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2015年4月 9日 (木)

J64 ドイツのジョーク

 本が出てくるジョーク。田中紀久子訳編『ドイツ産ジョーク集888』(2009、アートダイジェスト)からです。

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リサイクル

「パパ、いい知らせがあるよ」
「そうか、聞きたいな」
「あのね、新しい教科書にお金を使う必要がなくなったよ。今年のをもう一年使うことになったんだ」(p70)

 

たまにはゆっくり

「こんにちは、本屋のおじさん」とアンドレアス。
「推理小説ありますか? うーんとこわい事件で、ゾッとするような殺人トリックがあって、グラマーな女の人がでてくるみたいなやつ」
「おいおい、坊や、そういう本はきみにはまだふさわしくないなあ」
「ぼくじゃなくて、パパ用なんだ。ぼくだってたまにはひとりでゆっくり鉄道模型で遊びたいから」(p85)

 

眠れない

 ヘルガが寝る前に、パパはベッドサイドで童話を読んであげている。
「あのー、パパ」とヘルガが口をはさんだ。
「ちょっとお願いがあるんだけど……」
「いいとも。なんだい?」とパパ。
「もう少し小さい声で読んでくれないかなぁ。あたし眠れないんだ」(p86)

 

道は正しい

 若い修道女が道を急いでいたのでやむなくヒッチハイクをした。ドライバーは彼女が気に入ってしまい、思わず膝へ手をのばした。すると彼女は小声でこういった。
「旧約聖書9ページ、5行目を!」
 ドライバーはあわてて手をひっこめた。
 うちへ帰ってから彼が聖書をめくってみるとそこには「道は正しい。迷わず進め」とあった。(p166)

 

  もうひとつ。これは木阪允信、牛田栄次訳ドイツのジョーク 笑っておぼえるドイツ語会話』(太陽出版、1983)から。

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殺しのテクニック

 老夫婦が食事をしている。
 Das Pilzgericht schmeckt heute ja hervorragend, woher hast du denn das Rw
Rezept?
 今日のこのきのこ料理は特別うまいね、どこで作り方をおぼえたんだい?
Aus dem Kriminalroman.
 推理小説でよ。(p26)

 

 さらにもうひとつ、これは『続・世界のジョーク・警句集』(田辺貞之助他、自由国民社、1986)からで、ヒットラー時代のことか。安部さんとか三原さん、だいじょうぶかな。

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軽い読物

 ライプツィヒで女が本屋をのぞく。
「夫が病気なんですの」と、彼女は言う。
「何か読むものを買ってやりたいんですけど」
「国粋的なものはいかがでしょう」と、店員が聞く。
「いいえ、それほどひどい病気じゃないんです」(p99)

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