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2010年12月

2010年12月21日 (火)

ビワの花もぎ援農隊

 年内にはビワの花もぎをしなければと思いながら、なかなか南無谷へ行けませんでした。12月18日(土)~19日、学生時代の友人たちに頼んで「花もぎ援農隊」として来てもらいました。

 今夏の不作の反動で花の数が多く、天候さえ良ければ来年は豊作になりそうですが、豊作でどんどん実をならせたら、全体に栄養が行き渡らず味が落ちてしまった年もありました。そのあたりもこの後考えないといけません。

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 花もぎ前                  花もぎ後

 これまでうまくいかなかった庭の柑橘系が、ようやく実を結びました。
 温州みかんにレモンです。まだ青いところが残っています。来年からは期待できそうです。

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 強風のせいでしょう、庭に鳥の巣が落ちていました。雛が巣立って用なしになった巣だと思います。よく見るとポリ袋やPPひもまで素材に使ってあります。横浜の自宅近所では、カラスが針金のハンガーをくわえて空を飛んでいるのを見ました。鳥たちは、なんでもあるものを有効に使います。

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 花もぎは友人たちのおかげでなんとか終わりました。

 千両が咲きました。

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 そして水仙も。南無谷の家も新しい年を迎えられそうです。

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 19日の午後、帰る前に富浦町の福原農園さんへ、みんなでミカン狩りに行きました。お米やシイタケなど、いつもお世話になっているところです。(→http://www4.ocn.ne.jp/~farmfuku/index.html)
 しかしもう歳ですね。ミカン食べ放題と言われても、若い頃のようにはいきません。五つ食べたらお腹の調子が心配になってきました。

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 ビワ山の搬送用のモノレールにちょっと乗せてもらいました。こんな感じです。

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 けっこう急なところもあって、みんな還暦すぎの年寄りなのにキャーキャー騒いでしまいました。

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2010年12月17日 (金)

31 『コーヒー噴いた』

 今回の本のジョークは、2ちゃんねる新書編集部・編コーヒー噴いた 2ちゃんねるの笑える話』(ぶんか社、2007)から。

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 以下に出てくるトッティというのは、イタリアの有名なサッカー選手ですが、その天然ぶりから、いろんなジョークが作られているようです。
 原文では無題ですが、便宜上タイトルをつけました。

悩み解消

 イタリアで話題の「アナタの悩みの50%が解消できる本」を購入したトッティ。胸を張って友人にこう言った。「悩みを100%解消したいと思ったから、迷わずに2冊買ったよ」
(p58)

シェークスピ

 トッティの彼女が「アナタの頭の悪さをバカにした話がはやってる。。本でも読んで気をつけましょう。手始めにシェークスピアは?読んだことあるでしょ?」「もちろん読んだことあるさ。ただ、作者名がちょっと思い出せないんだよな」
(p58)

 この「シェークスピア」は、前回の「30 世界のジョーク」で紹介した「読んだ?」のホムシーがトッティに変わっているだけで同じですね。ジョークにはこういうのが多くて、ジョーク集を何冊も読んでみると、かなりの部分が重複しています。

 次はトッティではありません。

カラマーゾフの兄弟

夏休みに「カラマーゾフの兄弟」上下を一気に読んで感動したなあ
そのあと「カラマーゾフの兄弟」中を発見したのでまたびっくりした。
(P177)

 わたしはこういうのが馬鹿馬鹿しくて好きです。
 本のジョークはこれだけでしたが、前に紹介した(→29 中国のジョーク)六カ国協議で日本がバカにされるジョークの、落ちをひねったのがあったので、ついでに紹介しておきます。

六カ国協議で日本がトイレに立ったあとの会話

中国  「日本をを本気で怒らせてみたいが、難しい。潜水艦で領海に入っても怒らない」
韓国  「独島を占領しても怒らない」
ロシア 「北方領土を返さなくても怒らない」
北朝鮮 「なら、おれが核ミサイルをぶち込んでみようか」
アメリカ「よせ、それはもうおれがやってみた」
5カ国 「一体どうすれば・・」
中韓  「俺らは日本人を怒らせようと犯罪者を大量に輸出してみたんだが、俺らの国の国民にビザ免除に動いてくれてるし・・」
北露  「ふーむ」
米国  「あ、そういえば、愛知万博が弁当持込不可にしたら、日本国民が激怒したと聞いたな・・首相まで出てくる騒ぎになったとか・・」

