」などと大見得を切る職人なら信用しても良く、「そんなこと、当たり前じゃねぇか」と言わんばかりの顔をして、無愛想に木取り図を覗き込んで来たかと思ったら、こちらの質問には一切答えず、「のこしろは何ミリ取ってあんだ?」などと「核心部分」だけを不機嫌そうに尋ねてくる職人こそ「本物」である(^_^)。 材料の切断は、全面的にその職人の腕に頼らせて頂くことにしようではないか。

 うらやましいですね。わたしも一度言ってみたい。職人さんにあれこれ言って、気に入ったように作ってもらう。──理想ですが「窮々自適」ではそうもいきません。ここは我慢して、買ったホームセンターで切ってもらいます。
 昔は、専門の店員さんがやってくれましたが、最近は、アルバイトのお兄さんかパートのおばさんとおぼしき人までが、パネルソーという、回転ノコ刃が上から下に移動して木材を切断する機械を操作して切ってくれます。だから「サブロクをコンマ5で切れますか」と言っても、まず話が通じません。
 木工の図面はミリ単位で書いてあることが多いけれど、「これを564ミリで切って」と言ってもキョトンとした顔をされます。「56.4センチ」と言い直すと、ああそうかと納得してくれます。木工とか建築の世界で仕事をしている人たちではないのです。誤差1ミリ以内で切ってもらえれば良しとしましょう。パネルソーをちゃんと操作できれば、コンマ2ぐらいで切れるそうです。

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 作業台の上にのっているのが、ホームセンターで切ってもらった、おおむね本棚ひとつ分の部材です。手前一番上の板の斜め切りは電動丸ノコで自分でやりました。 

 実はこの部材、通常のラワン合板ではなく、ランバーコア合板というものです。ベニヤ板は薄板を何枚も重ねて貼りつけた物ですが、これは中に軽い木の芯材のようなものが入っています。一見ふつうのベニヤですが、切り口はこんなふうになっています。

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 このまま仕上げるのはあんまりなので、組み立てた後、木口テープを貼っています。

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木口テープ

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 テープを貼ると、だいぶ感じがよくなります。

 この合板をホームセンターで見つけ、一度使ってみたら、強度はなんとか大丈夫そうなので、安いし軽いし、その後これを使っています。シナベニヤの半額ぐらいです。
 高くても仕上がりの美しさをとる場合もあるでしょうが、古本収納用がほとんどなので、今のところこれで実用十分です。

2 組み立てる

 組み立て方については、「清く正しい本棚の作り方」がとても参考になります。
 あと、わたしがいつも勉強させてもらっている「VIC's D.I.Y.」 http://vicdiy.com/ というホームページがあります
 ・高価で設置場所に困る道具・工具は使わない!
 ・
屋内作業が主ながら専用の工作室を必要としない!
 ・高度で難易度の高いプロの技術を必要としない!
ことをポイントとしながら、精度の高い家具の作り方やいろんな工作を紹介されています。最近はLEDを使った電子工作に熱中されているようで、わたしはそこまではできませんが、木工について参考になる記事が満載です。
 
「VIC's D.I.Y.」 でもシナベニヤを推奨されています。資金にゆとりがあるときはシナベニヤを使いましょう。

 組立の基本的なところは、これらのホームページを見てください。

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 側板に棚板をネジで固定するとき、こんな治具を使って下穴をあけています。
 下の写真の一番上に乗っている、側板と同じ幅の板の端に穴をあけただけのものです。これを棚板がくる位置にあてて、電動ドリルで下穴をあけます。
 下穴がなくても割れることはないのですが、こうするとネジの場所を決めるのが楽で、側板のネジの位置が揃ってきれいです。
 ネジは、板厚18mmのだいたい3倍くらいということで、55mmのコーススレッドを使っています。

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 さて上下とも組み立てが終わりました。

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 下の側板には直径8mmのダボを入れました。

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 当然、上部の底には、このダボに見合う穴が掘ってあります。位置をあわせて穴を掘るには専用のマーキングポンチという治具を使います。これは「VIC's D.I.Y.」のmini-Shopで購入しました。
 使い方など詳しい解説は、下記にありますので、そちらをご覧ください。
http://vicdiy.com/zairyo_knowhow/004/004.html

 上下をあわせると、こんな感じになります。

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(続く)

 DIY関係の本は、なむや文庫でどうぞ。

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2009年7月24日 (金)

