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2014年4月24日 (木)

J53 『スペイン・ジョーク集』

 『スペイン・ジョーク集』(山田善郎訳編、実業之日本社、1980)からの本のジョーク。

15

ありえない

 ホセが妻に言った。
「この小説、ほんとに馬鹿げてるよ、嘘っぱちもいいとこだ。女主人公っていうのが夫にお金ばかりねだってるんだから」
 そうすると妻が言った。
「どうしてそれが馬鹿げているのよっ?」
「夫が小遣いを渡すんだな、それが」
(P85)

 

ハッピーエンド

「ねえ、そうでしょう? ぺぺ。恋愛小説って、きまって終わりは同じね」
「そんなことないだろう。ハッピーエンドもあるけど、なかには結婚してしまうのもあるもの」
(P101)

 

もっと楽に

「君に”料理の手引き”買ってきてやったぞ」
「料理人を一人連れて来てくれた方がよかったのに」
(P112)

 

散髪屋で

「おい、この店に置いてある雑誌はどれもこれも身の毛のよだつような犯罪ばかり載ってるじゃないか」
「それで、こっちも商売が楽になるっていうもんでさ」
「よく分らんな」
「お客さんが、みんな髪の毛を逆立ててくれるもんで、切るのが楽なんでさ」
(P149)

 

集中療法

「あのショーウィンドウに書いてあることはほんとうなの? ”この本をお求めになれば、一週間で三キロ痩られる”っていうの」
「その通りでございますよ、奥様」
「じゃあ、四冊いただくわ」
(P195)

 

悪影響

「あなたー、あの『百歳まで生きる法』っていう本、どこか知らないー?
「わしが隠したんだ。君のお母さんが読んでいたからなあ」
(P196)

 

本屋で

「『泥棒防御法』一冊ください」
「申し訳ありません。昨夜、最後の一冊が盗まれましたので」
(P222)

 

 

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