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2016年2月18日 (木)

最近の中華街

 春節の獅子舞を紹介したついでに、最近の中華街を紹介しておきます。といっても最新の話ではありません。歳を取ったせいで、昔と比べて中華街も変わったな、と思うことがしばしばあるので、そういうものや場所のことです。

 善隣門から入ってすぐ、右側に見えるのがチャイナスクエアです。

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 これは、観光客を対象にした複合商業施設とでも言ったらいいのでしょうか。お土産や食べ物に、カラオケ、それに「ヨコハマおもしろ水族館」という水族館まであります。これはお笑いの吉本興業のプロデュースで「よしもとおもしろ水族館」という名前ではじまりました。名前が変わったのは、もう吉本は関係ないからなのか、行ったことがないので、そのあたりはわかりません。

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 チャイナスクエアからすぐのところに「横浜博覧館」があります。
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 ここも複合施設です。

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 ここにはなんと「ベビースターラーメン」の店があります。これが「中華」だとは思ってもみませんでした。

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 最近は複合施設が多い。関帝廟通りの奥には八階建ての大きな「横浜大世界」というのもあります。ここにはアート+トリックの「アートリックミュージアム」という施設があります。

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 これらの商業施設は、中華街の外から入ってきた資本がやっているもののように感じられます。
  華僑は、1972年の日中国交樹立以前に来日し定住した「老華僑」と、それ以降、主に「改革・開放」以降に来日・定住した「新華僑」に分類されるそうです。さらに新華僑は、最初の頃に借金して来日した「皿洗い世代」と、裕福になってからやってきた「起業世代」とに分類できると、拓殖大学海外事情研究所華僑研究センターニューズレター№16に書いてありました(渋谷司「日本のチャイナタウン」)。
 新華僑、日本の飲食・観光資本が入り乱れて、中華街に進出してきているようです。それだけ稼げる場所ということでしょうか。

 これは崎陽軒(きようけん)。横浜の有名店ですから、他から来た人はこれが中華街の大通りにあっても不思議ではないでしょうが、もとは横浜駅の駅弁屋でした。今は横浜駅の東口には大きなレストランがあり、ここはシウマイやお菓子などの売店になっています。
 「崎陽」というのは長崎のことです。江戸時代に中国商人が長崎を「太陽の当たる岬」として「崎陽」と呼んだそうで、明治時代の創立者が長崎出身だったことからこう名付けられたそうです。

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 ベビースターラーメンやシウマイ弁当は、日本生まれでもともかく中華料理に関係があります。ところが今や大通りには、こんな店もあります。
 マグロの高価落札で名を売った「すしざんまい」です。

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 この近くには、こんな「倭物やカヤ」という店もあります。

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 寿司とか和物は、ここを訪れる外国人観光客を狙っているのでしょう。しかしこの「蒟蒻しゃぼん(こんにゃく――)」というのは、いったいどのあたりがターゲットになっているのでしょう。植物由来100%無添加の洗顔石けんだそうですが、わたしにはよくわかりません。関帝廟通りにあります。

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 この店は京都や鎌倉など全国の観光地に出店しているようです。全国の有名観光地が同じような土産物の店、同じようなこじゃれた食べ物屋に席巻されています。さすがに中華街はそうはならないと思うけれど、それらしい店もいくつかできています。

 この人形が昔はなかったことはたしかです。フカヒレの入った肉まん=「フカヒレまん」が名物の公生和(こうせいわ)の店頭です。この人形はやっぱり「ふかひれマン」というんでしょうね。

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 この人形には絶句しました。トリの唐揚げ屋ではありません。お粥で有名な謝甜記(しゃてんき)の二号店です。季節に関係なく立っているようです。

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 これは中華料理店ではなく横浜銀行です。横浜銀行の店舗はみんなこのデザインです、というのは嘘です。中華街仕様のATMです。

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