その他の野菜や花

 今年の夏野菜のできは上々です。御三家のキュウリ、トマト、ナスはもちろん、スイカは乞うご期待、その他のものあれこれとれはじめました。

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 ウリはここまで色づきました。おいしそうなので、ひとつとって食べてみたら、まだ早く、甘さが少し足りませんでした。次回は大丈夫でしょう。

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 ササゲ。華厳の滝という品種だそうです。

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 モロッコインゲン。太りすぎでしょうか。

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 ゴーヤ。これがたくさんできました。
 昔は、沖縄旅行に行ったときとか、本土の人は一生に一度くらいしか食べなかった珍しい野菜だったと思うのですが、近年普及して、もう七生報国しても余りあるくらいゴーヤを食べました。やっぱり苦い。

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 袋をとおして赤くなっているのがわかります。桃です。もう少し。

 花も咲いています。

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 ユリ。「カサブランカ」というそうです。

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 ソテツも元気です。右が雄花、左が雌花です。

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2009年7月23日 (木)

南無谷夏祭り

 7月18日(土)~19日(日)は、富浦町のお祭りでした。

 くわしいことまではわかりませんが、各地域ごとに御神輿や山車が出て、地域を練り歩いています。そしてそれが、夕方一カ所(市役所前広場)に集結して、にぎやかにお祭りが行われます。

 南無谷からも御神輿と山車が出ます。

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 地域の豊受(とようけ)神社に子供神輿がお詣りしています。

 祭りが近くなると、夜には、この神社からはお囃子の音が流れてきます。
 音に誘われて一度見に行ったら、境内の集会所で、子供の太鼓と笛の稽古が行われていました。子供たちが太鼓の前に列を作って、交代で稽古をしています。中には、俺ってこういうこと苦手なんだよなあ、みたいな子もいましたが、おおむね生き生きと楽しそうに叩いていました。笛の稽古をする子もいました。
 なるほどこうやって小さい頃からまわりの大人に教わって、祭りに参加してるんだ、と感心しました。太鼓を叩いて、笛を吹いて、大きくなったら神輿の担ぎ手になるのはあたりまえ、みんな自然にそう育っていくのでしょう。

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 これが大人の神輿。ふだんの南無谷には、これだけの若い衆はいません。東京あたりで働いている人たちが、お祭りに帰って来ているのだそうです。
 ここで育った人たちが、年に一度、神輿を担ぎに帰ってきて、昔の友達とにぎやかにお祭りで騒ぐ。楽しいでしょうね。
 日本中どこでも、若者は都会へ出ていかないと生活できない時代ですが、こうやって自分の生まれ育った地域とつながっているのは、すごくいいことだと思います。
 ここは東京に近いから、それが可能だということもあるのでしょうが。

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 山車が国道へ繰り出していきます。
 山車や神輿が国道を練り出すと…

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 この国道、この時期の土日には、南房総全域のあちこちでお祭り渋滞が起きます。
 わたしも何度か遭遇しました。

 でも、年に一度、お祭り優先もいいんじゃないでしょうか。

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2009年7月21日 (火)

スイカ鈴なり空中庭園

 十日ぐらい間をおいて南無谷へ来ました。
 心配だったのはスイカのこと。そうしたら…

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 スイカが鈴なりの空中庭園になっていました。
 下の写真は裏から見たところ。

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 これはバビロンの吊り庭、空中庭園か、と言うのは、あまりにもオーバーで、バビロンをなめるんじゃないと言われそうですが、まじめな話、感動しました。ともかく、見上げると頭の上からスイカの実がぶら下がっているんです。生まれてはじめて見る光景です。

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 そして前回カゴに入れたあのスイカは、カゴからはみ出しそう。直径20センチくらいに育っています。

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 他のスイカも無事大きくなってくれるよう、うちの奥さんががんばって、実を袋(ネット)に入れてぶらさげました。上の写真のスイカは、カゴを一回り大きいのに取り替えました。

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 あまり聞いたことはないけれど、スイカの袋かけです。

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 さてこれからどうなるのか。ぶらさがっている実が、全部食べられるくらいになったらすごいけれど、もしそうでなくても、今年のスイカの空中栽培は、この景色が見られただけでも、かなり納得しました。
 またしばらく間をおかないと来られないので、その間に何が起こるかわかりませんが、あの大きいのは、次回にはきっと食べられることでしょう。他のぶらさがりスイカはどうなっているか、楽しみです。

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2009年7月19日 (日)

ページストッパー

 百円ショップでこんなものを見つけました。

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 ページストッパー。電車の中で本を読むとき、片手で開いた本を押さえる道具だそうです。知的生産用具のひとつ?

