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2009年10月 1日 (木)

日向ひまわり独演会

 9月26日(土)、横浜にぎわい座へ行ってきました。
 真打ちになって1年、新進女流講談の「日向ひまわり独演会」(第3回)です。

Photo

 演目は・「野狐三次・木っ端売り」
     ・ トークショー
     (中入り)
     ・「魚屋本多」

 「野狐三次・木っ端売り」も「魚屋本多」も親子の人情話だったので、ひとつは趣向を変えてもよかったのでは、と後から思いましたが、十分楽しませてもらいました。

 愛知県にいる兄が、地元のイベントで自作の講談を演じてもらったという縁から贔屓になって、この6月にはわざわざ東京まで聴きにきていました。それで、横浜で独演会があるというので、どんなものかと出かけた次第です。

 舞台の、「のげシャーレ」(横浜にぎわい座地下)は、上のちゃんとした寄席とは違って、若手の練習用、あるいは素人の発表会などに使われている、倉庫みたいなところ。
 そんなに客は来ないだろうと思っていたら、けっこう入りました。定員143人と書いてありましたが、ほとんど満員に近い盛況。年輩の、つまりわたしと同じくらいかそれ以上の客が多い。

 この独演会のホームページ(http://hiwari3.web.fc2.com/)によれば、横浜でのイベント(「ららヨコハマ映画祭」)に出演してもらったのが縁で、イベント関係者が横浜での独演会を立ち上げたものだそうです。
 そういう趣旨からか、トークショーは、なんとなく仲間うちでやっている感じで、今回は「講談教室」として、下のチラシにある「三方ヶ原の合戦」冒頭部の読み方指導がありました。入門するとまずやらされる話だそうです。
 最初は押さえ気味にして、息を継ぐ手前で盛り上げて、「エビのシッポ」のようにピッとはねるようにしゃべると講談らしく聞こえるというのが今回の指導の眼目。なるほど。やってみると、けっこうおもしろいけれど、息が続きません。声を出すだけでも長年の習練が必要なんだと、あたりまえの話ですが、あらためて感じ入りました。

Photo_2
当日配布のチラシより

 最後には色紙やお菓子の当たる抽選会まであって(残念ながら当たりませんでした)、和気藹々の雰囲気でした。日向ひまわりを「育てる喜び」、ちょっとしたタニマチ気分(それにしてはチケットが安すぎますが)をみんなで味わっているというところでしょうか。名人・上手になることを期待して、わたしも次回また行きたいところです。

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