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2016年2月 8日 (月)

十二所神社から近代美術館へ

 光触寺の次は十二所(じゅうにそ)神社です。

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 街道から少し入った、山際のちょっと高いところにあります。

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 このあたりの地名の十二所(じゅうにそ)というのは、昔は十二荘あるいは十二庄という荘園だったんだろうと思っていたら、この神社が、もとは熊野十二所権現(くまのじゅうにしょごんげん)の社だったからだそうです。光触寺の境内にあって荒れ果てていたのを、江戸時代末に明王院の住職が呼びかけて、ここに建て替えたということです(沢寿朗『知られざる鎌倉(1985、鎌倉朝日)』より)。 明王院光触寺と、この日行ってきたところは全部関係があるのでした。
 「家が十二軒しかなかったから」という説もあるそうですが、十二所権現の方がもっともに聞こえます。

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 大きな銀杏の木があって、日本の田舎のどこにでもありそうな神社です。

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 小さな社は山の神だそうです。さらにその隣に山の壁面を削った穴に小さな祠(ほこら)が二つあります。

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 左が疱瘡神(ほうそうがみ、ほうそうしん)、右が宇佐八幡だそうです。

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 疱瘡神というのははじめてみます。その昔、疱瘡(天然痘)を避けるあるいは軽く済ますために、神さまに祀り上げて拝んだものなのでしょう。こんなところにあるとは知りませんでした。

 ここのところ寒かったけれど、この日は晴れて暖かい日でした。本来ならこのままぶらぶら歩いて、朝比奈切り通しを抜けて横浜市金沢区へ出るところですが、この日はもう一箇所行きたいところがあったので、バスに乗って鶴岡八幡宮まで戻りました。境内にある県立近代美術館鎌倉館が1月31日で終了になるのです。

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 数えるほどしか来たことはないけれど、これで終わりとなると、もう一度見ておこうかという気になりました。同じような人が大勢いるらしく、入場の行列ができていました。

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 この池は八幡宮の源平池です。もともと八幡宮の敷地を借りているのです。
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 展示を見終わって外へ出ると、もう四時頃になっていたので、行列は解消されていました。

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 神奈川県立美術館は今後、鎌倉別館と葉山館の二つで運営されていくそうです。この建物はモダニズム建築の傑作として保存する話があるようです。

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