 昔、たしか紀田順一郎の読書入門関係の本の中に、吊革につかまって本を読むときの指の使い方の図解があったように覚えています。
 通勤電車の中は貴重な読書の時間で、いつも片手で吊革、片手で本を持って読んでいました。熟練の結果、大きな本でなければそれほど苦労せずに指で頁を押さえて読めました。でもこれを使えばもっと楽に本が読めるかのもしれない。
 ためらわずに買いました、百円ですから。

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 上の写真のようにして使うそうです。
 慣れないせいかちょっと落ち着きません。ページをめくるときにひっかかりそう。慣れればいいのでしょうが。
 それより人前でこれを出して指につけて本を読むのが、やっぱり恥ずかしそうです。今は電車の中で化粧はおろかおにぎりを食べる女性までいる世の中ですから、これくらいで恥ずかしがっていてはいけないのかもしれませんが。

 そう言えば、昔、電車の中で隣り合わせた女性が、S字フックを取り出して吊革にかけ、そこへ手提げバッグをぶらさげたときは驚きました。なるほどたしかに片手はあきます。でも吊革って、物をぶらさげてもいいんだっけ。そんな規則はないのかな?
 ひょっとするとこれは、女性週刊誌かなんかで生活の知恵として紹介されていたりして、これから流行るんだろうか。そうすると満員電車の吊革には手提げ袋やスーパーのレジ袋なんかがぶらーりぶらり。へたに坐ると目の前で買い物袋がゆらゆら揺れる、そんなことになるんだろうか。ちょっと心配しましたが、幸いなことにその後、特に流行ったりはしませんでした。

 ともかく今は退職して、通勤電車に乗らなくなった身の上ですから、ページストッパーも特に必要はありません。今度出かけるときに持っていってみようかな、とも思いますが、人前でやってみる度胸があるかどうか。 

 とりあえず引き出しに入れて、しまっておきます。

 

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2009年7月16日 (木)

本棚を作る 2

自分で作る本棚の設計

 自分で実際に作る本棚は、次のように考えました。

1 高さとかたちは日垣隆の「理想の本棚」に基づく。
2 材料は18㎜厚のラワン合板を使用する。
3 強度を保つため、横幅は60cmとし、可動棚は作らず、すべて固定棚とする。

 これまでの経験によれば、横幅を90cmにすると、どうしても棚板がたわんできます。21mm厚の合板なら、と思わないでもないけれど、厚くすればするほど材料費が高くなります。18mm厚で60cm幅ならまず大丈夫だろうと、この大きさに決めました。
 ダボを使って可動棚を作ることもできますが、作業が面倒になるうえ、どうしても強度は弱くなります。それに本にあわせて高さを調節できるのは確かに便利ですが、本棚自体の高さが限られているので、下の方を大きな本にあわせて広くすると、上の方にはしわよせがきて小さな本しか入らないということになります。どうせいくつも本棚を作ることになりますから、必要に応じて本棚ごとに高さを調整することにして、全部固定棚にします。

 経費のこともありますし、わたしの腕前のこともありますから、「理想の本棚」ではなく、あくまで「実用十分」の本棚をめざします。多少のことは気にしない、ということです。

 これがその本棚の設計図です。
 例によって厳密な図面ではありませんが、クリックして拡大画像をごらんください。

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本棚設計図

 上下に分けて作って、後で組み立てます。
 上下は、ダボとネジと金具で連結します。

 これを作るための合板の木取り図がこれです。
 いわゆるサブロク合板(約910㎜×1820㎜)3枚から、本棚2個分の材料を取ります。
 文庫本専用にして棚数を増やす場合には、増やす棚板の分だけ、材料が別に必要になります。

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 ホームセンターで合板を買って、切ってもらいます。通常、一切り50円~100円くらいの手数料がかかります。斜め切りはやってくれませんので、これは自分でやります。
 裏板には別に2.5mm厚のベニヤが3枚必要です。

 棚板の間隔については、次のような寸法表も作ってみました。

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本棚寸法表

 文庫本収納用なのか、単行本中心に入れるのかなど、必要にあわせて調整して作ります。
 しかし、いくつも作って並べる場合には、全体の高さは一定にしておかなければなりません。下から必要な高さをとっていくと、たいてい一番上は半端な高さの棚になります。調整して、有効に本が入るようにします。それで多少不揃いなところができても、それはしょうがない。「実用十分」で、余り気にせずにいきます。