その他 「な、なんだってー!!!!!」
(P86)

 なるほど日本人を怒らせる方法があったんだ。ちなみにこの愛知万博の件、2ちゃんねるによれば、2005年3月31日の中日新聞に次のような記事があったそうです。

小泉首相は30日夜、首相官邸で記者団に対し、愛・地球博(愛知万博)での「弁当の持ち込み禁止」を見直すよう経済産業省に指示したことを明らかにした。 これを受け、博覧会協会は同日、弁当の持ち込み禁止を緩和し、持ち込める食品の種類などを拡大することを決めた。 首相は「多くの人から不満が来ている。お弁当は作るのも食べるのも楽しいし、安上がりだし、みんな望んでいる。『来る人の身になってよく検討してくれ』と言っている」と述べた。(一部略)

<追記>2011/01/07

トッティのこんな本がありました。

トッティ王子のちょっぴしおバカな笑い話』(フランチェスコ・トッティ、ベースボールマガジン社、2004)

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2010年12月12日 (日)

30 世界のジョーク

 中公新書ラクレには早坂隆の『世界の日本人ジョーク集』、『続・世界の日本人ジョーク集』『世界の紛争地ジョーク集』『世界反米ジョーク集』などのジョーク集があります。そこから「本のジョーク」をひろってみました。

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望み

 日本人とフランス人が逮捕され、懲役二〇年という刑が下された。ひどく落胆した様子の二人に、刑務官が言った。
「特別に一〇年ごとに一つだけ何でも望みを叶えてやろう。それでは、最初の一〇年のために欲しいものはなんだ?」
 日本人は一〇〇〇冊の本を頼んだ。フランス人は一〇〇〇本のワインを頼んだ。
 それから一〇年が経ち、再び刑務官がやって来た。刑務官は次の一〇年のために何が欲しいのかを尋ねた。
 日本人はまた一〇〇〇冊の本を頼んだ。
 フランス人は栓抜きを頼んだ。
(早坂隆『世界の日本人ジョーク集』P88、中公新書ラクレ、2006)

ゾウの本

 各国の人々が、ゾウをテーマに本を書いた。題名はそれぞれ以下のようなものだった。
 フランス  「1000種類のゾウ料理レシピ」
 アメリカ  「ゾウを大きく強くする方法」
 日本    「ゾウを小さく賢くする方法」
 ドイツ   「ゾウについての短い序章 一~二〇」
 フィンランド「ゾウはフィンランド人のことをどう思っているか?」
 スウェーデン「ゾウを使ってできる節税の仕方」
 アイスランド「ゾウの解凍方法」
(早坂隆『続・世界の日本人ジョーク集』P38、中公新書ラクレ、2009)

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読んだ?

 ホムシーと友人の会話。
友人「君はシェークスピアは読んだ?」
ホムシー「いやまだ。誰が書いたの?」
(早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p34、中公新書ラクレ、2004)

 ホムシーというのはシリアのジョークに出てくるシリアジョークの主人公です。

羊の運命

 父親が子どもに本を読んであげていた。いたずらをした羊たちが、そのせいで狼に食べられてしまう話だ。読み終わった父親は言った。
「どうだい?いい子にしてないとロクなことはないって話だ。わかったね?」
「うん。でも、羊たちは狼に食べられなくても、どうせ人間に食べられちゃうんでしょ?」
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p41、中公新書ラクレ、2004)

 これはアフガニスタンのジョークだそうです。 

小説家の構想

 1980年代のモスクワ。ある小説か二人が次回作の構想について話し合っていた。
「頭の中に一つ書きたい話があるんだ。次はそれをやろうと思って」
「どんな話だい?」
「時代は二十世紀」
「現代劇か」
「若い男と女が愛し合う」
「恋愛ものだね」
「やがて二人は結ばれモスクワでしあわせになる」
「なんだ、おとぎ話か」
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p67、中公新書ラクレ、2004)

