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2015年11月19日 (木)

横浜にぎわい座11月

11月3日、また横浜にぎわい座へ行ってきました。

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 出し物は

前座 笑福亭希光      時うどん
入船亭小辰          悋気の独楽
鏡味よし乃           太神楽
三遊亭圓丸          尻餅

           (中入り)
古今亭今輔               飽食の城
江戸屋子猫          動物ものまね
五明楼玉の輔
        芝浜

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 前座の笑福亭希光(きこう)は鶴光(つるこう)の弟子とのこと。関西だけあって、「時そば」ではなく「時うどん」をやった。前座にしては達者で、けっこう時間をかけてやった。
 上方落語には東京のような二つ目・真打ち制度はないというが、前座は前座で同じなのだろうか。

 入船亭小辰(いりふねていこたつ)の「悋気(りんき)の独楽(こま)」は、ヤキモチ焼きの奥さんが小僧に言いつけて、妾宅へ行く旦那の後をつけさせる話。いまひとつ。

 太神楽(だいかぐら)の鏡味よし乃(かがみよしの)は、国立劇場太神楽教室の出身で、まだ新人らしい。五階茶碗という、顎に棒のようなものを建ててその上に板と茶碗を積み上げていく芸を見せてくれたが、技もしゃべりも教科書どおりに一生懸命やっている段階という感じで、ちょっと花がない。傘回しも同じ。

 三遊亭圓丸の「尻餅」は、大晦日に餅もつけない貧乏所帯が、見栄を張って長屋のみんなに音だけ聞かせようと、いやがるおかみさんのお尻をたたいて餅つき風景を演出するという話。餅をつくときの所作と音が見せ場。

 古今亭今輔といえばわたしくらいの世代だと先代(五代目)の、にぎやかなお婆さんが出てくる新作落語の今輔である。もうどんな話だったかは忘れてしまったが、ラジオでおもしろく聞いた記憶は残っている。
 六代目はまだ若く、東海大学の落研の出身だそうで、マクラでその頃の話が長くかった。「飽食の城」は新作で、戦国時代、兵糧攻めにあった城がちっとも落ちなかったのは、実はお菓子の城だったから、という話。
 お菓子でできていたというネタだけに頼っていて、話のふくらみがない。マクラが長かったのも、これではそんなに長い時間話せないからではないか。

 動物ものまねの江戸屋子猫は現在の江戸屋猫八の息子だそうだ。わたしが子供の頃の「お笑い三人組」の猫八の孫にあたる。お家芸というわけだ。
 動物のものまねの上手下手は、もとの鳴き声をよく知らないと判定できないし、いくらソックリでも、そればかりではすぐ飽きる。子猫は間のしゃべりがうまく、楽しめた。 

 五明楼玉の輔(ごめいろうたまのすけ)もまだ若い。「芝浜」をやりだしたので、もうそんな季節になったかと思った。いまいちと言っては悪いけれど、この話はあんまり有名なので、ちょっとやそっとの話ではなかなか感動できないのだ。

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