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2013年6月10日 (月)

第七番光明寺

 平塚金目山光明寺(かなめざんこうみょうじ)は、平塚から秦野へ向かう途中、金目川のほとりにありました。桜並木です。春には桜がきれいなことでしょう。

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 大磯町の小磯の浜で、海女の桶の中に入ってきた観音像を祀ったのが始まりだという伝承があるそうです。

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 この金目山(かなめざん)という山号から、何十年も昔のことを思い出しました。
 二十代後半のころ、大学の同窓会をやろうとして、何人かであちこちに連絡しました。その中で電話のわからないある先輩に、電報をうとうということになりました。まだその頃は、冠婚葬祭に限らず電報が使われることもあったのです。
 誰かのメモから、その先輩の住所である平塚市の「ヒキンモク」の何丁目何番地かあてに電報をうとうとしました。そうしたら電報局から、「ヒキンモクという町名はありません。ひょっとして北金目(キタカナメ)ではありませんか」と言われてしまいました。
 そのメモは「比金目」としか読めなかったのです。「キタカナメかあ」とみんなで大笑いしたことを思い出しました。ずっと忘れていたのに、人間何かのきっかけで、変なことを思い出すものです。
 お寺の住所は南金目なので、「ここはナンキンモクだ」と一人でちょっと喜んでおりました。

Dscf7211 庭には水琴窟がありました。常時少しずつ水が落ちるようになっていて、長い竹の端に耳を当ててその音を聞くという、ちょっと珍しい水琴窟でした。
 響きのある、なかなかいい音でした。しかしよくエコーがかかっていて、けっこう大きな音のせいか、わたしの前に聞いていたおばさんたちは、録音した音に違いないと言い合っていました。ひょっとしてこの竿の先にはラジカセでも置いDscf7212てあったのでしょうか。いやまさかそんなことはないと思います。

 仁王門には大きなわらじがかかっていました。

 ご詠歌は、

なにごとも いまはかなひの 観世音 二世安楽(にせあんらく)と たれか祈らむ

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