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2013年4月10日 (水)

甲子園ツアー3 有馬温泉

有馬温泉

 布引の滝から新神戸駅へ戻って、有馬温泉へ向かった。驚いたことに、天下の有馬温泉へ行くのに直通電車がなく、一度乗り継いだうえ、さらにたった一駅分を乗り継がないといけなかった。おかげで途中電車を乗り越して、予定より時間がかかってしまった。と、とりあえずミスは電車のせいにしておこう。
 宿泊先の保養所に荷物を置いて、宴会まであまり時間はないが、ちょっと町を散歩した。

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Photo_3 川があって山があってというよくある温泉町のパターンだが、さすがに町の規模が大きく、懐が深い。狭い径が坂をくねくねと上ったり下りたり、歩きでがある。大きなホテルや旅館もあちこちに見える。

 左の赤い橋は「ねね橋」。豊臣秀吉が何度も湯治に来たといい、太閤橋太閤の湯もある。
 歴史としてはもっと古く、神代の昔にさかのぼり、道後、白浜と並び日本三古泉のひとつ、また草津、下呂と並んで日本三名泉のひとつに数えられているそうだ。
 有馬温泉ともなると「日本三大」もひとつだけではないのだ。しかも林羅山がそう書いたとか、枕草子に書いてあるとか聞くと、「日本三大」にうるさいわたしも何も言えない。

 町へ出てまず感じたのは中国人の観光客が多いということ。あちこちで中国語の会話が聞こえる。日中関係が冷え込むと有馬温泉にも相当の影響を及ぼすのではないかと、余計なことが心配になる。

 ここの温泉は「金泉」「銀泉」と呼ばれる二種類の湯があるそうで、「金の湯」には[太閤の飲泉場」があった。一口飲んでみた。ちょっとえぐい。

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 温泉町といっても、昔のような歓楽街の雰囲気はなく、いわゆる「こじゃれた」軽食屋やアクセサリー屋のような店がかなりある。
 温泉にはあまり縁がないので確信はもてないが、ひょっとするとこれは全国的な傾向なのではないか。最近の観光地の商店街はどこへ行ってもみんな軽井沢や鎌倉の小町通り化しつつあるように思う。
 有馬温泉はそのこじゃれた店と伝統的な工芸品やみやげなどの店が入り交じっていて、なかなかおもしろい。
 下左は人形筆の店。人形筆というのは、字を書くために筆をまっすぐにすると軸の上に人形があらわれ、寝かすと引っ込むというからくりつきの筆。
 手編みの竹の篭の店もあった。

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 下の看板には「有馬名産 大醫緒方先生御指示 炭酸煎餅本家」とある。大醫緒方先生とは緒方洪庵かと思ったら洪庵の次男で大阪慈恵病院院長緒方惟準氏のことであった。炭酸煎餅屋は何軒もあるが、かなりの老舗と見受けられたので、ここでみやげを買った。

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 温泉の泉源というのがあちこちにいくつもある。
 御所泉源天神泉源

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Photo_21 この妬泉源は、看板によれば、「妬湯(うわなりの湯)」の泉源で、今は湯が出ていないが、江戸時代の本には、盛装した女性が前に立つと激しく湧いて出るとか、悪口を言ってののしるとたちまち出るとか書かれているそうだ。嫉妬すると湧いて出てくる温泉とは珍しい。

 炭酸泉源には飲場が別についていたので、これも飲んでみると、えぐい味と同時にのどや舌がちょっとピリリときた。なるほど炭酸泉であると納得した。
 この炭酸泉を利用してできた名産品が炭酸煎餅である。(サイダーもある。)

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 温泉寺温泉神社

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 極楽寺有馬玩具博物館のショーケース。時間がなくて博物館の中には入ってない。

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 宴会に遅れないようにと、一時間ちょっとでこれだけ見て回ったら、けっこう疲れた。有馬温泉はなかなかいいところであった。

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