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2013年1月 5日 (土)

干支動物の年賀状 巳

 今日は1月5日、そろそろ年賀状もおしまいかというところです。

 丁度ひとまわり十二年前の巳年、2001年にこんな年賀状を出しました。
 これをきっかけに、この後毎年干支の動物とわたしの実写写真で年賀状を出すことになったので、ちょっと振り返ってみたいと思います。

2001 たまたまこの四年前(1997年)、家族でタイへ観光に行ったときの、大きな蛇とのツーショット写真がありました。いくら巳年だからといって、これはないか、とも思いましたが、思い切って年賀状にしてみました。自分の顔写真などそれまで使ったことはないのですが、蛇の写真だけでは気味悪がられるだけなので、そのまま出しました。

 この写真を撮ったときの様子を、帰ってきてから書いた文章があります。
 これは当時、パソコン通信(古い!!)をやっていて、ニフティサーブのワールドフォーラム中の「メコンクラブ」というタイ・ラオス・カンボジアの旅行や情報交換などの会議室に投稿したものです。

訪泰記3 : 暁の寺は蛇巻寺

 水上マーケット観光は、土産物屋で終わり、再度水路を通り、チャオプラヤ川本流に戻って、暁の寺前の船着き場に着きます。

 暁の寺(ワット・アルン)の大仏塔は現在工事中のため、周りに足場が組まれていて、残念ながら登ることはできないということで、門前市の売店を一回りしてきたら、大蛇を肩にかついだ女性が寄ってきます。
 着く前にガイドが「ここには蛇がいます」と言っていたのが、何のことかよくわからなかったけれど、現物を見てよくわかりました。蛇の種類なんか知らないので、アナコンダだかうわばみだか、直径10センチ、長さは4、5メートルありそうな奴で、とにかくそれと記念撮影をさせてくれるというのです。

 わたしは一定の距離を置いたところで見学できれば、それでよかったのですが、中学2年の次男坊は動物が好きで、寄ってきたおばさんの蛇にそっと手を出して、撫でてやるではありませんか。おばさんもニコニコ、次男坊もニコニコ、そこで、ついついわたしもその気になって、蛇を撫でてしまいました。子供の手前、俺だって恐くないんだよというところを見せたかったのでしょう。蛇の肌は、冷たくてちょっとヌメツとた感じで、子供の頃触った日本の蛇は見た目よりもっと乾いた感じだったのに比べ、意外な気がしました。だからといって、手にベトベトが残るようなことはありません。

 そこで次に次男の首に蛇が巻かれたので、さっそく写真を撮ります。後で多少の料金は取られるだろうが、動物好きだし、大蛇に巻かれるという貴重な体験なんだからまあいいやな、と思っていたら、
 「コンドハ、オトーサンネ」
といきなり、わたしの首に大蛇が乗せられます。
 「あ、俺はいいよ」
と言ってはみたのですが、あっという間に、わたしの首に蛇が乗せられ、ひきつりそうになる顔をおさえつつ、わたしもニッコリ記念撮影に応じる羽目になりました。
 まあ、これくらいはしょうがないかと、我慢していたら、次は、次男が隣でもう一匹の大蛇をかついで、親子お揃いの蛇かつぎ記念撮影。もう一人男の蛇使いだか蛇かつぎがいて、夫婦のようでした。
 「コンドハ、オクサン」
と言うけれど、さすがに妻は蛇仲間に加わらない。なにを親子で気味悪いことをやってるのよ、いい加減にしなさい、という感じです。
 さて、これで解放されると思ったら、もう一匹の大蛇がわたしの首に追加され、なんとわたしは二匹の大蛇を首に巻き付けて再度ポーズを取ることになってしまいました。地上最強の男、という感じでいかないと、と思いつつ、ひきつる顔を押さえて写真をとってもらいました。

 ちなみに、後で、一人200パーツと言われて、二人分で400パーツ、言いなりに払いました。ガイドに話したら、それは高い、これから、そういう話は自分を通すように、と言われましたが、あの場合、蛇から解放してくれるのなら、1000パーツでも2000パーツでも惜しくなかったと思います。

わたしには、暁の寺は、蛇の寺として思い出が残るでしょう。

ps. わたしの体験ではなく同じツアーの同行者の体験ですが、ここで、記念写真用に顔だけ穴のあいた看板で写真を撮ったら、その後、どこからか人があらわれて40バーツとられたそうです。無人にしておいて、見張っているようです。「地球の歩き方」にもそう書いてありました。帰国してから読むと見にしみてわかるんですが…

 これを読んだ会議室のタイ通のメンバーからは、200バーツはいくらなんでも高い、20バーツで十分だと書かれました。ちなみにこの頃1バーツは約4円。二人で1600円だから、やはりだいぶ高かったのでしょう。
 そのときの反省もあります。

〉1桁高いですね。一人「20」パーツも払えば十分でしょう。

 うーん、そうですか。 1桁と言われると、わたしなどには手のうちようがないという気がします。

 だいたい値切るということ自体が、わたしなどは気力・体力が充実していないとできません。生活習慣の違いなんでしょう。
 今回の旅行では、もう一つ、シーロムロードからシャングリラ・ホテルまで、トゥクトゥクに家族4人同乗で100パーツという、これはボラれてるんだろうなあと思いながら、乗ったケースがありました。もう歩くのに疲れていて、とにかく帰りたい、4人で100パーツなら一人100円、黙って払ってやろうじゃないかと思ってしまいました。

 これから買い物というときには、ちょっと気張って、負けないように頑張ろうと思って始めるのですが、それでも、1桁違うような値をつけたことはありません。せいぜい相手の言い値の半分からです。
  「100パーツ」と言われれば、「50パーツ」と切り返し、それで、70パーツあたりで決まればもう大儲けした気分になりますし、たとえ90パーツで決まっても、10パーツ得したと思ってしまいます。
 10分の1が適正価格ということだと、もう、半額で値をつけたところから遊ばれていることになりますね。

 言葉と、その物の相場がある程度わかっていないと、避けられないのではないかと、言い訳を含めて思いつつ、反省します。

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