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2009年7月13日 (月)

期待の瓜たち

 7月5日から8日まで、南無谷へ行ってました。ちょっと雨に降られました。雑草もすごいが、畑の瓜たちもふくらんできました。これからが楽しみです。

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 空中栽培のスイカには、うちの奥さんがカゴをしつらえてやりました。直径15センチ近くまでになりました。もう一つあった小さいほうの実は、どういうわけか黒くなってしなびてしまっていたので、今のところ、これひとつですが、うんと小さいのがいくつかあるので期待しています。

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 これは、うちの奥さんはナニウリを植えたのか覚えていないそうですが、長さ8センチくらい。四つあります。
 胡瓜(キュウリ)もどんどん大きくなって、留守して収穫できないでいるとオバケキュウリになっています。

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 これは瓜ではなくペピーノという南国フルーツだそうですが、実の感じは瓜に似ています。まだ食べられません。

 なんとなく、
「瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声」
と言ってみたくなる気分です。

  夏野菜を収穫しました。

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 花も咲いています。

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 これはトケイソウと言うそうです。なるほど。

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 オシロイバナは勝手に増えて困りものですが、咲けばそれなりにきれいです。これまで赤と白しかなかったのに、突然、黄色いオシロイバナが咲いていました。

 庭に出ればすぐ蚊に刺されます。クモもカマキリもバッタも元気です。サトイモの葉をこんな虫が食い荒らしていました。

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 幼虫図鑑(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html)で調べてみると、セスジスズメというスズメガの幼虫らしいです。あんまり芋虫にくわしくなるつもりはないのですが…

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2009年7月11日 (土)

メルヴィル『白鯨』

 メルヴィル『白鯨』(幾野宏訳、集英社版世界文学全集38、1980)を読みました。これは読書会酣(たけなわ)の7月11日の会の課題図書です。用あって会には出席できませんが、提出用にまとめた読書感想文です。

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左:河出書房新社版、右:集英社版

 高校生か大学生だったときに読んでいるので、四十年ぶりの再読です。昔は河出書房版の阿部知二訳で読みましたが、今回は集英社版にしました。
 この小説の特徴であり面倒くさいところでもある鯨の百科全書的な部分を、若かったときは、けっこう楽しみながら一気に力業で読み切ってしまったと記憶していますが、今回は面倒なところにさしかかるたびに、とろーりとろりと睡魔に誘われ、読み終えるまで意外な時間がかかってしまいました。体力気力とも若い頃とはちがいます。

 この小説をきちんと全部読んだ人は少ないでしょうが、マンガや子供向きに書き直された本で、あらすじは誰もが知っていると思われます。
 上の集英社版の帯にはこう書いてあります。

巨鯨を追う船長の壮絶な戦いを描く!
エイハブ船長は、自分の片脚を奪った白鯨を追って、復讐の鬼と化した。海洋を舞台に人間と白鯨の壮絶な死闘が展開する…。

 なによりもこれは海洋冒険小説です。語り手のイシュメイルは、陸上には興味を引くもののがなくなったからと、船員になって水上の世界へ乗り出していきます。怪しげな船員旅館に泊まり、南の島から来た蛮人にして銛打ちの名人クイークェグと出会い、捕鯨船ピークォド号に乗り組むまでのところなど、大きな冒険が待ち受けている期待にわくわくさせられます。クイークェグが銛打ちの妙技を発揮する場面には、子供の頃読んだマンガで胸踊らせたことを、おぼろげに思い出します。

 クイークェグの他にも、一等航海士の沈着冷静なスターバック(あのコーヒー屋のスターバックスは、ここから名前をとったそうです)、二等航海士ののんきなスタッブ、三等航海士のフラスク、銛打ちにはアメリカ・インディアンのタシュテゴ、巨大な黒人のダグーと乗組員は多士済々。ナンタケットの港を出てからおもむろに真打ちエイハブ船長が登場し、船倉からは隠れていた拝火教徒のフェダラーの率いる謎の東洋人の一行までが現れる。
 まったく魅力的なキャラクターの登場人物たちです。だから、世界の海を経巡り、めざす白鯨モービー・ディックと出会って死闘を繰り広げるまで、息をも継がせず血沸き肉踊る冒険活劇が繰り広げられるかと思うと、ところがそうはなりません。
 冒頭の「語源の部」「文献の部」からはじまって、話の筋とは直接関係ない「鯨学」とか捕鯨の歴史、鯨の生態、解剖学など、百科全書のような、考証のような雑学のような、随筆のようなあるいは哲学のような章が全体にちりばめられていて、話の展開がそこらじゅうで中断されています。おまけにエイハブの言葉は大時代的でもったいぶっていて、読むのに骨がおれます。わたしもついつい読みながらとろーりとろりとしてしまったのでした。

