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2011年10月22日 (土)

sp06 モントルー、シヨン城へ

第2日 11/06/09

 バーゼルのユースでの朝食。スイスのユースの朝食はだいたいこんなもので、パンにチーズ、ハムなど、それに飲物。十分納得できるものであった。

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 さて今日は バーゼルから特急列車でモントルーへ向かう。

 ここでスイスの地形のわかる地図を見ておくと、スイスが山と湖、それに少々の平原でできている国であることがわかる。

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 列車は、バーゼルからフランスとの国境のジュラ山脈沿い、いくつかの湖沿いに走る。
 地球の地質時代をあらわすジュラ紀Jurassic period、1億数千万年前)という言葉は、このジュラ山脈の名を語源としている。「ジュラシック・パーク」という有名な映画があるくらいだから、このへんの山から恐竜の骨がゴロゴロ発掘されたに違いないと思っていた。
 しかし帰ってから調べてみると、このあたりの石灰岩の地層がこの時代の代表的なものだったからなのだという。しかもジュラ紀にも恐竜はいたが、「ジュラシック・パーク」に出てくる恐竜は、この後の白亜紀のものが多いのだそうだ。英語ではJurassic という言葉の方がよりエキゾチックな印象を与えるので、こちらにしたのだろうという(そういえば、原作者のマイクル・クライトンは死んでしまった。これも好きな作家だった)。

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 今回は、スイス国内の主な鉄道やバスなどをフリーで乗れるスイス・パスを購入した。有効8日間、1等で43,000円。登山鉄道などは別料金だが、幹線は乗り放題で、これもいちいちチケットを買う手間がはぶけて楽である。
 車内はきれいで快適、やはり1等だけのことはある。

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 車窓風景。右はブドウ畑。窓に光が映りこんでしまった

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 レマン湖畔には観光地が続く。その中でも東の端のモントルー Montreux が今日の目的地。このあたりはフランス語圏である。
 列車が着いたら駅前のホテルに荷物を置いて、さっそく観光に出かける。まずはバスに乗って、中世からの城、シヨン城(シオン城ともいう。Château de Chillon、シャトー・ド・シヨン)。今日も雨がショボショボと降ったりやんだり。お城はレマン湖に突き出た岩盤の上に建てられている。

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 小学生の遠足らしいのが来ていた。

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 16世紀にここに捕らわれていたフランソワーズ・ボニヴァルという宗教改革者のことを、 1816年イギリスの詩人バイロンが「シヨンの囚人」という詩にうたって、この城は有名になったという。牢獄やバイロンの碑があったが、なぜかわたしのカメラには写真がない。
 これはその牢獄のあたりから湖の方をみたところ。

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 街を見たときと同じように、この城を見て、ヨーロッパの城の材質とか厚みが感覚的にわかったような気がする。石と土。日本の城とは違う。今後本を読むときには、それなりのイメージがわいてきそうだ。
 天守閣へ昇って見下ろすと、こうなっている。

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 これは後で遊覧船から見た風景。立派なものである。

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 これも帰ってから調べてみたら、ウィキペディアにはこんな記事があって驚いた。 

 ロート製薬の胃腸薬「シロン」(1954年発売開始)は、「Chillon」の英語読みに由来している。当時の社長山田輝郎が本城郭を訪れた際、その美しさに感銘したことから名づけたものである。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A8%E3%83%B3%E5%9F%8E

 本当か、これはシロン城なのか。けっこうこの城は感心して見てきたのに、シロン城と言われると、ロート製薬には悪いけれど、なんだかちょっとがっかりする。パンシロン城はどこにある。

 昼食は、お城の前の道路沿いのレストラン、Taverune du Château de Chillon(タヴェルヌ・デュ・シャトー・ド・シヨン)で。これも「シロン城食堂」ということになるのか。まあ多少食べ過ぎても胃もたれはせずにすむかもしれない。

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 注文を取りに来たのは若い韓国人のウェイトレスで、この後、はるばる韓国から来た知り合いらしい団体がやってきて、「お久しぶり!」みたいな挨拶をにぎやかにやっていた。最近の韓国人の海外進出はたいしたもので、ここレマン湖畔のシロン城にもその波は押し寄せてきているのであった。

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