 旧ソ連のジョーク。「なんだファンタジーか」という落ちは他にも見かけます。、

 ラジオ・エレヴァン

 問い:共産主義者とは何か?
 答え:マルクスとレーニンの著作を読んだ者のこと。
 問い:それでは反共主義者とは?
 答え:その著作を理解した人のこと。
早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』p76、中公新書ラクレ、2004)

 これはアルメニアのジョークで、エレヴァンはその首都。こういうラジオの質疑応答スタイルのジョークが有名だそうです。

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2010年12月 8日 (水)

週刊プレイボーイの創刊号 2

 この週刊プレイボーイ創刊号の記事にはあまりおもしろいものはありません。

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 「銀座のバーは高すぎる、ピーナツ1粒18円、品川巻1コ40円!」と言われても、当時も今もなんのご縁もないし、プレイボーイを自称するなら品川巻の単価なんか計算するなよ、と言いたくなります。

 記事はともかく、写真や広告には時代がうつされていておもしろく、また、なつかしく感じます。
 ファッションの広告です。右の写真は「ゴーゴーのディスコ」が流行りだしたということです。

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 これは創刊記念の懸賞。

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 懸賞にもありますが、テープレコーダーが最新の音響機器でした。ナショナルゴールドメカセブン、28,800円。この広告に出ているのは、若き日の北大路欣也です。

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 下左のようにカセット・レコーダーも出ています。アイワTP-707P、19,000円。これは宍戸錠です。
 下右はペトリの一眼レフV6F、23,800円。ペトリは安いのが売りでした。

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 アイワの音響機器もペトリのカメラも今はもうありません。栄枯盛衰の世の中です。

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2010年12月 7日 (火)

週刊プレイボーイの創刊号

 この「雑誌の創刊号」のカテゴリーは、去年の8月22日の「平凡パンチの創刊号2」以来です。一年以上も間があいてしまいました。ネタ切れだったわけではありません。コレクションと言うほどではないけれど、もう少し創刊号の手持ちはあるのに、どうしてこんなに間があいてしまったかというと、この次のネタに重大な欠陥があったからです。

 平凡パンチの次は当然週刊プレイボーイだ、というわけで週刊プレイボーイの創刊号を取り出して見ました。

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 昭和41(1966)年11月15日号、定価60円。「平凡パンチ」創刊の二年半後。女性の身体を動物に見立てた表紙であっと驚かせました。この表紙はシリーズで当分続いたと思います。
 そして当然、ヌードのピンナップがついているのですが、なんとわたしが手に入れた創刊号にはそれが見あたらないのです。ひょっとしてこの頃はついていなかったのかと目次を確認してみると、ありました。

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 目次の下の方にちゃんと「<プレイメイト>ベッチーナ嬢」とあるのに、ベッチーナ嬢はどこにもいません。本体を点検してみると、真ん中で綴じてある針金が起こされていて、はずされたもののようです。これはネットで買ったので、そこまでは確認できませんでした。うーん、これが週刊プレイボーイの最大の売り物だったのに、こんな欠陥品をつかまされるとは、不覚でした。
 がっかりして、そのまま「雑誌の創刊号」のカテゴリーは放ったらかしにしてしまったというわけです。しかし、この後の本もあることだし、いつまでも放っておけないので、簡単に紹介します。

 トップグラビアは「第7艦隊発進!」、トップ記事は「モンロー自殺直前の電話はケネディ?」、「’67年新車の極秘設計図は盗まれていた!」と続きます。アメリカ情報に車、女、ファッションという基本路線は平凡パンチと変わりません。

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 これは折り込みの車のピンナップ(FIAT 1600S)。これがあるのに、どうしてベッチーナ嬢はいないんだ!

