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2016年6月 2日 (木)

ポンペイの壁画展

 5月27日、友人たちと「ポンペイの壁画展」へ行った。
 場所が六本木ヒルズで、初めてだったので美術館へたどりつくまでにちょっと苦労してしまった。
 六本木ヒルズへは難なくたどり着いたのだが、美術館がどこにあるのかよくわからない。
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 最初に入ったところはオフィスの入口で、美術館はあっちだと言われて、たどり着いたのがここ。また悩んだのは「森美術館」という表示。ポンペイ展のチラシに会場は「森アーツセンターギャラリー」と書いてあった。はてこれは同じ物なのかどうか。
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 入ってみるとエレベータがあるが三階までしか行かない。会場は52階だと書いてあった。もう一遍外へ出て確認するが、やっぱりここが美術館の入口だ。
Dscf4300_2
 三階でエレベーターを乗り換えて、52階が森アーツセンターギャラリーで、53階が森美術館ということだった。おのぼりさん用の解説が欲しかった。
 そんなわけで、電車が少し遅れたこともあり、友人たちとの集合時間にちょっと遅れてしまった。
 
Photo
 ポンペイと言えば、紀元79年にヴェスヴィオ火山の噴火で街全体が灰に埋もれ、それがようやく18世紀になってから堀出されたという有名な遺跡である。
 昔、子ども向けの「ポンペイ最後の日」という物語を読んだ記憶があるし、大人向けの映画もあった。
 「登山電車(フニクリ・フニクラ)」という歌もあった。
赤い火をふくあの山へ
登ろう 登ろう
そこは地獄
の釜の中
のぞこう のぞこう
登山電車ができたので
誰でも登れる
という歌詞で、その一節は「あれは火の山ベスビアス 火の山 火の山」というのだった。
 だから一度ポンペイとベスビオスの現物を見たい思っているが、いまだ果たせない。
 今回はその壁画だけでも見ようというわけだった。
Photo_3
 壁画だから、みんな建物の壁を飾ったものである。ギリシア神話の神々を題材にした画などは、なるほど西洋絵画の源流がここにあると思わせるもので、火山灰に埋もれていたおかげで色が鮮やかなまま残ったというのもおもしろい。なにしろ二千年前の画である。
 下の写真は壁画のあった部屋を再現したもの。これは貴族の別荘といっても、特別に有名な人のものではないようで、このくらいの建物はそんなに珍しくもなかったのだろう。ローマ帝国の豊かさ、文化的な洗練度を感じる。日本はこのころ弥生時代だ。

Photo_4

 何年か前に彫刻や工芸品、遺跡の一部などを含めた「遺跡展」があったのに、見損なってしまった。今回はあくまで壁画展なので、ないものねだりだが、ちょっと残念だった。もっといろんな物があれば迫力があったのに、と思う。そのせいか、ちょっと前に若冲の展覧会が凄い混雑だとニュースになっていたが、こちらはゆったりと見ることができた。展覧会はゆったり見られる方がいいけれど…
 これは52階から見た外の様子。手前下の緑地は青山墓地らしい。
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 これは蜘蛛の彫刻。「ママン」という名前で、卵を持っているそうだ。 
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 趣味がいいとは思えない。
Dscf4302_2
 

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