 サマセット・モームは『世界の十大小説(下)』(西川正身訳、岩波新書、1960)で、メルヴィルは、いわばその最善を尽して読者の楽しみを妨げているらしいと、述べています。

なぜメルヴィルが、ところどころで物語の手を休めては、その大きさ、骨格、愛の営みなど、鯨の博物学を扱った章を挿入して、読者にせっかく呼び起こした興味を失わせるといった、犠牲を払うようなことをあえてしたのか、どうもよく分らない。『世界の十大小説(下)』(P107)

 そして、他の多くの独学の人と同様、メルヴィルもまた苦心の末ようやく身につけた知識を必要以上に重要視し、その知識をひけらかしたいという誘惑に抵抗することができなかったからにすぎないと思う、とまで書いています。しかし、メルヴィルはこんな風に書きたかったのだし、あとは読者の側がこれを受け入れるかどうかの問題だとも書いています。(前掲書P108から109)

 わたしも、この余計な部分を全部とり、純粋の活劇に仕立てたら立派な海洋冒険小説になって、売れない作家で終わったというメルヴィルも一躍人気作家になったのではないかと思います。そして『白鯨』は、冒険小説の名作の一つとして残ったでしょう。
 しかし、メルヴィルは、死後、1921年にレイモンド・ウィーヴァーという学者が評伝を出すまで、海洋冒険譚を書いた群小作家の一人にすぎませんでした。そしてこの評伝が契機となって世界的な作家として認められていくのですが、そうなったのは『白鯨』が単なる海洋冒険譚ではなく、ひょっとすると、わたしが「余計な」と言った部分が含まれているからこそなのではないでしょうか。

 海について、鯨の群について、天空について、歴史について、ゆったりといろんなことを瞑想しながら、そしてとろーりともしながら、白鯨を大洋に追いかけけていく物語を少しずつ読み進んでいくと、たしかに、筋の展開をひたすら追いかけていく現代の活劇小説とは違った、古典的というべき世界がひろがっていきます。そしてその中で、話は単なる怪物退治を超えて、世界とは何か、善とは悪とは何か、白鯨が悪なのか、エイハブが悪なのか、神は白鯨なのか、それともエイハブに宿るのか、大きく広がっていずれともわからぬまま、壮絶な戦いの末、イシュメイルを除いてすべては大洋の中へ消えていきます。
 何者かはわからないが、たしかに巨大なものが世界に存在しており、それに戦いを挑んでいるものがいることを感じ、考えさせてくれる作品です。話の筋に「余計な」ものが加わることで、小説の柄が大きくなっているのです。名作とされる所以でしょう。

 この「余計な」ものに関して、池澤夏樹は『世界文学を読みほどく』(新潮選書、2005)の中で、『白鯨』はデータベースである、と言っています。データベースとは羅列であり、世界は樹木状のディレクトリとして認識できるような構造をもっていないとメルヴィルは言いたかったから、鯨百科の羅列があるのだ、新しすぎたのだというのです。
 これは白鯨=鯨百科の羅列=データベースという自分の思いつきに引きずられすぎのように思えます。メルヴィルはやはり世界のディレクトリ=構造をとらえたかったのでしょう。鯨をとおして、時間を、空間を、全体をとらえたかったのでしょう。それに成功しているとは言えませんが、なにかしらよくわからないものを感じさせてくれるところまでは行ったのではないでしょうか。

 あとは、白鯨モービー・ディックとはなんなのか、エイハブ船長とは誰なのか、という問があります。いろんな説があるようです。
 しかしこれについては、イシュメイルとは「創世記」のイシマエルに相当し「追放者」のイメージを負うとか、エイハブとは旧約「列王紀」のイスラエル王アハブのことである、と言われてもなんのことか見当もつかない、薄弱な知識しかないので、神だ悪魔だという話には、かかわらないことにします。
 モームもこう書いています。

