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2012年2月15日 (水)

sp46 ミッドナイト・イン・パリ

(第14日続きの3) 11/06/21

ミッドナイト・イン・パリ

 昼食後はサン・ジェルマンのUGC DANT0N というシネマ・コンプレックスへ行った。今日の深夜いよいよ帰国するのだが、けっこうハードに見て回ってきて疲れているので、休憩がてら映画でも見ようということだ。

 やっていたのは”Le Chat du Rabbin (ラビの猫) ”というアニメ映画、CGアニメ映画の「カンフー・パンダ2」に”Minuit à Paris (真夜中のパリ)”の三本。

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 わたしなら文句なしにカンフー・パンダにしたところだが、芸能担当のT局長は”Minuit à Paris (真夜中のパリ)”を選んだ。題名からしてなんだか恋愛映画のようで、ちょっとかったるいかなと思ったが、つまらなかったら寝ればいいと決めて中に入った。
 ところがこれが大正解だった。原題は”Midnight in Paris”というウッディ・アレン監督のアメリカ映画で、まだ日本では公開されていないが(12年5月26日公開予定)、最近米アカデミー賞作品賞にノミネートされたそうだ。
 アメリカ映画なので英語にフランス語の字幕だったが、そんなに難しい話ではないので、おおまかなところはなんとかわかった。ウィキペディアにはストーリーがこう紹介されている。

映画脚本家で処女小説の執筆に悪戦苦闘中のギル・ペンダー (オーウェン・ウィルソン) は婚約者のアイネズ (レイチェル・マクアダムス) とその裕福な両親とともにパリを訪れる。ギルはパリに住みたいとさえ考えているが、アイネズはマリブに住むと言って聞いてくれない。2人はアイネズの友人ポール (マイケル・シーン) と遭遇し、ともに街を回る。アイネズはポールを気に入っているものの、彼が偉そうに語る歴史や芸術の薀蓄には間違いが多く、インテリぶったポールがギルにはどうにも鼻持ちならない。

ある夜の12時、ギルは酒に酔ったままパリの街をうろついていると、アンティークカーが止まり、車中の1920年代風の格好をした男がギルに同乗しろと言う。そして向かったバーには、コール・ポーター、ジョセフィン・ベーカー、F・スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダ、そしてアーネスト・ヘミングウェイがいた。そこでギルは、彼が愛して止まない1920年代に来ていたことに気づく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA

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 つまりはじめてパリにやって来たアメリカ人がパリの町を見て回り、タイムスリップして1920年代のパリへも行くという「パリのアメリカ人」の話である。だからこの四日間に見てきたばかりのパリの名所がふんだんに出てくる。それだけでもうれしいのに、単なる恋愛映画ではなく、ロマンチック・コメディーと言うそうで、テンポよく話が展開して楽しい。おまけに1920年代のパリにいた若き日の有名人が、上記のアメリカ人だけではなく、ピカソやダリ、ロートレックなどいっぱい出てくる。
 予告編がここで見られる。
http://www.youtube.com/watch?v=BYRWfS2s2v4
 ネタバレになるせいか予告編ではタイムスリップ後のシーンはほとんど出てこなかったが、これがおもしろく興味深い。
 例えば「失われた世代(ロスト・ジェネレーション)」の名付け親とされるガートルード・スタインが、いかにもうるさそうなおばさんとして出てくる。ヘミングウェイはまだ若くていかにもたくましそうだ。わたしはヘミングウェイというと白髭の好々爺然としたイメージを思い浮かべてしまうが、本などを読むとアメリカ人のイメージするヘミングウェイはもっと若くて精力的で頑強な男のようだ。なるほどこういう感じなのかと、ちょっと納得した。

 この5月に日本公開だそうだから、こんどは日本語の字幕でちゃんと見よう。上記の予告編についての書き込みに、こんなのがあった。

hahahaha the ending scene with the detective is sooo funny

 これは見た人にはわかる、と自慢しておこう。

 ついでにおまけ。映画『巴里のアメリカ人』の予告編。
http://www.youtube.com/watch?v=8aWRmnje-Sk&feature=related

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