« 東北3 大船渡 | トップページ | 東北5 宮古・三陸鉄道 »

2013年7月11日 (木)

東北4 浄土ヶ浜

第二日 2013/07/04

 第二日は、7:30つなぎ温泉発と、朝が早い。復興応援ツアーの「浄土ヶ浜&龍泉洞 みやこ・田老号」である。

Photo_4

 ところが、盛岡駅からの客が乗り込んで、本日の客10人がそろったところで、ガイドさんが「本日は「うみねこ号」にご乗車ありがとうございます。」とあいさつを始めた。え、乗り間違えたわけはないが、と聞いていると、これからの予定は間違いないから大丈夫そうだ。Dscf7715
 トイレ休憩のとき、バス前方を確認してみるとこうなっていた。
  「浄土ヶ浜&龍泉洞 みやこ・田老号」と「陸中海岸うみねこ復興応援号」が併記されている。
 ガイドさんに「名前がふたつあるんだ」と聞いてみると、「いえ、これで一つの名前なんです」と言う。
Dscf7710 推測するに、このバスツアーを企画・実施している岩手県北観光は「陸中海岸うみねこ復興応援号」で営業しており、JR東日本はそれを「浄土ヶ浜&龍泉洞 みやこ・田老号」として売っているのであろう。どうでもいいことであるが、「細かいことが気になる、ボクの悪いクセ」と、誰かの真似をして言っておこう。
 盛岡を出てからの山中は濃い霧の中を走っていて、今日の天気も心配されたが、海へ近づくにつれて、だんだん雨はあがり、日がさしてくるようになった。

浄土ヶ浜

 浄土ヶ浜では、オプショナルツアーで遊覧船に乗った。
 同行の二人、I長老T局長である(以前にちょっと紹介したことがあるので、今回は紹介省略)。
 ツアーにうみねこ号の名前がついているのは、ここのウミネコが観光名物になっているからであった。出港すると、エサがもらえると期待して続々とウミネコが集まってくる。

Dscf7723_2  Dscf7734

 船ではエサ用に「うみねこパン」を売っている。これを与えだすと大変である。何十羽というより百羽単位で来ているのではないか。ギャアギャアうるさいことこの上ない。
 小さくちぎったパンを目の前に放り投げてやると、落ちる前にうまくキャッチする。わたしは左手にパンを持って、右手で小さくちぎって投げていたら、横からやってきたヤツに左手の大きな方をかっさらわれてしまった。帽子の上にとまるヤツもいるし、糞を落としていくヤツまでいた。客の方も大騒ぎだ。

Dscf7747   Dscf7744

 カモメとウミネコの見分け方という看板があって、それによるとウミネコは尾羽が黒く、クチバシに赤と黒の斑があるという。こうして見ると、たしかにウミネコである。
 右はウミネコ繁殖地の姉ヶ崎。この写真ではよくわからないが、白い点々が写っているのは全部ウミネコ(のはずである)。

Dscf7740   Dscf7756

 ローソク岩だとか日出島(ひでじま)とかの名所を巡っていく。

Dscf7767   Dscf7764

 しかし観光中にはこんなものも見えてくる。途中から海に沈んでいる防波堤である。右の写真は、壊れた防波堤を、クレーン船が突き崩して、瓦礫として処理しているところだそうだ。

Dscf7765_2  Dscf7752

 人口の防波堤は壊れても、もとから突き出ている自然の岩は、そのまま残っているようにみえる。

Tdscf7750
 遊覧船のガイド さんの話によると、この遊覧船は地震当日は遊覧がおわったところだった。地震の後、津波が来るとの船長の判断で、沖へ逃げて助かった。停泊していた船とドック中だった船の二隻は津波にもっていかれてしまい、この一隻だけが助かったのだという。
 この船も港へ戻れたのは四十数時間後で、売物の「うみねこパン」を食べてしのいだそうだ。イカなどが練り込まれていて人間が食べてもおいしいという。とられる前に一口食べてみればよかった。

 ということで浄土ヶ浜はこのとおり、いかにも観光名所らしいところだったけれど、やっぱり津波の爪痕は残っているのであった。

Dscf7770  Dscf7777

Dscf7774t_2

|

« 東北3 大船渡 | トップページ | 東北5 宮古・三陸鉄道 »

窮居堂旅日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東北4 浄土ヶ浜:

« 東北3 大船渡 | トップページ | 東北5 宮古・三陸鉄道 »