« 円覚寺は舎利殿 | トップページ | 横浜にぎわい座11月 »

2015年11月16日 (月)

円覚寺の宝物風入

 円覚寺宝物風入方丈で行われていました。方丈唐門を入ります。

Dscf2120

 方丈の右側の庫裡が入口になっていました。

Dscf2117
 けっこう人がいます。

Dscf2118
 中は撮影禁止だったので、いただいた目録をちょっと見てください。

Photo
 絵は、かなりくすんだものが多く、色鮮やかで目を驚かせるようなものはありませんでした。年代が年代だし、ただ秘蔵していたわけではなく、それなりに人の目に触れさせてきたものだということもあるのでしょう。
 驚いたのは書状で、いきなり北条時宗の「拝請状(はいせいじょう)」という書状が出てきました。上の写真の左下です。蘭渓道隆が亡くなったため、時宗が、これに代わる名僧を招きたいと宋へ送った使いが持って行った書状です。これにより無学祖元がやってきて、円覚寺の開山となったという、歴史的な文書です。わかりやすい字で「時宗留意宗乗積有年序建営…」とあります。読めませんが、そういう手紙だと知っていると、なんとなくわかるような気がします。
 他にも北条貞時だとか、足利尊氏だとか歴史上の人物がたくさん出てきて、この寺の歴史上の地位の高さと厚みを感じました。天皇宸筆の円覚寺の門額の原稿(額草)というのもありました。 

Photo_3
 お寺の物ですから、書画骨董と言ってはいけないのでしょうが、「なんでも鑑定団」を思い出しながら、あれこれ拝観しました。
Photo_2

 風入の会場である方丈には、呈茶席が設けられていたので、お茶をいただきました。千円でした。 

  Img_20151105_0001_2  Img_20151105_0002

 抹茶券の左上に描かれているのが、その昔の国宝シリーズ切手「円覚寺舎利殿」です。ちょっとなつかしい。

 茶席から見えた庭です。

Dscf2115
 お茶もお菓子もおいしくて、ちびちびやっていたら、順番が最後の方だったので、すぐ片付けがはじまり、残りを一気にいただきました。あぐらをかいていても足のつけ根がつりそうになって困りました。歳です。

 円覚寺は何度も来ており、いつでも来られるところなので、今回はこの寺のもう一つの国宝、「洪鐘(おおがね)」だけを見てきました。
 入口に近い方の小高い丘に登ると弁天堂があります。この鐘を鋳造しようとしたとき、江ノ島の弁天様が助けてくれたというので、ここに弁天堂を建立したそうです。 

Dscf2129
 その前に洪鐘はあります。正安三年(1301)の鋳造だそうです。

Dscf2136

 ここからはこんな景色が見えました。祝日は混むだろうから、昨日のうちに来るつもりだったけれど、雨で寒かったので延期しました。一転さわやかな秋晴れになってよかった。

Dscf2130
 帰るときの総門は、修学旅行らしい団体も来ていて、やっぱりけっこう混雑していました。
Dscf2138_2

Photo_3

 

|

« 円覚寺は舎利殿 | トップページ | 横浜にぎわい座11月 »

鎌倉散歩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 円覚寺の宝物風入:

« 円覚寺は舎利殿 | トップページ | 横浜にぎわい座11月 »