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2013年12月20日 (金)

第十一番 安楽寺

 次は東松山市の隣の吉見町にある第11番札所岩殿山安楽寺(いわどのさんあんらくじ)(吉見観音)です。

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Dscf8452 ここの仁王門の棟は天邪鬼(あまのじゃく)が支えています。緑と赤の二体いました。よく四天王に踏みつけられている小鬼ですが、ここではなにかいたずらでもして御用をおおせつかったのでしょうか。

 露座の大仏(阿弥陀如来)もあります。

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 これが本堂(観音堂)

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Dscf8461 この前の正法寺の山号は巌殿山(いわどのさん)で、こちらの山号も岩殿山(いわどのさん)です。こちらももともとは岩窟寺院だったと、先達さんが小さな岩窟を前に説明をしてくれました。
 ここへも坂上田村麻呂は来ているというから、よく似ています。同じ頃に同じように栄えていたということでしょうか。
 また源頼朝の異母弟である源範頼(のりより)が、この寺の稚児僧として幼少時代をすごしたという話もあるそうです。義経範頼より年下で、この三人の兄弟はそれぞれ母が違います。
Dscf8459 範頼遠江国蒲御厨(かばのみくりや、浜松市)で生まれ育ったため蒲冠者(かばのかじゃ)と呼ばれたというのが通説ですが、頼朝の旗揚げに馳せ参じるまでは、どこでどうしていたのかよくわからないようです。
 義経などと一緒に平家と戦って勝利し、この吉見にも領地を与えられ、館があって御所と呼ばれていたということです。ここの現在の地名は比企郡吉見町御所となっています。
 しかし最後は頼朝から謀反の疑いをかけられ殺されています。だから子供のころの記録など残っていないのでしょうか。
 

 三重の塔もあります。落ち着いた雰囲気の塔でした。

Dscf8471_2 門前をちょっと行ったところには「どびんや」という団子屋さんがあって「厄除けだんご」を売っています。昔は何軒かあってちょっとした門前町だったそうですが、今は一件だけ。一本90円、しょうゆだんごを食べました。

 

 ご詠歌は、

吉見よと 天の岩戸を 押し開き

大慈大悲の 誓いたのもし

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