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2010年9月29日 (水)

北京塵天8 天壇

三日目の三

工芸品・昼食

 紫禁城のあと、工芸品の店へ行きました。「○○陶瓷(とうじ)博物館」というような名前だったと思うけれど、メモも写真もとってないのでわかりません。翡翠や玉をつかった精巧な作品が並んでいて、説明員が日本語で解説してくれます。これがけっこうおもしろい。
 十点くらい工芸品が入っている棚を見せ、全部でいくらだと思うかと聞きます。客が五百万円と答えると、日本ではこの棚だけで何十万円もするそうだが、棚も送料も込みでたったの七十五万円だと言います。けっこうお値打ちじゃないの、と思わされましたが、さすがに買う気にはなりませんでした。
 香港返還を記念して作らせたという大きな玉を彫った工芸品を見せて、日本の埼玉県の人がこれをどうしても売ってくれと頼んできたけれど、うちの館長は売らなかった。なぜかというと、まず香港返還記念の物だったから、そして「館長に賄賂をくれなかったから」というのには笑いました。

 その次に昼食。あいかわらずの渋滞で道路は混んでいます。そうしたらなんとわれわれのバスはこんな狭いところへ、街路樹の枝葉をこすりながら入って行きました。左の標識はどう見ても自転車専用レーンだと思いますが。
 バスの窓から自動車の通行状況を見ていて、道路は広いけれど、とにかく車が多くて混んでいるのと、運転が強引なのには驚かされました。隙間があけば突っ込んでくる、交差点は早い者勝ち、弱肉強食の世界です。

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 街角では床屋さんが店をひろげていました(右のほう)。左は自転車のパンク修繕のようなことをやっているようでした。今回のツアーは、こういう普通の街を見る余裕がほとんどありませんでした。Dscf3265_2

 これが昼食を食べた「唐縁」、飲茶の店です。

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天壇

 そしていよいよ、五つ目の世界遺産「天壇」へ。ここは、明、清の皇帝が天地の神を祀り、豊作を祈った場所ということで、現在は、天壇公園として故宮の4倍という広大な敷地に広がっています。しかし忙しいツアーなので、ここも有名な祈年殿(きねんでん)とそのまわりの建物を見ただけで、円丘壇(えんきゅうだん)とか皇究宇(こうきゅうう)というところへは行かずじまい。でもこちらも疲れてきたので、まあいいかという感じでした。

 これが祈年殿。どこもそうでしたが、ここもやっぱり人が多い。

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 とにかく大きな建物にとにかく大勢の人、これが北京の観光地でした。

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 天壇公園は緑豊かな公園で、年寄りが大勢集まって、太極拳やらなにやらで遊ぶところになっているそうです。その中に、右の写真のような遊びをしている人たちがいました。真ん中上に見える白いものは、羽根つきの羽根を大きくしたようなもので、これをみんなで蹴っています。うまいもので、これがめったに落ちません。日本の公園でバレーボールをしているような感じです。あちこちでやっていて、中にはわたしより高齢と思われる女性もいて、それが後ろ向きでポン!とバックに蹴り返していました。

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 蹴羽根(けばね)、中国語では毽子(ジェンズ)と言って、昔からの遊びで、今でも子供や年配の人たちに楽しまれているそうです。
  ガイドのUさんによれば、中国人はみんな小さい頃からこの遊びをしているので蹴るのはうまいのに、どうしてサッカーの中国代表は弱いのか、けしからんという評判だそうです。
 あんまり楽しそうだったので公園の売店で、羽根を買ってしまいました。10元。赤や青の色つきの羽根は5元でしたが、公園でやっている人たちはほとんど白い羽根だったので、こちらが本格的かと高いほうを買いました。羽根の下の蹴るところはゴムのようなものでできています。実際にやってみるとかなりむつかしい。

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 帰ってから、中国語の辞書をひいてみました。  

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茶芸店・夕食

 天壇のあとはお茶屋さんへ。「頤馨茶芸店(いけい─)」という名前であったようですが、これも確信は持てません。
 早口でときどきわからない日本語の女性店員が、説明しながら目の前でお茶を入れて飲ませてくれます。烏龍茶、普洱(プーアル)茶など4種類か5種類ありました。それぞれに香り、味がちがう。ここは同行者のみなさん、けっこう気に入って、お土産をいろいろ買っていました。ツアーもそろそろ終わりですからお土産を買わなくてはなりません。
 下はお茶を買うとおまけについてくる小便小僧。あらかじめ中に水をいれておいて、上から熱いお湯をかけると勢いよくオシッコがとびだします。店で実演してくれたのは、なんとクレヨンしんちゃんの人形でしたが、これは中国風の小僧です。

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 この店を出たときには、雨が降りだしていました。朝の天気予報があまりよくなかったので、ここまでもったのは幸いでした。
 夕食は四川料理。店の名前は不明。味はいまいちでした。今回のツアー、ホテルも含めて、食事は可もなく不可もなくというところで、感激するようなものにはあたりませんでした。まあ安いツアーですから、そこまで期待してはいけません。

恒基中心

 ホテルへ戻って最後の自由時間です。できれば北京一の繁華街、王府井(ワンフーチン)へいってみたかったので、王府井で帰りのタクシーを簡単につかまえられるかどうか、ガイドのUさんに聞いてみると、乗れる場所が限られていて、あそこでつかまえるのは中国人でもむつかしいと言います。雨は降っているし、車の運転の仕方など見ていると、現地の人と競り合って勝てるとはとても思えない。
 王府井はあきらめて、傘をさして、また北京站(駅)のあたりへ行ってみました。
 駅前に恒基中心(Henderson Centre)というビルがあって、恒基商場というショッピングモールがありました。いくつもの洋装店やレストランを中心に、玩具店、骨董店などもあってけっこうにぎやかでした。下右のレストランはピザハットです。

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 スーパーマーケットでまたビールを買って帰る途中、小さな古本屋があったのでのぞいてみました。あまり古い本はなく、新古本あるいはゾッキ本かと思われる本ばかり。定価よりずいぶん安いが、これはと思う本はなく、何も買いませんでした。まあ買っても読めないし。
 ホテルへ戻ってビールを飲んで三日目もおしまい。明日は日本へ帰るだけとなりました。

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