 それにしても、『モウビー・ディック』が、そこにどのような寓意ないし象徴が託されていようといまいと、そんなことには少しも煩わされないで読むことが、しかも絶大な興味をもって読むことができるのは幸いである。(前掲書P106)

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 また、捕鯨についてあれこれ書いてあるのを読み、子供の頃、少年雑誌でよく捕鯨船団の紹介記事、キャッチャーボートの絵や写真を見たことを思い出しました。鯨の肉だけではなく、骨からヒゲや皮まで、いかに無駄なく有効に利用しているか、細かく図解されていました。プロ野球の大洋ホエールズは少々負けたところで、鯨を何頭か余計にとってくれば経営は大丈夫だ、なんて話もあったように思います。

 昔、ハワイでホエール・ウォッチングに参加したとき、ガイドの白人のおばさんが、今日ここで鯨に会ったことを一生忘れないでね、とか、聖なる動物に巡り会えたことを感謝しましょう、みたいなことをしゃべっていて、異様に感じたことを覚えています。
 こちとら子供の頃から鯨食って育ってるんだ。そんなあがめたてまつるようなもんかい。南国土佐の生まれじゃないけれど、おらんくの池にゃ潮吹く魚が泳ぎよるんじゃ。
 『白鯨』に書かれているような無駄の多い捕鯨をやって乱獲しておきながら、今頃勝手にあがめたてまつって、強硬に捕鯨に反対している国には、一席ぶちたくもなります。でもそれほどの知識があるわけでもないし、まして英語で、となると何も言えませんが。
 

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2009年7月 8日 (水)

川柳・円丈二人会

 前に三遊亭円丈の新作落語をナマで聞きたいと書きました(三遊亭円丈『御乱心』)。そうしたら横浜にぎわい座で「川柳・円丈二人会」があるというので、さっそく行きました。2009年7月4日(土)のことです。

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 チラシにあるとおり売り文句は「六代目三遊亭圓生譲りの古典&十八番新作競演」。

 川柳川柳(かわやなぎ・せんりゅう)は、もと三遊亭さん生と言って円丈の兄弟子だったが、圓生の落語協会脱退騒動のとき、いろいろあって協会に残ったため、圓生から名前を返せと言われ、川柳と改名した。Wikipediaによれば「自他共に認める「落語界の酒豪番付の“悪い方の”横綱」であり、その武勇伝は数知れない」そうです。

 円丈も川柳も、圓生に対しては複雑な思いがあるのでしょうが、その圓生の弟子だったことが今でも売り文句になっているのは、圓生という名前がそれほどのブランドだということです。川柳の弟子の「つくし」まで、「川柳(かわやなぎ)では誰も知らないので、落語家かどうかもわからない。だから「圓生の孫弟子です」と言ってます」と話してました。

 順番と演目は次のとおり。

 ・三遊亭玉々丈 「名古屋版金明竹」…関西弁のかわりに名古屋弁を使ったネタ。円丈が教えたのだろうが、名古屋弁がまだまだ。
 ・川柳&円丈&つくし「オープニングトーク」
 ・川柳つくし    「少子化対策」 …新作。少子化担当相が実績を上げるため子づくりに励む話。 テレビには絶対のせられない。
 ・三遊亭円丈   「居残り佐平治」…フランキー堺が映画『幕末太陽伝』で佐平治をやっていたのを思い出した。あの映画は傑作でした。           
 ・川柳川柳    「首屋」…話の前にメモを見ながらの差別用語漫談が中心。
 ~仲入り~
 ・三遊亭円丈   「夢一夜」…末期ガン患者が畳の上で死にたいと病院を抜け出して暴走する話。
・川柳川柳    「昭和の笑話(しょうわのしょうわ)」…昭和懐古の漫談。

 古典と新作の両方が聞けて、充実していました。
 川柳のは落語というより漫談ですが、昭和懐古の時代劇映画やテレビ初期の話。
 鞍馬天狗が追われて屋根から飛び降りると必ずそこには愛馬が待っている。新撰組はどうして馬に気づかないんだ。旗本退屈男の顔をかすめて矢文が飛んでくる。矢文なんか撃ってないで直接退屈男をねらえばいいのに、といった調子で、わたしはこの手の時代劇を見て育ったくちですから、そうだったそうだったとなつかしく思いながら、涙を出して笑いました。

 お目当ての円丈の新作落語は、とてもおもしろかった。やはりテレビで見るのとは違います。迫力があるし、テンポもいい。
 なるほど過激なストーリイで、桂米丸や三遊亭歌奴の明るくのほほんとした新作落語とはあきらかに違います。時代を画したというのが納得できました。

