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2013年6月22日 (土)

6月の南無谷2 ビワ

 さて今年のビワはどうだ、と見ると、袋をかけたままのビワが木の下にいっぱい落ちています。ビワは熟すと自然に落ちるので、これまでも収穫時に多少は落ちていました。しかし、こんなにたくさん落ちていたのは初めてです。いったいどうしたんだろう。もっと早く来ないといけなかったんだろうか。
 落ちているビワを拾って、きれいなのを少し食べてみると、これがうまくない、甘さが足りない。今年もだめだったかと思いましたが、枝に残っている方を食べてみると、これは十分甘い。この二、三年、冬の寒さのせいか、味が大味になっていたのが、元に戻ったような感じです。
 後で、うちの奥さんが近所で聞き込んできたところによると、今年は収穫前に大風が二度吹いて、ビワ農家でもずいぶん落ちてしまったとのこと。昨年の不作の反動で今年はたくさん実をつけたのに、それが落ちてしまって、期待したほどの収穫量は得られなかったそうです。
 だからわが家のビワも、完熟少し前にかなりの数が落ちてしまったけれど、風に耐えて残ったものはきちんと熟して、それなりの味になったということのようです。大風は防ぎようがありませんから、それなら納得がいきます。

 これは枝についていたビワ。袋が張り切っています。

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 開けてみると…

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 きれいなのが出てくると、やっぱりうれしいですね。

Dscf7659 袋ごと収穫して、後で開けて選別します。
 中には傷んでいるものや、熟れすぎてアリがたかっているものもあります。今年はムカデが出てきた袋が三つもあって、うちの奥さんがその都度大声を上げていました。大きいのは5、6センチもあったから無理もありませんが。ムカデの写真は撮りませんでした。

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 今年の特徴として、縦にシワのような模様の入っているものがずいぶんありました。これもこんなにあるのは初めてのことです。うちの奥さんによれば、今年はずいぶん雨が少なかったので水分が不足したせいではないか、ということです。おそらくそうでしょう。
 これではちょっと人様に差し上げるわけにはいきません。しかし収穫日の少し前に雨が降ったおかげか、見てくれの悪いものも含めて、穫れたものは水分たっぷりのみずみずしいものがほとんどだったのは幸いでした。

 そんなわけで今年のわが家のビワは、全体の収量が少なく、その中でも見栄えのいい、きれいなものは多くありませんでした。しかし、収量は少なくても味が元に戻ったのはほっとしています。

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 毎年、昔からの友人などでビワを送ってあげたいと思うところはたくさんありますが、今年も十分なことはできませんでした。届けられなかった人たち、ごめんなさい。

 わが家は「枇食倶楽部」と名乗っていても、商売ではありませんから、これですみますが、ビワ農家は、おいしくてきれいなビワを毎年大量に作り続けなければなりません。まわりではビワのハウス栽培が増えています。天候に左右される露地栽培より、経費はかかっても経営が安定するということでしょう。アベノミクスの成長戦略にビワが入っているとは聞きませんが、農業の工業化はこの地でも少しずつ進展しています。

   

 

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