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2015年3月 2日 (月)

J63 光文社「世界のジョーク集」から

 久しぶりに「本のジョーク」をJB34 光文社「世界のジョーク集」で紹介した本からどうぞ。
 まず『ラリー・ワイルド『犬と猫のジョーク集 世界のジョーク集3』(光文社文庫、1986)』から。

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愛読欄は(仮題)

 パーキンス氏が、隣に越してきたネルソン氏の家に遊びに行き、おしゃべりをしていると犬がやってきて、タイムズの日曜版はないか、とネルソン氏に訊いた。ネルソン氏が新聞を渡すと、口にくわえて部屋を出て行った。
「すごいじゃないか!」とパーキンス氏。「あの犬は字が読めるんだね!」
「まんまとだまされたね」とネルソン氏が答えた。「アイツは字なんか読めやしないよ。連載漫画を見るだけなんだ」(p犬71)

 

映画を見る犬(仮題)

 ディクソン氏は映画を見ていた。ふと気がつくと、前の席には男と大きなアフガン犬が並んでいるではないか。犬は明らかに映画がわかる様子で、悪人が出てくると唸り声をあげ、滑稽なシーンでは笑った。
 ディクソン氏は男の肩を叩いた。「お邪魔して申しわけありません。しかし、映画が好きな犬なんて、どうにも珍しくて」
「ああ、おれもそう思う」と男は答えた。「こいつ、本は嫌いなくせにな」(p犬79)

 

猫の本の読者(仮題)

 ある書店で猫の本が異常な売れ行きを見せた。店主はさっそく百部の追加注文を出した。折り返し出版社から電報が届いた。
『百部発送した。おたくの客は人間それともネズミなの?』(p猫16)

 

 次は、ラリー・ワイルド『男と女のジョーク集 世界のジョーク集1』(光文社文庫、1985)から。

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遠い景色(仮題)

 広告代理店の重役が理髪店の椅子に座ってペントハウス誌を読んでいた。最初のヌード写真のところまでくると、彼はページをめくる手をとめた。理容師がわかっていますよというようにウィンクした。
「誤解しないでもらいたいね」と「重役はいった「わたしがペントハウスを読むのは、ナショナル・ジオグラフィック・マガジンを読むのと同じだ―― 一生縁のない景色をながめるだけだよ」(p28)

 

 最後は、ラリー・ワイルド『ゴルフ・ジョーク集 世界のジョーク集5』(光文社文庫、1986)から。

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ゴルフ友達(仮題)

 土曜日がくるたびに、いつもおなじ相手とラウンドする男がいた。ある土曜日、彼がめずらしく家にとじこもって本を読んでいるのを見て、妻がたずねた。
「あら、きょうはヘンリーとゴルフに行かないの?」
「だれが行くもんか。きみならどうする? 嘘をついたり、ごまかしたり、ボールを動かしたりする男とプレーする気になるか!」
「まっぴらごめんだわ!」
「ヘンリーもそういうんだよ」(p100)

 

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