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2012年1月 4日 (水)

初詣・円海山護念寺

Photo_2  今年は兄の喪中ということで、初詣は地味に地元の円海山護念寺へ行きました(1月1日)。
 住所は横浜市磯子区峰町ですが、地図のとおり、横浜とは思えない山の中にあります。円海山の標高は153.3m。山は鎌倉へ続いており、前に書いた瀬上の池もこの近くにあります。(→瀬上池晩秋

 ここは「峯の灸」と言って、江戸時代からお灸の施療で有名なところです。
 入口の説明には「第五世萬随和尚(嘉永6年(1853)寂、住職在任45年)が夢想に拝授した灸を施してより、円海山護念寺の名が広まり」とあり、看板には「威徳明王夢想の名灸」と書いてあります。

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 寺へ近づくと、あたりは竹林で、青々としています。
 本堂へ行く途中にお灸の施術所があります。さすがに正月は休みのようでした。

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 これが本堂。ほとんど参拝客はありません。

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 本堂の右手奥に鐘楼があり、大晦日には鐘つきが行われます。焚火のあとが残っていました。
 本堂の左隣には「円海山メモリアル」という霊園の法要ホールと管理事務所が建っています。本堂への参拝客はほとんどないけれど、自動車が何台も奥のほうへ通り抜けていきます。

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 奥の霊園へも行ってみました。何人か正月の墓参の客がいました。アンテナが建っているのが円海山。

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 街を見晴らすことができ、ランドマーク方面も見えます。

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 そろそろ自分たちのお墓のことも心配しなければと思ってしまった元日でした。一休宗純の歌にあります。

 門松は 冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし 

 また今回はじめて、この「峯の灸」が「強情灸(ごうじょうきゅう)」という落語に出てくることを知りました。
 「峯の灸」へ行って他の人よりずっと熱い灸を我慢してすえてきた、という自慢話を聞いた江戸っ子が、そんな米粒くらいの灸で自慢するんじゃねえ、俺なんか、と自分の腕に山のようにもぐさを積み上げて火をつけ……という話です。
 ニコニコ動画で古今亭志ん生の「強情灸」が聞けますが、これは会員登録が必要です。→http://www.nicovideo.jp/watch/sm10637683
 「落語の舞台を歩く」というHPに、「強情灸」の解説と護念寺への行き方の説明があったので、それも紹介しておきます。
 http://ginjo.fc2web.com/157goujoukyu/goujoukyu.htm

 「落語の舞台を歩く」を書いた人は、わざわざ自分でお灸をすえてみたようですが、お灸というのは実際どんなものなのでしょう。誰かやってみる人はいませんか。看板に「威徳明王夢想の名灸」とあったから、きっと峯で200回以上お灸をすえると「名灸会」に入れます。

 正月なのでおまけに、恐れ入谷の鬼子母神(きしもじん)の写真も載せておきます。初詣の前日、12月31日に南千住へ行ったついでに寄りました。

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