« 明月院のハナショウブ | トップページ | 東慶寺のイワタバコ »

2015年6月15日 (月)

浄智寺の布袋さん

 明月院のあと、浄智寺(じょうちじ)へ行きました。(2015年6月6日)
 明月院から近く、東慶寺の隣、という感じです。

Photo

 ここが入口で、閑静な山寺というおもむきです。左手の道は葛原ヶ岡ハイキングコースになっていて、源氏山の方へ行きます。

Dscf0385_2
 同じ場所で2008年2月に撮った雪の写真がありました。(→雪の鎌倉

03s_2

 橋があって池があります。

Dscf0431
 この池の水は昔の鎌倉十井(じっせい)のひとつ「甘露の井」の水で、また鎌倉五名水のひとつでもあるそうです。
Dscf0427_3
 現在の水の色から「甘露」を連想するのはむずかしいけれど、昔は貴重なきれいな水だったのでしょう。

Dscf0430_3

 惣門には寶所在近」と書かれた扁額があります。円覚寺開山の無学祖元の書と言われているそうです。
Dscf0386
Dscf0387

 「寶所在近更進一歩」=「宝所(ほうしょ)は近きにあり、更に一歩進めよ」という禅の言葉があるそうです。「宝所」というのは悟りの世界のことで、悟りまでもう少しだ更に努力せよ、という意味のようです。この近くを掘ると鎌倉幕府の埋蔵金が…ということではありませんでした。

 鎌倉石の階段を登ります。

Dscf0390_3
 二階が鐘楼になった山門があります。そんなに大きなものではありません。
Dscf0394

 ここの扁額は「山居幽勝」で、石川丈山の書と伝えられるそうです。

Dscf0394_2
 ここは仏殿。「曇華殿(どんげでん)」の額があります。
Dscf0422
 この寺、昔は鎌倉五山のひとつで、かなりの寺領や塔頭などを持っていたそうですが、今はひっそりとしていて、これが本堂なのでしょうが、大きなお寺によくあるきらびやかさみたいなものはまるでありません。閑静な山寺の風情です。
 敷地は広く、大きな木もたくさんあります。これはビャクシン(柏槇)。

Dscf0415
 コウヤマキ(高野槇)

Dscf0419
Dscf0418_2
 観音堂の看板があったので行ってみると、別棟ではなく、仏殿の裏の角が観音堂になっていました。こういうのもめずらしい。

Dscf0417_2
Dscf0416_2

 順路に沿っていくと、茅葺きの建物がありました。何も案内がないのでわかりませんが、書院のようです。どんどんひなびてきます。

Dscf0399

 季節によって、いろんな花が咲くようです。

Dscf0400
 この奥に墓地があって、そこを右に曲がると、ここにも「やぐら」がありました。

Dscf0405

 この小さなトンネルの向こうには「鎌倉江の島七福神」の布袋さんがいました。

Dscf0406_2
 布袋さんの腹をなでるといいことがあるそうです。

Dscf0409_2

 みんながなでるので腹だけ色が変わっています。わたしもひとなでしてきました。

Dscf0408t

 入口付近にもこの旗がありましたが、閑静なお寺には何か場違いな感じがしました。

Dscf0392_2
 鎌倉五山第四位のお寺も、今は七福神の布袋さんがたよりなのでしょうか。布袋さんはもともと中国の禅僧だったというから、ここにいても不思議はないのでしょうが。

 ここは庫裏でしょうか?こんな庭もある閑寂な鎌倉の山寺でした。

Dscf0411_2
 観光客が少ないので、のんびりできます。拝観料200円です。
Img_20150607_0001_2

 

 

|

« 明月院のハナショウブ | トップページ | 東慶寺のイワタバコ »

鎌倉散歩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 浄智寺の布袋さん:

« 明月院のハナショウブ | トップページ | 東慶寺のイワタバコ »