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2013年8月 1日 (木)

富士登山1

Dscf8154 7月28日~29日で、富士山に登ってきた。

 若い頃は、富士山なんかその気になればすぐ登れる山だ、それを行列をつくって登るなんて馬鹿馬鹿しいと、生意気に思っていた。
 それで登る機会のないままこの歳になってしまい、行列は昔よりずっと長くなってしまったようだ。しかし一度くらいは登っておきたいと、以前、学生時代の仲間に富士登山を提案したことがあったが、体力に不安のあるメンバーもあって話がまとまらなかった。
 世界遺産ブームに乗って繰り出したと言われてもしょうがない。ともかく行きたいと思ったときに行ってしまわないと、体力的にもう後がなくなる。ブームだろうが長い行列だろうが行ってこようという気になった。
 6月に急に決心したので、誰も誘わず単独で富士登山のバスツアーを申し込んだ。
 

 最近は登山も様変わりしてパックツアーがいっぱいできている。日本百名山どこでもおまかせで連れて行ってくれるツアーがある。この山に登りたいと思ったら、旅行会社の予定表を見て、○○山何月何日発二泊三日コースをお願いします、でOKである。装備のレンタルもある。
 無論、山は自分で歩かないといけないので、それだけの体力は必要だが、面倒なことは考えなくてもいい。昔は自分でその山のことをガイドブックで勉強して、登山コースを計画し、宿泊の予約、電車の切符の手配まで全部自分でやったもんだ、というのは、今や年寄りの繰り言でしかない。
Dscf8076 富士山ともなると超人気コースなので、首都圏各地からたくさんのバスツアーが出ている。
 わたしもそのひとつにのっかって、7月28日(日)の朝、横浜を出発した。料金は15,100円で、往復運賃に一泊二食の山小屋代、添乗員とガイドの同行、それに帰りの途中の入浴までついている。
 6:30横浜集合、6:45発で、町田へ寄って、町田からの客を乗せ、中央高速から富士スバルライン経由で吉田口五合目へ10:45頃着いた。

 五合目はにぎやかだ。登山者と、このあたりを観光する客とでごった返している。

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 富士山の天気予報は曇りときどき雨だった。残念ながら雲がかかっていて山頂は見えない。

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Dscf8159 ここで各自昼食ををすまして、五合園レストハウスの三階で身支度をする。昼食代は自費だが、レストハウスの使用料は含まれていて、登山に不要の荷物は置いていくことができる。
 12:30広場に集合して出発。ツアーバスの乗客は42人。これをガイドさんが先導し、添乗員さんが最後尾に付くかたちで登っていく。他の団体もいっぱいいるから最初から行列である。

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 まわりに木のある道はしばらく行くとすぐ途切れて、砂礫の山道に入る。ここから頂上までずっと木らしい木はない。
 行列は続いているが、このあたりは砂礫の道で、急な勾配はないから歩きやすい。
 六合目あたりへ来ると、こんなシェルターがところどころにある。

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 そして六合目富士山安全指導センターでは、ちょうど入山料の試験徴収として、「富士山の保存管理に係る協力金」を集めていた。7月25日から8月3日までの10日間だけというから、運がよかったのか悪かったのか。強制されるものではなかったが、支払って、記念の缶バッジをもらった。

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 トイレもここから上は全部有料になる。Dscf80981回200円(頂上は300円だったか?)。わたしは、お出かけ前にはトイレを済ましておきましょう、というよい子のしつけを守ってふだんから生活しているので、休憩のつどトイレに行きたくなって、ずいぶん使った。だから1回あたりの排出量は少ないのに回数は多かったから、ここでも保存管理に少し貢献したのではと思うが、どうだろう。
 山頂を見上げると、上はガスっている。

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 このあたり落石防止の壁がかなり長くつくられている。オンタデという黄色い花の植物が多い。

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 ともかくジグザグに登っていく。ずっと行列で、上はガスである。

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 七合目にとりついたあたりで、溶岩の岩場になってくると、それまでの速度では登れず、ひとりずつ順番にゆっくり登るようになるので、渋滞が発生する。一車線減らされた自動車道路と同じような状態である。

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 これは下を見下ろしたところ。

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Dscf8160_2Dscf8118_3 16:45には、夕食及び仮眠をとる予定の七合目の山小屋、富士一館に着いた。
 小屋はどこも同じように登山道に面した斜面に張り付いていて、敷地に余裕はない。
 ここで高度2800メートルである。体力的にはまだ余裕があるので、もっと上まで行きたいところだが、このツアーはここで仮眠ということになっている。
 この頃は山頂こそ見えないが、少し青空が広がって、明日に期待をもたせた。小屋の上の道には相変わらず行列が続いている。

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 ベッドは二段で、寝袋が隣との隙間なしに並べられている。これは覚悟の上だし、身動きとれないまま八時間もじっと我慢しているわけではなく、三、四時間仮眠するだけだ。
 食事はカレーライス。福神漬けとラッキョウもあった。気圧のせいか、ご飯が少し固めだったが、腹はすいているし、一気に食べた。

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Dscf8126_2 これがその夜の月。18:00に夕食を終え、22:30起床、出発という予定で、しばしまどろんだ。
 やはり隣とぶつかったり、寝づらくてごそごそやってみたりしていたが、昼間の疲れがあるからそれなりに寝た。

 ここまでは快調だった。

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