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 この1966(昭和41)年は、年表を見ると、

2月4日 - 全日空ボーイング727型機、羽田沖墜落
3月4日 - カナダ太平洋航空DC8型機、羽田空港防波堤に激突
3月5日 - BOACボーイング707型機、富士山付近で空中分解
11月13日- 全日空YS-11型機、松山沖に墜落

と、航空事故がやたら多かった年でした。このほかに、6月ザ・ビートルズ来日、中国では文化大革命勝利祝賀の紅衛兵100万人大集会、12月荒船運輸相の急行停車問題にはじまる疑惑続きで衆議院黒い霧解散などの記事があります。
 この年、わたしは現役での大学受験に失敗して浪人中。かなりいじけておりました。

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2010年12月 3日 (金)

ダダ漏れ民主主義

 11月29日以来、ウィキリークス Wikileaks によるアメリカ外交公電の流出が報じられています。警視庁の国際テロ関連の公安情報の流出尖閣衝突ビデオの流出など、情報がそこらじゅうから漏れだしています。柳田法務大臣の失言問題も後援会内での内輪話が外へ出てしまったものです。

 これらの事件が起こる前から、こういう状況を「ダダ漏れ民主主義」という言葉で現していたのが日垣隆です。
 メール、ツイッター、Youtubeやニコニコ動画など、インターネットを通じた個人メディアが爆発的に増え、個人でも「全国放送」することが可能になり、大メディアが知らせてこなかった情報がダダ漏れに漏れるようになった。これはメディアの革命である。
 これにより、これまでの密室政治へのダダ漏れ民主主義の反撃がはじまった。密室や談合によるマヤカシが通用しなくなり、検討過程が可視化され、ひろく検証されていくことになる。記者クラブに依存しているマスメディアも変わらざるをえないだろう。というのが日垣隆の言う「ダダ漏れ民主主義」の概要です。

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 この日垣隆ダダ漏れ民主主義』(講談社、2010)は、『週刊現代』に連載中の「なんなんだこの空気は──メディア考現学」をまとめたもので、ツイッターなどのメディアが現在いかに使われているか、いかに利用すべきかなど、著者の皮肉な眼をとおしておもしろく書かれています。

 この言葉「ダダ漏れ民主主義」は、語感があまりよろしくないせいか、まだ一般には普及していませんが、言い得て妙というところです。
 政府発表には嘘がないのか、建前はわかったが本音はどうなのか、誰が何を根拠にどう決めたのか、──これまで疑問に思っていた内実がじわじわと漏れだしてくるようになりました。 
 これまでは裏を知っているのは当事者である政治家など一部の専門家たちと、せいぜいそれにくっついている新聞記者など一部のメディア関係者だけでした。だから専門家もメディアもその情報を自分たちの都合のいいように使うことができました。それが漏れだしてくればそうはいかなくなります。
 この情報の拡散は歴史的な流れであり、止めて止まらぬものでしょう。拡散を止めることではなく、政策などの決定過程を可視化し、きちんと説明することが強く求められるようになっっています。秘密の交渉や決定も、いつ、どのように公開されるかを念頭においてやられなければなりません。

 機器の発達が情報漏れを促進するというのもそのとおり。
 わが家もようやくテレビを買い換えました(地デジへの切り替えとエコポイントにあおられて、先々週ヤマダ電機へ行ったら、並んでから買い終わるまで4時間かかりました。)。大きくなって(と言っても32型ですが)、きめ細かくなった画面(フルハイビジョンです。来年の日本シリーズが楽しみです。)で国会中継を見てみると、吼えたてている質問者の居丈高な表情だけでなく、その脇にいる議員のつまらなそうな顔もよく見えます。回答者が「ふん、それがどうしたバカ」みたいな顔をしておもむろに立ち上がるのもよくわかります。言葉になっていない情報がたくさん読みとれてしまいます。
 「吉兆のささやき女将」は高性能のマイクロフォンによるものでした。
 高性能の望遠レンズを使えば、官房長官の手元にある書類の内容がわかってしまいます。街角の監視カメラの数はどんどん増えています。「俯仰(ふぎょう)天地に愧(は)じずが精神の問題ではなく、「俯仰天地に記録されてしまう」ことを念頭におかないといけない時代になりました。
 中井ハマグリ予算委員長のつぶやきは、記録はされていなかったようですが、「俯仰天地に愧じず」の精神に欠けるつぶやきであったようです。
 そしてインターネットの時代になって、知り得た情報は簡単に瞬時に世界中に拡散することができます。そうなればもう回収は不可能です。「天網恢々疎にして漏らさず」は「電網恢々疎にして漏らさず」になりました。

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