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2016年6月27日 (月)

源氏山

 化粧坂を登ったところが源氏山です。

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 ここは鎌倉市の源氏山公園として整備されています。源氏の総大将源頼朝の像があります。

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 源氏山の名前は、その昔、八幡太郎義家後三年の役で陸奥に向かうとき、この山に白旗を立て勝利を祈願したことに由来するもので、白旗山あるいは旗立山とよばれたこともあるそうです。頼朝以前から源氏は、このあたりを東国経営の拠点としていした。

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 公園の一角には、日野俊基の墓があります。

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 日野俊基は後醍醐天皇の命を受け、源氏のつくった鎌倉幕府を滅ぼそうと計画して幕府に捕らえられ、ここ葛原岡(くずはらがおか)で処刑されました。
 この写真は去年の夏のものです。今回はアジサイが供えられていましたが、こちらのほうがきれいなので。

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 そしてその日野俊基を祀った葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)があります。明治20年に創建されたそうです。南朝方の神社が源氏山にあるというのも異なものですが、楠木正成などが人気のあった戦前と違って、日野俊基の名を知る人も少なく、そんなことを考える人もあまりいないのでしょう。

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 左手に合鎚稲荷というお稲荷さんがあって、奥が本殿です。
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 本殿です。
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 俊基卿終焉之地。これも境内にあります。

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 これが合鎚稲荷(あいづちいなり)。鎌倉の刀鍛冶、五郎正宗に縁があるそうですが、よくは知りません。

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 この神社にはあれこれ客の気を引こうとするものがあります。これは縁結び石。

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 これは魔去石(まさるいし)というそうで、一枚百円のかわらけをこの石にぶつけると魔が去って勝(まさ)るのだそうです。

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 おみくじの自動販売機からは雅楽が流れていたり、南朝方はこういう趣味だったのでしょうか。

 源氏山公園は桜と紅葉が綺麗だそうですが、その頃は混むので来たことがありません。多少混むのは我慢して、今度は季節をあわせてきてみましょう。

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 源氏山で有名なのは、さだまさしの「縁切寺」。「今日鎌倉へ行ってきました」という、最近のお土産用の菓子の名前のような出だしの歌です。その一節。

源氏山から 北鎌倉へ
あの日と同じ 道程(みちのり)で
たどりついたのは 縁切寺

 これが源氏山から北鎌倉へ、縁切寺の東慶寺方面へ向かう葛原ガ岡ハイキングコースです。

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 歌のような思い出でもあればともかく、どうということのない普通の山道です。
 この日は反対の銭洗弁天の方へ降りました。

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