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2009年12月17日 (木)

理想の電子書棚

 木の本棚を作る話は前に書きました。(本棚を作る 1
 しかし実物の本棚には収納の限界があります。狭い家には本棚そのものがいくらも置けません。それでもなんとか収納しようと思うと二重、三重に本を詰め込むことになります。本棚の場所によっては、その前が物置になってしまい、何が入っているのかほとんど見えなくなってしまいます。

 自分の持っている全部の本の背中が一覧できる本棚、これこそが「理想の本棚」です。 しかし実際にそういう本棚を持っている人は数えるほどしかいないでしょう。
 ほとんど本を読まない、蔵書数が数十冊以下の人は、理想の本棚を実現していることになりますが、これは話の外。普通の家で、蔵書数が千冊以内くらいなら可能でしょうが、それを超えるとだんだんむずかしくなってきます。
 学者の中には本のために別棟を建てるという人もけっこういるようです。
 渡部昇一は、15万冊収納できる書庫を作ったそうです。雑誌『WILL2008年02月号(ワック)』の日垣隆との対談「史上最強の知的生活の方法」で紹介されていました。
 渡部昇一ファンクラブのホームページにもありました。
http://www.shoichi-juku.com/20090619-shosai-part1.html

 すごいですね。しかし窮々自適の身にとっては、これは夢のまた夢。

 わたしが、せめてこれくらいはなんとかならないかと考えているのが、「理想の電子書棚」=本の背中が見えて、並べ替えができる蔵書管理ソフトです。

 わたしはデータベースソフトを古本の管理や読書記録に使っていますが、専用の蔵書管理ソフトもいろいろあります。しかし、データの一覧を「書棚で本の背中を見渡している」ように見ることできるソフトはまだないようです。これをつくってほしいというのがわたしの願いです。

 その機能としては、
1 画面上に一定の容量の本棚(例えば縦3段横30列)があらわれ、そこに選択した本の背中が縦書きで表示される。背中には最低限、書名と著者名が表示される。
2 一冊ごとに、背中をクリックすると個別のデータ(出版社名、刊行年月日、読んだ日など通常の蔵書管理データ)が表示される。
3 背中をドラッグすることによって、本棚の他の場所へ移動(挿入)することができる。挿入された箇所以降の本は一冊ずつ右へずれていく。棚がいっぱいになれば下の段へとずれていく。むろん、書名順、著者名順等での並べ替えは瞬時にできる。

 できれば画面で
4 本の大きさ(縦の長さ):文庫本、新書本、普通の四六判の単行本、菊判以上の大きい本、の4種類
5 本の厚さ(横の長さ):厚い、普通、薄い の3種類
6 本の色:一冊ごとに好みの色
を区別して表示できるのが望ましい。

というようなことですが、わたしにはソフトを作る技術はないので、誰かに作ってほしいということになります。

 例えばこんなデータがあったとします。書名、著者名、本の判型と厚さです。

Photo_4

 判型と厚さで画面の本の大きさを決めます。

Photo

 それを、色までつけて、本棚に表示します。こんなふうに。

Photo_4

 自分がこれまでに読んだ本、好きな本、欲しい本などを一覧できて、しかも好きなように並べ変えることができます。どうでしょう、どなたか作ってみようという方はいらっしゃらないでしょうか。

 わたしがこんな話をしたら、インターネットでそういうことができるサイトがあるよ、と教えてくれた人がいました。えっホント、と探してみたら「Web上にあなたの本棚を作るサービス ブクログ Booklog 」というサイトがありました。
http://booklog.jp/
 本を登録すると、表紙、背表紙、リスト、ブログの四つのモードで本棚を表示できるというものです。
 さっそく会員登録して、上のリストの本棚を作ってみました。
 まず表紙モードで表示すると、こんな本棚があらわれます。

Photo
http://booklog.jp/users/kyukydo/All?display=front

 本によっては表紙の画面データが出てきて、おっ、これはと思わせます。しかしこれで何百冊も一覧しようと思うと大変です。

 期待の背表紙モードはどうかというと…

Photo_2

 表紙の画像が生かしてあって、カーソルがあたった本のデータが出てくるという、なかなかのスグレモノですが、肝心の書名がなく、これでは一覧の役にはたちません。

 リストモードは通常のデータリストで、ブログモードは一冊ごとに自分が書いた感想などが出てくるようになっています。
 いろいろ工夫されていて、楽しそうなサイトではありますが、わたしが一番求めている背中一覧の機能はありませんでした。

 どなたか、わたしの理想の電子書棚を作っていただけないでしょうか。

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