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2016年3月14日 (月)

浄妙寺の梅

 報国寺の次は浄妙寺です。

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 鎌倉五山の第五位という格式のあるお寺です。このあたりの地名やバス停を「浄明寺(じょうみょうじ)」と一字違えて書くのは、お寺に遠慮してのことだといいます。

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 そういう格式のあるお寺なので、昔は堂塔伽藍が取り囲んでいたそうですが、今は広い敷地に大きな屋根の本堂がゆったりとおさまっています。
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 参道には梅が咲いていました。

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 これが現在の本堂で、屋根は寄棟の銅板葺きです
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 それが、永井路子『鎌倉の寺』(昭和42年初版、昭和59年重版、保育社カラーブックス)にはこんな茅葺きの写真がのっていました。まわりももっと緑濃かったようです。

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 本堂の左手にはある喜泉庵は、昔、僧が一同に会して茶を喫した庵を再建したものだそうです。

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 ここで抹茶を飲むことができます。
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 こういう庭を眺めながらお茶をのむのもいいでしょう。
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 ここにも梅が咲いていました。

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 本堂の奥は広い墓地になっています。
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 墓地の手前の方に足利尊氏の父、足利貞氏の墓がありました。報国寺のところにも書きましたが、この近くに鎌倉公方の屋敷(鎌倉御所)があり、鎌倉幕府滅亡後は、このあたりが鎌倉の中心地だったようです。
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 裏山一帯がお墓になっています。
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 赤い花は緋寒桜(ヒカンザクラ)のようです。
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 漢字で緋寒桜と書いてあると、なるほど寒いうちに咲く赤い桜だとよくわかります。ヒカンザクラとカタカナで書くと、「サクラチル」の電報を思い出しそうです。――最近はもう電報なんかやってないんでしょうね。

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 なに桜かわかりませんが、もう咲いている桜もありました。
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 黄色い花はマンサクでした。
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 マンサクは「満作」「万作」と漢字で書いてもわかりません。ウィキペディア「早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれている。」と書いてありますが、ほんとでしょうか。「金縷梅(きんるばい、きんろばい)」は中国名でしょうか。これだと「金の細い糸の梅」だから、なんとなくわかります。

 この日も暖かい日でした。今年はほんとにこういう日が多い。
 広くてのびのびできるなかなかいいお寺でした。
 この奥には藤原鎌足にちなむ鎌足稲荷があって、それが「鎌倉」の語源になっているともいわれていますが、すっかり忘れていて、行きそびれてしまいました。また今度行ってきます。

 

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