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2009年8月 7日 (金)

楽太郎・風間杜夫二人会

 昨日(8月6日(木))、横浜にぎわい座の「三遊亭楽太郎・風間杜夫二人会」を見ました。

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<演目>
・対談      三遊亭楽太郎、風間杜夫
・禁酒番屋   三遊亭楽太郎
(中入り)
・マジック    OZ
・化物使い   風間杜夫

 円生の協会分裂騒動の話から、前回、三遊亭円丈を見にいった(川柳・円丈二人会)ので、次は円楽と行きたいところでしたが、円楽はもう引退し、来年には楽太郎が六代目円楽を襲名するということなので、今回は楽太郎です。

 「禁酒番屋」 。風邪気味と言ってましたが、声がちょっとかすれているというか、楽太郎はもっといい声だったと思います。酒を飲む仕草のうまさで沸かせていましたが、全体としては今ひとつの感じ。もちろんおもしろかったけれど。

 風間杜夫の「化物使い」。使用人の杢助と主人の区別がうまくついていない。やっぱり素人としてはお上手ですね、というところ。これも楽しませてもらいましたけれど。

 先日、古いダンボールの中からこんなチラシやパンフレットが出てきました。
 昭和52(1977)年1月21日の「第4回月例横浜落語会」です。

Photo  

 右のパンフを開いてみると

Photo_2

 三遊亭ぬう生(=円丈)が「金明竹」をやっています。三十年以上前、円丈がまだ二つ目だったときにちゃんと聞いていたんですね。全然記憶にありませんが。

 横浜から東京まで落語を聞きに行くのは、今でもけっこう面倒です。当時は「にぎわい座」もありませんでしたから、いわゆるホール落語ですが、この「月例横浜落語会」に何度か行きました。出てきたのは第三回から第九回までのパンフレットで、円生のほか、小さん、正蔵、志ん朝、馬生といった当時の錚々たるメンバー、それに円楽や小三治なども出ていました。
 チラシをよく見ると、他の回は全席千六百円なのに、この円生独演会だけがA席二千円、B席千八百円と高くなっています。これは正月料金で高かったのか、名人円生だから高かったのでしょうか。
 次の年の昭和53(1978)年に落語協会分裂騒動が起き、昭和54年には円生が亡くなっています。晩年の円生を見ていたわけですが、覚えているのは、いかにも俺は名人上手だぞと言わんばかりの感じに、多少反感を感じたこと。猥雑な寄席と違って、ホールのあらたまった雰囲気で聞いたせいもあるのでしょう。

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