« 長良川の鵜飼 | トップページ | 墨俣一夜城 »

2009年8月29日 (土)

伊吹山へ

 8月24日(月)は、岐阜駅前でレンタカーを借りて、伊吹山ドライブウェイへ行ってみました。
 伊吹山は岐阜県と滋賀県の境にあって標高1,377m、その九合目の標高1,266mまで、車で登れます。料金三千円。

Dscf1539

 ドライブウェイ終点の駐車場から。左奥に見えるのは琵琶湖。

Dscf1541

 ここから頂上までは、高さで100m余り、なだらかなコースを歩いて40分、急坂コースは20分。自家用車や観光バスでここまでやってきた人たちの行列が、頂上まで続いています。

Dscf1547

 晴れて暑い日でしたが、風がちょっとあります。先日の大雪山遭難のニュースでも、風速1m/sにつき体感温度が1度下がるとさかんに言われていましたが、なるほど涼しい。頂上に着く頃には耳が冷たくなっていました。
 なんとかツアーの団体のお年寄りが多くて、これは天気が悪いときにはバスで待機してもらわないといけないな、と余計な心配をしてしまいました。

Dscf1554

 海のように見えるのは琵琶湖です。

Dscf1556

 道のまわりはお花畑。
 古くから伊吹山の薬草は有名だったそうで、百人一首にもこの歌があります。

かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを (藤原実方)

Dscf1555

 頂上へ着きました。

Dscf15582

Dscf1565

 頂上には小屋がいくつもあってにぎやかです。
 中にはこんな看板も。

Dscf1567

 バスで山頂のすぐ下まで来られることに加えて、日本百名山に入っているから、こんなに団体客が多いのでしょう。でも山は百名山、遺跡は世界遺産ばかりがもてはやされるのも、なんだかなあという感じです。

 わたしは濃尾平野の片隅に生まれ、冬には伊吹おろしの中、雪をかぶった伊吹山を仰いで育ちました。
 中学校では二年生の夏に、伊吹山へ登るのが年中行事になっていました。ドライブウェイができる前のことで、まだ暗いうちに麓から歩き始め、頂上でご来迎を仰ぐ予定が、霧の中にうすぼんやりしていたような記憶があります。山らしい山に登ったはじめでした。

 名古屋の八高の寮歌には「伊吹おろし」という歌もありました。

伊吹おろしの雪消えて
木曽の流れに囁けば
光に満てる国原の 
春永劫に薫るかな

 最近では阪神タイガースの「六甲おろし」の方がずっと有名なようで、ちょっと残念です。

|

« 長良川の鵜飼 | トップページ | 墨俣一夜城 »

窮居堂旅日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 伊吹山へ:

« 長良川の鵜飼 | トップページ | 墨俣一夜城 »