« おりょうの妄想? | トップページ | 第三十三番 那古寺 結願 »

2015年2月23日 (月)

第三十二番 清水寺

 2015年(平成27)2月6日、とうとう坂東三十三カ所巡礼が完結しました。

33150206

 いよいよ明日が最後の巡礼というときに、バスの添乗員さんから電話がかかってきました。
「あのう、未入金みたいなんですけど…」
 情けない。申込だけして、入金手続きを忘れていたらしい。なお情けないのは、いやそんなことはない筈だと、ムキになって反論してしまったこと。
 ところが調べたら入金した形跡がない。すぐ入金して参加OKにしてもらいましたが、電話の向こうで「また年寄りが勘違いして…」とか言われていたことでしょう。
 しょっちゅう度忘れしているんだから、もっと謙虚にならないといけません。観音巡礼も大詰めだというのに、ちっとも人間ができていません。恥ずかしい。

 平成27年(2015)2月6日、前日は横浜でも雪がちらちらしていて、朝は道路の凍結に注意と言われていましたが、だんだん日が射してきて暖かい日になりました。
 まず千葉県いすみ市岬町音羽山清水寺(おとわさんきよみずでら)へ行きました。京都の清水寺と山号も寺号も同じです。その昔、伝教大師が、京都の清水寺に地形が似ているからとここに庵を結んだのが始まりで、名前もそのままつけられたそうです。
 今回の先達さんは京都から来ているとのことで、昔はそうだったかもしれませんが、今は全然似てません、と何度も言っていました。
 まあ、お寺のある山から見下ろした風景はこうですから、京都に似ていないと言われても無理はありません。

Dscf9758
 山道がけっこうありました。結願前の最後の修行と思って登るようにと、先達さんに言われました。

Dscf9730
Dscf9732_2
 息をきらしながら仁王門へ着きました。奧に赤い四天門が見えます。
Dscf9754

Dscf9755 Dscf9756

 四天門には風神雷神がいました。

Dscf9753_2
Dscf9751 Dscf9750

 本堂です。

Dscf9739

 江戸時代に焼けて、建て直したもので、二百年くらい前のもので古い。しかし先達さんは、二百年ぐらいではまだまだ、と京都人の余裕を見せていました。

Dscf9737_2
 古い奉納額(絵馬)がいろいろありました。

Dscf9735
 本堂の脇は、ちょっとした斜面になっていますが、清水の舞台とはいいにくい。

Dscf9740_2

 百体観音堂というのがあって、西国三十三カ所・坂東三十三カ所・秩父三十四カ所の本尊の写しが百体祀られています。昔から百カ所まわることは難しかったので、こういう「写し霊場」があちこちに作られました。百カ所には含まれていないお寺にも、写し霊場があるところがあります。

Dscf9745_2 Dscf9744_2

 この寺と京都の清水寺、兵庫県加東市の御嶽山清水寺(みたけさんきよみずでら、播州清水寺)を日本三大清水寺というそうです。どこも山があって、涸れない清水があって、坂上田村麻呂にゆかりがあるそうです。
 ただ、「日本三大清水」には異説があって、大阪市天王寺区の清水寺や岩手県花巻市の清水寺もそう称されているようです。 京都の清水は必ず入りますが。
 これがここの清水、「千尋の池」です。
 

Dscf9742_2
 ご詠歌は、

濁るとも 千尋の底は 澄みにけり
清水寺に 結ぶ閼伽桶

Photo_4

 

 

|

« おりょうの妄想? | トップページ | 第三十三番 那古寺 結願 »

板東三十三カ所」カテゴリの記事

コメント

坂東三十三カ所巡礼成就おめでとうございます。

文中にある加東市は隣町で、加古川を挟んで東が加東、
西が加西です。
日本のへそが西脇市といわれてますが、播州清水寺は
ほぼ日本の真ん中に位置してることになります。
なお加西には法華山一乗寺があり、三重塔は国宝に指定されています。
次からは西国三十三カ所巡りでも如何ですか?

投稿: jiseizai | 2015年2月24日 (火) 09時57分

 ありがとうございます。
 加古川の東が加東、西が加西ですか。なるほど、わかりやすいですね。
 西国も行ってみたいけれど、遠いので時間もお金もかかります。簡単には行けまません。
 西国三十三カ所というと「琵琶湖周航の歌」の「西国十番長命寺」を思いだします。なぜか長命寺は三十一番ですが。

投稿: 窮居堂 | 2015年2月24日 (火) 18時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第三十二番 清水寺:

« おりょうの妄想? | トップページ | 第三十三番 那古寺 結願 »