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2015年4月 2日 (木)

光明寺の桜

 3月30日(月)、鎌倉の光明寺へ桜を見に行きました。ここは中心部からちょっとはずれているので、鎌倉の有名な寺としては訪れる人が少ないところです。3月28日(土)、29(日)に行われたという観桜会は、きっとにぎわったでしょうけれど、その後の月曜ならすいているだろうというねらいです。

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  入口の総門です。

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 総門を入ると立派な山門が見えます。ここは、徳川家康が芝の増上寺を開くまでは、浄土宗の関東総本山だったそうで、今でも浄土宗の七大本山の一つです。だから境内も広く、ゆったりとしています。

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 昨日の観桜会のときはこの山門に登れたようですが、いつもは登れません。
 桜が咲いています。山門の向こうにも見えています。

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 こちらが本堂です。大殿(だいでん)というらしい。

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 こんな大きな古木があって、シートを広げている人たちもいましたが、やはりそんなに混雑していません。来る途中通り抜けてきた鶴岡八幡宮のあたりは相当の人出で、車も渋滞していました。期待どおり、ゆっくり見られます。花は満開の一歩手前というところでした。

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 まず本堂へおまいりします。

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 本堂の左手奥には、記主庭園(きしゅていえん)という、蓮池のある庭があります。記主というのは仏教用語で、重要な経論について規範的な注釈を施した人のことだそうで、ここでは、この寺の開山、浄土宗第三祖然阿良忠記主禅師(ねんなりょうちゅうきしゅぜんじ)のことです。難しい名前です。
 小堀遠州の作と伝えられる庭で、7月には観蓮会があって、抹茶を飲みながら蓮の花を見ることができるそうです。

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 この建物は大聖閣(たいしょうかく)といいます。

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 本堂の右側にはこんな石庭があります。

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 「三尊五祖の石庭」といって、奥の方の三石が阿弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)をあらわし、手前の五石が浄土五祖(釈迦・善導・法然・鎮西・記主)をあらわすということです。
 今日は花見ですが、車なので、この石庭の前でペットボトルのお茶を飲んで、しばし沈思黙考しました。

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 これは開山堂
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 このお寺とは多少縁があって、この開山堂だか本堂だかの屋根の修理のときに、瓦一枚、いやその下に敷く板一枚くらいでしょうか、寄附したことがあります。何度か来たことがありますが、たいていは閑散としています。冬には近所の猫がいっぱい集まって日向ぼっこをしています。拝観料はいりません。
 材木座の海岸のすぐそばです。だから裏山へ登ると見晴らしがいいそうです。次回はそちらも行ってみることにして、今回は花見だけで帰りました。

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 「光明寺」というお寺は横浜にもいくつかあるし、旅行に行ってもあちこちで見かける名前です。根拠はありませんが、日本で一番多いお寺の名前ではないかと思っています。うちのカーナビで検索したら501件ヒットしました。これ全部がお寺ではないとしても、三、四百はありそうです。
 わたしの郷里では、光明寺と言えば隣町の地名(大字名)で、桜の名所でした。子供のわたしは、そういう名前のお寺があることも知りませんでした。木曽川の堤防に長い桜並木があり、見事なものでした。今もきれいに咲いているようです。
 遠足に行ったり、少し大きくなってからは子供同士で遊びに行ったりしました。あ、桜のころ写生大会に行って、桜を描かずに大きな枯木を一本だけ真ん中に描いたことを思いだしました。大人たちが、せっかく桜が咲いているのになんでこんなものをとあきれたようなことを言っていたのも思いだしました。
 こんなことずっと忘れていました。枯木の枝ぶりがカッコイイと思って描いたのに、大人はわかってくれませんでした。当時から趣味が渋かったようです。

 

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コメント

枯れ木、の話には、笑ってしまいました、
幼少の頃の店主さんを想像してしまいました。

投稿: jiseizai | 2015年4月 6日 (月) 16時15分

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