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2009年7月 5日 (日)

本棚を作る 1

理想の本棚

 本棚には苦労しています。いろんなものを買ってみたり、自分でも作ってみたり。でもなかなか、これはというものがありません。

 本棚は、どういうサイズの本を、どれだけ、どこに置くかで、必要なかたちも大きさも違ってきます。理想的には並べる本と置く場所に合わせて作ればいい。百科事典や全集ものの専用本棚のように、中身が決まっていればかたちも大きさも決まります。
 しかし、ふだん買う本は大きさも数もあらかじめ決まっているわけではありません。シリーズものの一冊だけを買うこともあります。それに叢書ごとに違った大きさの本棚を並べるというのは、見た目もよくないし、余計な場所をとります。
 大きさも数も決まっていない、日々増殖し続ける本に対応するためには、特殊なサイズの本は別にして、ある程度汎用性のある本棚を考えなければなりません。

 自作する前に、当然、買う、または職人さんに頼んで作ってもらうという選択肢があります。けれどもこれには相応のお金がかかります。わたしの「窮々自適」ではむつかしいことです。
 そのうえ既製品の本棚には、なかなかこちらの都合や好みにあったものがありません。

 インターネットで「本棚の作り方」を検索すると、清く正しい本棚の作り方というホームページが出てきます。人気があって、あちこちのブログに引用されています。
 そのはじめのところに、「家具屋の本棚の七不思議」として、こう書かれています。

    (1) 天井まで届く高さのモノがない
    (2) やたら奥行きばかり有り過ぎる
    (3) 肝心の棚板がほとんど太鼓作り
    (4) 不要なガラス窓や扉などが付く
    (5) そのくせ裏板の強度に不安有り
    (6) 上等な品物ほど派手で悪趣味だ
    (7) 息の長いロングセラー品もない

http://www.coara.or.jp/~tt/books/bkshelf/bkfrm.htm

 おっしゃるとおりです。
 そして、これらを考慮して、自作の方法が紹介されている本棚は、

・高さ 2,270mm ×幅 642mm × 奥行 210 m
・下部(高さ1820mm)と上部(高さ450mm)に別れる
・棚は、下部6段、上部2段の合計8段
・21mm厚のシナベニヤ使用

というものです。
 詳しくは上記HPをごらんください。おもしろくて、とてもためになります。わたしもいろいろ参考にさせていただきました。

 この本棚の特徴は、1 天井に届くくらい高い、2 奥行きが薄い、ということです。奥行き21センチはそんなに薄くないのでは、と考える人もいるもしれませんが、これについては、作者がこう書いています。
「(作者の蔵書は)パソコン関連の雑誌が死ぬほど多く、これが収まるのに必要な長さとはピッタリ「21センチ」である。一方、一般的な文芸書や新書本、またはコミックなどでは「15センチ」あれば十分だと言える。」
 使う人の必要十分な奥行きで、ということです。
 市販のスチールの本棚が奥行25センチで、このあたりが日本の本棚の標準になっています。その結果、本の前の空間になにかしら物が置かれるか、さらにその前に本を置いて後ろの本が隠れるか、どちらかになっていることが多いようです。

 わたしは、日垣隆というジャーナリストの愛読者で、そのメールマガジン「ガッキィファイター」の購入者でもあります。そのメルマガで、2005年に、「理想の書棚」の購入があっせんされました。日垣隆については、なむや文庫の今月の本棚でも紹介しました。この人は買い物が好きで、気に入ったものを見つけると、ときどきこういう催しを行います。

Tsukihon0812
日垣隆の本

 日垣隆が考える「理想の書棚」に近いものが見つかったので、それを一部改良してもらい、まとめて発注する、希望者があれば一緒にどうぞ、という趣旨で、このとき提示された「理想の書棚」の条件はこうでした。

1、労せず収納した姿が美しいこと。
2、本が取り出しやすいこと。
3、一般的な書棚より多くの本が収まること。
4、なおかつ、部屋の場所を余分にとらないこと。
5、書物だけでなく、大型パンフやA4系の複写資料も綺麗に収まること。
6、安っぽくなく、むしろ高級感があること。
7、耐震にすぐれていること。
8、だからと言って値段が高すぎないこと。2万円以下が望ましい。
9、その書棚に近づくと嬉しい。初めて見たとき感動できればなお良い。
10、欲しいと思ったらすぐに配達されること

