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2011年6月 3日 (金)

スイス本メモ 4

 スイスの本というと、まず思い浮かぶのはこれ、「アルプスの少女ハイジ」。話の筋を紹介する必要はないだろう。

 『アルプスの少女』

Photo             (ポプラ社、1987)

 この絵本で読んだことにするのはちょっと気が引けるので、がんばって英訳本(原本はドイツ語)の『Heidi (Johanna Spyri / Puffin Classics) 』を読んでみた。楽しく読めた。

Heidi
 美しい自然、純真な子供、健康そして信仰、というわけで、読むと幸せになれる。左翼的風潮の強かったころには、社会的背景が欠けている云々の批判があったらしいが、この話に都会と農村の格差だの階級差だのを持ち出して何がおもしろいか。読んで幸せな雰囲気にひたれる本はそれだけで貴重である。

 このハイジの物語の舞台になっているのが、スイス東部のマイエンフェルト周辺。
 行って山や牧草地を見てみたいと思うと、こんな本も出ている。

8 新井満・新井紀子『ハイジ紀行』(講談社文庫、2007) 

Photo_2

<カバー裏表紙>

さあ出かけよう! のんびりぜいたくな夫婦ふたり旅。ヒルツェルからチューリヒ、そしてマイエンフェルトへ。「アルプスの少女ハイジ」の故郷をたずね、作者シュピーリの生涯をたどる感動の夢紀行。後年、いのちの歌「千の風になって」を作ることになる作家夫妻の旅はここから。スイス旅行必携のガイド。

 「ハイジ」の資料としてもガイドブックとしても、それほど役に立つとは思えなかったが、このご夫婦が幸せであることだけはよくわかった。

 アニメの「アルプスの少女ハイジ」はこんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=5hKi1VlE94A&feature=related

 わが家は男の子二人だったので、「ナントカ戦隊」みたいなのばっかりで、こういう世界の名作シリーズははほとんど見なかった。

 ついでに、スイスというと思い浮かぶ歌を、youtubeでさがしてみた。
 まずこれ、「おおブレネリ」。こんな映像つきがあった。
http://www.youtube.com/watch?v=LHrIlwIi7FU

 白黒の画像でスイス風に装った子供たち、そして背景は上高地。アニメの『アルプスの少女ハイジ』を制作するときには、スイスまで現地調査に行ったそうだが、この時代はまだ日本はそんなに豊かではなく海外ロケなど考えられなかった。わたしの小さい頃のスイスに対する日本人のイメージはこんなものだった。今見るとちょっと恥ずかしい気もするが、なつかしさを感じる映像だ。

 「ホルディリディア」
http://www.youtube.com/watch?v=iyFLiG3U0_E&feature=related

 歌っているのが天地総子とはなつかしい。

 あとはさらになつかしい灰田勝彦ウィリー沖山。これをスイスの歌といっていいかどうか問題はあるが。

灰田勝彦「アルプスの牧場」
http://www.youtube.com/watch?v=MVGwNPI9WrM&feature=related

ウィリー沖山「山の人気者」
http://www.youtube.com/watch?v=lt09kSqY0cI&feature=related

 ついでだから日本アルプスも入れておこう。

近江俊郎「山小屋の灯」
http://www.youtube.com/watch?v=jgJb6Yh6DqQ&feature=related

 それならこれも。

岡本敦郎「高原列車は行く」
http://www.youtube.com/watch?v=kYH0BjEevKw&feature=related

 懐メロ大会になってしまった。

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