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2014年11月12日 (水)

JB32 ドイツのジョーク

 フランスの次はドイツである。

135 ヒトラー・ジョーク

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   (書名)    ヒトラー・ジョーク
                   
ジョークでつづる第三帝国史
    (著者)   関 楠生 編訳
     (出版者) 河出書房新社
     (形状)    四六判ソフトカバー
    (頁数)    212
    (出版年)   1980/07/25
                    (1984/08/17、3版)

・わたしの若いころには第二次大戦に関する本はたくさん出ていて、第三帝国うんぬんという本もよく見た。さすがに最近はあまり見なくなって、ゲーリングやゲッペルスの名前を知っている若い人は少なくなっているだろう。
 この本は、当時の年代記をはさんで政治状況などを説明しながら、ジョークを紹介している。それでもよくわからないところがけっこうある。この時代のドイツを勉強しながら読むといいかもしれない。

・わかりやすいジョーク。これは政治家の名前を変えて、あちこちで使われている。

事故
 ヒトラー、ゲーリング、ゲッベルス、ヒムラーの四人が、一台の飛行機に乗って出発した。事故が起きて、飛行機は墜落した。誰が助かったろうか?
 ドイツ国民。(p66)

 

136 ドイツのジョーク

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(書名)    ドイツのジョーク      
       笑っておぼえるドイツ語会話
(著者)   木阪允信、牛田栄次 訳
(出版者) 太陽出版
(形状)    B6ソフトカバー
(頁数)     105
(出版年)   1983/04/25
              (1988/09/25、2刷)

・これはドイツ語学習用の日独対訳ジョーク集。ドイツ語のほうはまったくわからないが、日本語のほうはちょっと固い気がする。

・見本をひとつ。(日本語が固いという例ではありません)

無知

Ich habe gesten mit meinemneuen Freund den >Ring des Nibelungen< angesehen.
Und? Wird er ihn dir kayfen?

 昨日、新しいボーイフレンドと「ニーベルンゲンの指輪」を見に行ったわ
 それで? 彼、その指輪を買ってくれるの?(p50)

 

137 ドイツ人のバカ笑い

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(書名)   ドイツ人のバカ笑い
 ジョークでたどる現代史
(著者)  D・トーマ、M・レンツ、C・ハウランド
      西川賢一 訳

(出版者) 集英社
(形状)    新書
(頁数)    205
(出版年)   2004/06/22

・原著はもっと大部で、ドイツのユーモアの解説などがあるそうだが、それは割愛し、ジョークも厳選してあるとのこと。

・「ジョークでたどる現代史」とあるように、年代別に章をたて、略年表を添え、さらにジョークの間にその頃のドイツの状況なども適宜入っている。

・ちょっと長いけれど、東西ドイツに分かれていた時代のものをひとつ。

 一台のトラービ※がアウトバーンを走っていたところ、パトカーに追い越され、停止させられた。警官が四人降り、車に向かってきたが、なんだかにこにこしている。
「東ドイツ交通警察、陸軍曹長ヒューブナーです」と、いちばん上役らしいのが自己紹介した。
「わたしら、あなたの車を百キロ以上も追走してみたんですが、もうお知らせしてもいいでしょう。よく気をくばり、交通法規を守った運転の仕方だから、あなたを今年の『ベストドライバー』として表彰します。さ、ここにサインしてください。表彰されると賞金が八百マルク出るんですよ」
「お、すごい」、ドライバーが言った、「それだけあれば、おれもとうとう免許証がつくれるな」
「うちの人のいうことなんか本気にしないでね」、助手席の妻が言った、「すぐあんなバカばなしをはじめるの、酔っぱらうといつも」
「ほらごらんよ」、うしろから子供が声をはりあげた、「ぼくがさっき言ったとおりじゃないか。盗んだ車で行ってもすぐつかまる、って」
 このとき後部トランクルームのボンネットが開いた。おばあちゃんが顔を出して尋ねるには、「どうしたの? もう西に着いたのかい?」(p138)

※東ドイツの国民車

 

138 ドイツ産ジョーク集888(ワッハッハ)

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   (書名)   ドイツ産ジョーク集888(ワッハッハ)
     (著者)   田中 紀久子 訳編
     (出版者) アートダイジェスト
      (形状)    四六判ソフトカバー
      (頁数)     303
      (出版年)  2009/04/16

・「888」には「ワッハッハ」とかながふってあって、888篇のジョークが収録されている。訳編者の知人のドイツ人のジョーク・コレクションを翻訳したものだそうだ。

・訳編者によれば、ドイツでは嫁姑の関係より、姑と婿との関係がうまくいかないことが多く、それをネタにしたジョークが多いという。この本にもいくつか収録されている。
 その中からひとつ。

滞在期間
 ミヒャエルが義母を迎えて言った。
「お義母(かあ)さん、今回はどれくらい泊まっていってくれるの?」
「おまえ達の邪魔になる前には帰らせてもらうよ」
「なんだ、そんなに早く?」(p89)

 

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