 これもなるほどそのとおりです。(これは日垣隆の『知的ストレッチ入門』(大和書房、2006、P73~74)にも載っています。)

 この条件の本棚の仕様がこれ。
 http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/bookshelf/page.html
 これはもう販売終了していますが、もとになった「ロング書棚」は今もこちらで販売されています。
 http://www.rakuten.co.jp/e-unit/1074002/

 特徴は、
・高さ 2150mm、(平均的日本人が片手を伸ばせるぎりぎりまで)
・下部(高さ750mmくらい)と上部(高さ1400mmくらい)で奥行きが違う
・奥行きは下部が最大295mm、上部が170mm
・棚は、下部は大型本用2段、上部は一般書用6段の計8段。

 日垣隆によれば、日本で書かれた本の奥行きは、その99%が15センチ以内におさまるそうです。また棚の高さは20センチあれば、文庫、新書、コミック、普通の単行本がおさまる。ひとまわり大きいA5判の本でも高さ22センチで十分。これに収まらない百科事典などの大型本や会議などで使われるA4サイズの資料は、下部の2段に収められる、というわけです。

 いいじゃないかと、わたしも早速、120センチ幅をひとつ買ってみました。
 なるほどたくさん収納できます。うれしくて目一杯本を並べて、これはいいものを買ったと思っていました。
 ところがしばらくたつうちに、棚が次第にたわんできました。
 こんな感じです。

Sdscf0998

 写真は広角でとっているので少し誇張がありますが、実際にもちょっと悲しい感じです。
 ダボの上に乗っている可動棚の方がたわみが大きいのですが、固定棚も程度は小さいけれどたわんでいます。
 棚の材質は「プリント化粧繊維版」というのだそうですが、十分な強度がなかったということになります。しかし、問い合わせてみても他の購入者からはそんな話はないそうです。わたしだけ不良品があたってしまったのでしょうか。こういう状態です、と写真を送ったら代金を返していただきましたが、ちょっと残念でした。

 さてそこで考えました。自分でこれと同じようなものを作ればいい。強度はもっとあげるが、価格はおさえる。幅120センチでひとつ19,740円は、収納力を考えれば高いものではありませんが、十本、二十本とまとめて買うとなると、やっぱり「窮々自適」に抵触します。
 「清く正しい本棚」で提示されている本棚の経費も、65センチ幅でひとつ15,000円ぐらいということです。これもきつい。
 より強く、より安くを目標に、自分で作ろう。 Do it myself !

 というわけで、本棚を作る話は、もう少し続きます。

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2009年7月 2日 (木)

プラムがひとつ

 プラムがひとつだけ実りました。

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 植えてから何年かたちますが、今年が初めての収穫。他にもいくつか実はつきましたが、途中で落ちてしまい、ちゃんと成熟したのはこの実だけでした。

 とって食べたら、甘くて、やわらかくて、そのおいしいこと。
 豊作で実がつきすぎ、甘さが薄くなってしまったビワとは違い、このプラムは木一本で実がひとつだけ。こちらの思い入れもあるのでしょうが、栄養がひとつぶに濃縮されたような濃い味でした。
 来年に期待です。

 夏野菜は順調。
 キュウリやナスは、もうとれはじめました。

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 トマトはこれから。

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 これはオクラです。

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 ノウゼンカズラが咲きました。

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2009年7月 1日 (水)

スイカの空中栽培

 6月26日から29日まで南無谷に行ってきました。

 うちの奥さんが、今年はスイカの空中栽培をはじめました。
 毎年スイカは、実をつける数が少ないうえ、なんだかよくわからない小動物にかじられたり、留守にしているうちに割れてしまったりしています。また、蔓がそこらじゅうに這い回って雑草にからみつき、見た目があまりよくありません。
 それで今年はアーチを作って、そこに蔓をはわせて、実を空中に鈴なりにさせようという、空中栽培に挑戦しました。
 これが、そのアーチです。根元に苗を植えました。

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 その蔓に実がつきました。

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 それが次第にふくらんで、今一番大きいのはこれ。大人のにぎりこぶしくらいになっています。

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 鈴なりとはいきませんが、他にも小さいのがいくつかふくらみはじめています。

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 ある程度の大きさになったら、ネットで支柱に吊してやらないと、自重で蔓が圧迫されて腐ってきたりするらしいので、次回はネット吊りをしなければいけません。

 さて今年はスイカをいくつ収穫できるか、楽しみです。

 

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