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2011年10月24日 (月)

sp07 レマン湖遊覧

(第2日続き)

レマン湖遊覧

 昼食後、モントルーまで戻ってレマン湖の遊覧船に乗った。湖の東の方を一回りしてからヴヴェイ Vevey へ行く。

Photo

 下左の背景に写っているキンキラっぽい建物が、今日の宿、グランドホテル・スイス・マジェスティック Grand Hotel Swiss Majesitic 。ちゃんとしたホテルの日である。
 下の2等船室は、小学生の遠足が乗り込んできたりして混んでいたが、上の1等はすいていた。ちょっとリッチである。

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 先にも紹介したが、シヨン城を湖上から見る。

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 左はバーゼルと同じようなモントルーの市内フリーパス。スイスではあちこちでこういうサービスをやっているようだ。
 晴れているとカードのように、雪をいただいた山が見えるらしいが、残念ながらすっきり晴れてはくれなかった。

 湖の南岸はフランスで、船は、エヴィアン・レ・バン Évian-les-Bains の近くまで行った。水のエビアンの原産地である。今、写真を見てもどのあたりがエヴィアンだったのか、よくわからない。おそらく下の写真の、背景の山の奥あたり?。フランス・アルプスのカシャ水源から採水、とボトルには書いてある。エヴィアンへの船もあるようだから、現地へ行って一口飲んで来れば、帰ってから「本場のエビアンは一味ちがうよ」とか言えたのだが。

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 もっともいまだに水に金を払うのには抵抗があって、日本国内ではほとんど買ったことはない。こんな遠いところからわざわざ日本まで運んで、高い金を払ってありがたがって飲むのはなおさら納得いかない。
 昔、イザヤ・ベンダサンが『日本人とユダヤ人』で、日本人は水と安全はタダだと思っている、世界の常識は違う、日本人は甘い、みたいなことを書いてベストセラーになった。わたしは、水と安全がタダでどこが悪い、ユダヤ人にうらやましがられることはあっても、見下すような言い方をされる筋はないだろう、と思った。
 しかし、今や日本でも水を買って飲んでいる人はずいぶん増えたし、わたしも水道の水をそのまま飲むことはほとんどなくなった。安全にいたっては、原発事故で世界的に危険な国と思われている。これで水と安全はグローバル・スタンダードに達したことになるのか。これは日本の退化ではないか。エビアンに八つ当たりしてもしょうがないが。    

 船を降りたヴヴェイのあたり、レマン湖の北岸はスイスが誇るワインの産地で、ブドウ畑が広がっているのが見えたが、これも写真にはちゃんと写っていない。

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アプト式鉄道

 再びモントルーに戻って、今度は湖の北側の山を登るアプト式鉄道に乗る。
 モントルーの駅。ちょっとぼかしてあるが、K機長がとてもうれしそうな顔をしている。実はK機長は、飛行機乗りであるとともに「鉄ちゃん」なのだ。

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 かなり急な勾配を列車はぐんぐん登っていく。

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 アプト式鉄道は、まっすぐな棒や板に歯を刻んだ歯車(ラックという)を利用して走る。下の写真のように線路の中央に頑丈なラックが敷設されている。

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 この鉄道は、2,042mのロッシェ・ド・ネ Rochers de Naye という山に登るのだが、スイス・パスで乗れるのは途中の駅までで、その先は別料金だという。無料で行けるところまで行って、そこから折り返して戻った。上の写真はその折り返した中腹の駅。あまりリッチではない。

ホテル

 ホテルに戻って暫時休憩。グランドホテル・スイス・マジェスティック。
 帰ってから見つけた、スイス政府観光局の「スイスレマン湖地方MICEガイド」(下記URL)の6頁には「モントルーの駅前で、レマン湖を見下ろす絶好のロケーションにあるベルエポック調の外観が美しいホテル。」とあった。
http://www.myswiss.jp/files/?id=26586

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 ユースとは値段も違うが部屋も違う。これより狭いくらいのところに四人一緒だったのが、二人部屋でテレビもついている。バス・トイレは別室。しかし風呂がない。シャワーのドアが透明なのは最近の流行りなのか。(人影が見えるのは写真を撮っているわたしの影が写りこんだもの。)

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 レマン湖に面した一階のテラスレストランでは、ジャグリングをしながらカクテルをつくるショーをやっていた。ときどき失敗していたから、まだバーテンダーがジャグラーになろうとしている途中の段階だったのかもしれない。ボトルやカップが宙を舞っているところがうまく撮れなかった。どうもこの日の写真はよくなかった。

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チーズフォンデュ

 スイスの名物料理チーズフォンデュは、フランス語圏が本場なのだという。だからホテルでフォンデュのおいしいところはと聞いて、夜はそこへ行った。
 駅の山側の道を少し行ったところ、こんなところにあるのか、という一角にあった。ル・ミュゼアム Le Museum という名前。外の壁には Musee (ミュゼ)と書いてある。どちらも博物館という意味である。

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 このときは知らなかったが、前述の「スイスレマン湖地方MICEガイド」の11頁には「モントルー市内にあるスイス料理専門店。13世紀の修道院だった建物がレストランに生まれ変わった。フォンデューのバラエティも豊富。150人までのグループに対応可能。」と書いてある。だから「博物館」なのだ。
 内部はこんなところ。

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 料理が出てくるまでずいぶん待たされたが、期待にたがわずおいしかった。ちょっとしょっぱくて、パンだけでは単調ではないかと思ったが、白ワインを飲みながらどんどん食べられた。

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 けっこう量があったが、追加したパンも全部食べてしまった。ほかの料理とワイン2本もあわせて勘定は172CHF(スイスフラン)、換算レートは97円 とか98円くらいだったから、100円としても4人で17,200円。決して高くない、いい食事であった。

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 帰る途中のモントルー駅構内風景。夕暮れの風景だが、これで午後9時45分頃。
 食べて飲んで、第2日も終わる。

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