« 大山詣り2014 | トップページ | 第二十四番 楽法寺 »

2014年1月25日 (土)

第二十三番 正福寺

 1月22日、バスツアーで坂東三十三カ所の巡礼に行ってきました。今回は茨城県の4カ寺です。

Photo_3
 ここのところ寒い日が続いています。バスの車窓から見ると、夜から朝のうちに雪がふったらしく、利根川のあたりは、畑だか田んぼだか、一面真っ白になっていて、湯気が立ちのぼってかすんでいました。日が照ってきて蒸発しているのです。
 トイレ休憩に立ち寄った守谷のサービスエリアのまわりは、ちょっと雪が積もっていました。
 筑波山の方まで行く予定なので、この先どうなっているか、ちょっと不安と期待が交錯しました。

Dscf8567_2 Dscf8571

 最初の第二十三番札所佐白山正福寺(さしろざんしょうふくじ)は、笠間焼や笠間稲荷で有名な茨城県笠間市にあります。街道沿いには笠間焼の売店や窯元などがたくさん見られ、笠間稲荷のすぐ近くも通りますが、どこも寄りません。個人で来れば当然立ち寄るところですが、一日四カ所まわらないといけないバスツアーには寄っている時間はありません。

 正福寺の入口。昨年の九月に寺の名前を観世音寺(かんぜおんじ)から、昔からの名前の正福寺に戻したということで、道路の案内板などはまだ観世音寺のままになっています。

Dscf8586
 丸太づくりの階段を登っていきます。雪は日陰にうっすら残っている程度で、たいしたことはありません。

  Dscf8578   Dscf8579_2

Dscf8580
 ここは堂内に上がって畳の上でお参りしました。
 知らなかったのですが、今年は坂東午歳特別結縁巡礼というものが行われていて、それぞれの寺で特別法要とか本尊のご開帳が実施されているのだそうです。
 正福寺は、通常の年は月に一回しか開帳していないご本尊を通年で開帳とのことで、いつもは閉ざされている厨子の扉が開いており、拝観してきました。。
 あたたかいお茶が飲めるようになっていて、お茶うけに金平糖まで置いてありました。いつもは先達さんに従ってあげるおつとめ(般若心経)を、ここでは住職さんと、たまたま東京から来ていた住職さんの師僧だという和尚さんが先導してくれました。師僧のお経は音吐朗々たる立派なもので、その後お説教もありましたが、これもよどみなく上手に聞かせて、しかも長くないというすぐれたものでした。
 山の中の小さなお寺でしたが、なかなか居心地がいいところでした。サービスがいい、ではなく「お・も・て・な・し」がよかったと言っておきましょう。どこのお寺にもお守りやらなにやら置いてありますが、同行のみなさん、ここではけっこう買っていたようです。

Dscf8584 Dscf8582

23_5 これはここでいただいた散華(さんげ)という、紙製の蓮の花びらをかたどったものです。縦9センチくらい。
 散華というと、すぐ特攻隊を思い浮かべてしまいますが、もともとは、仏をたたえ供養するために、仏のまわりをめぐりながら花をまき散らすことを言023_2うのだそうです。
 今は法会のときには、こういう紙で作った花びらを使っていて、この紙そのものも散華と呼ぶらしい。
 カード式のお守りもいただきました。

 散華に書いてあるこの寺のご詠歌は、

夢の世に ねむりもさむる 佐白山
たえなる法や ひびく松風

23_2

|

« 大山詣り2014 | トップページ | 第二十四番 楽法寺 »

板東三十三カ所」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第二十三番 正福寺:

« 大山詣り2014 | トップページ | 第二十四番 楽法寺 »