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2015年8月17日 (月)

由比若宮は元八幡

 8月10日(月)、猛暑日でこそありませんでしたが、暑い中を鎌倉へ行ってきました。ここのところ花めぐりになっているので、『鎌倉花散歩』(原田寛、1998、山と渓谷社)という本を見てみると、8月のモデルコースは、宝戒寺(ほうかいじ)から補陀落寺(ふだらくじ)までいくつかのお寺をまわってサルスベリ、フヨウ、オシロイバナを見ることになっています。補陀落寺は光明寺の近くで駅から遠いので、逆コースで歩いてみることにしました。

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 ところが鎌倉駅から炎天下25分もかけて歩いた補陀落寺ではサルスベリはほとんど終わっており、次の実相寺(じっそうじ)のフヨウはまだ早い、という有様でした。

Dscf1030            補陀落寺のサルスベリ

Dscf1039            実相寺のフヨウ

 これでは花を見たという気にはなりません。この先も心配になってきます。しょうがないので、花があるとは書いてないけれど元八幡(もとはちまん)へ寄ってみました。ここは細い道を入っていく、ちょっとわかりにくいところにあります。
 途中、「石清水の井」というのがありました。これも「鎌倉十井」のひとつだそうですが、水は見えず、これだけのもののようです。

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 その奥が元八幡、正式には由比若宮というようです。

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Dscf1044_7 道路との堺には「元鶴岡八幡宮」という石碑が立っています。
 ここの昔の地名を由比郷鶴岡といった。そこへ源頼義が前九年の役の勝利に感謝して京都の石清水八幡宮を勧請して八幡宮をたてた。百年あまり後、鎌倉入りした頼義の子孫・源頼朝がその八幡宮を現在の鶴岡八幡宮の場所に移した。以降、ここは由比若宮元八幡と呼ばれるようになった、ということです。
 かなり由緒正しい神社ということになりますが、入ってくる道がよくわからないくらいで、ひっそりしていて誰もいません。鳥居の前の家には細い注連縄が飾ってあったので宮司さんの家ではないかと思います。

 鳥居から中を見ると神殿の間にもう一つ鳥居があって、それなりの構えになっています。やっぱり「元鶴岡八幡」だからでしょうか、境内は狭いけれど、きれいに手入れされているようです。
 けっこう大きな木が多く、こんもり繁っています。蝉がうるさい、夏の盛りです。
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 「旗立の松」というのがありました。源義家が「後三年の役」に向うとき白旗を立てて武運長久を祈ったそうです。外側だけで中は空っぽです。この姿で残されているのもちょっとかわいそうな感じがします。

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 やっぱり花めぐりは柄じゃなかったかと思いつつ、ここで休憩しました。暑い。

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