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2015年5月14日 (木)

妙法寺のシャガ

 安養寺の後、すぐ近くにある安国論寺へ行きました。わたしの持っているガイドブックに藤の写真が載っていたので行ったのですが、もう終わっていました。それで次はその隣の妙法寺シャガを見に行きました。柄にもなく今回は花めぐりです。
 安国論といえば立正安国論、妙法といえば蓮華経で、どちらも日蓮ゆかりのお寺です。「日蓮上人辻説法跡」もそう遠くはなく、ここ大町のあたりには日蓮宗のお寺がたくさんあります。

 これが妙法寺総門です。石柱には「松葉谷御小庵霊跡(まつばがやつ・ごしょうあんれいせき)」とあります。

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 本堂です。

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 額には「楞厳山」と難しい字が書かれています。「りょうごんさん」と読み、この寺の実質的な開基である楞厳法親王妙法房日叡(りょうごんほうしんのう みょうほうぼうにちえい)にちなんだもののようです。日叡は「建武の中興」の護良親王(もりなが/もりよし・しんのう)の子で、妙法寺の裏山の山頂にはその護良親王の墓もありました。

 本堂の奧に仁王門があって、更に奧に苔むした階段が見えます。

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 この階段を登るのは禁止されています。写真の右の上の方に白く見えるのがシャガの花です。ちょっとした群落がありました。

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 これがうまく写真が撮れませんでした。あっと驚くほどの群落でもなかったので、気合いが入らなかったせいでしょうか。

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 シャガというのは「射干」、「著莪」と書き、中国渡来の花で「胡蝶花(こちょうか)」とも言うそうですが、わたしには蝶と言うより蛾のように見えます。やっぱり気合いが入らず、うまく撮れていませんでした。
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 苔の階段も有名だそうです。アップを入れておきます。

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 苔の階段の脇にある、登ってもいい階段からどんどん上へ行くと、法華堂鐘楼を経て御小庵(ごしょうあん)跡へつきます。

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 ここが総門前の石柱に「松葉谷御小庵霊跡」とあった御小庵跡です。
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 日蓮は、安房から海を渡って鎌倉へ入り、松葉ヶ谷(まつばがやつ)に草庵を結び、布教の拠点としました。その草庵の跡がここだということですが、実は正確な場所は確定されておらず、隣り合った安国論寺、長勝寺(ちょうしょうじ)も自分のところこそ松葉ヶ谷草庵跡だと称しています。元祖・本家争いがここにもありました。

 ここからさらに登っていくと裏山の頂上に着きます。そこが大塔宮護良親王の墓です。

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 そして海側は少し切り払ってあるので、鎌倉の海が見えました。初夏といっていい陽気でここまで登るのに汗をかきました。

Photo




  

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コメント

へー、これシャガっていうのですか、
田舎の井戸端に咲いています。
暑くなります、ご自愛を!

投稿: jiseizai | 2015年5月15日 (金) 14時18分

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