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2010年12月12日 (日)

30 世界のジョーク

 中公新書ラクレには早坂隆の『世界の日本人ジョーク集』、『続・世界の日本人ジョーク集』『世界の紛争地ジョーク集』『世界反米ジョーク集』などのジョーク集があります。そこから「本のジョーク」をひろってみました。

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望み

 日本人とフランス人が逮捕され、懲役二〇年という刑が下された。ひどく落胆した様子の二人に、刑務官が言った。
「特別に一〇年ごとに一つだけ何でも望みを叶えてやろう。それでは、最初の一〇年のために欲しいものはなんだ?」
 日本人は一〇〇〇冊の本を頼んだ。フランス人は一〇〇〇本のワインを頼んだ。
 それから一〇年が経ち、再び刑務官がやって来た。刑務官は次の一〇年のために何が欲しいのかを尋ねた。
 日本人はまた一〇〇〇冊の本を頼んだ。
 フランス人は栓抜きを頼んだ。
(早坂隆『世界の日本人ジョーク集』P88、中公新書ラクレ、2006)

ゾウの本

 各国の人々が、ゾウをテーマに本を書いた。題名はそれぞれ以下のようなものだった。
 フランス  「1000種類のゾウ料理レシピ」
 アメリカ  「ゾウを大きく強くする方法」
 日本    「ゾウを小さく賢くする方法」
 ドイツ   「ゾウについての短い序章 一~二〇」
 フィンランド「ゾウはフィンランド人のことをどう思っているか?」
 スウェーデン「ゾウを使ってできる節税の仕方」
 アイスランド「ゾウの解凍方法」
(早坂隆『続・世界の日本人ジョーク集』P38、中公新書ラクレ、2009)

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読んだ?

 ホムシーと友人の会話。
友人「君はシェークスピアは読んだ?」
ホムシー「いやまだ。誰が書いたの?」
(早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p34、中公新書ラクレ、2004)

 ホムシーというのはシリアのジョークに出てくるシリアジョークの主人公です。

羊の運命

 父親が子どもに本を読んであげていた。いたずらをした羊たちが、そのせいで狼に食べられてしまう話だ。読み終わった父親は言った。
「どうだい?いい子にしてないとロクなことはないって話だ。わかったね?」
「うん。でも、羊たちは狼に食べられなくても、どうせ人間に食べられちゃうんでしょ?」
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p41、中公新書ラクレ、2004)

 これはアフガニスタンのジョークだそうです。 

小説家の構想

 1980年代のモスクワ。ある小説か二人が次回作の構想について話し合っていた。
「頭の中に一つ書きたい話があるんだ。次はそれをやろうと思って」
「どんな話だい?」
「時代は二十世紀」
「現代劇か」
「若い男と女が愛し合う」
「恋愛ものだね」
「やがて二人は結ばれモスクワでしあわせになる」
「なんだ、おとぎ話か」
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p67、中公新書ラクレ、2004)

 旧ソ連のジョーク。「なんだファンタジーか」という落ちは他にも見かけます。、

 ラジオ・エレヴァン

 問い:共産主義者とは何か?
 答え:マルクスとレーニンの著作を読んだ者のこと。
 問い:それでは反共主義者とは?
 答え:その著作を理解した人のこと。
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p76、中公新書ラクレ、2004)

 これはアルメニアのジョークで、エレヴァンはその首都。こういうラジオの質疑応答スタイルのジョークが有名だそうです。

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