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2016年10月

2016年10月31日 (月)

鎌倉七口:朝比奈切通

 朝比奈切通は鎌倉から現在の横浜市金沢区六浦へ抜ける道であり、この道は金沢道六浦道などと呼ばれました。六浦は鎌倉の外港であり、北条一族である金沢氏の領地でした。

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 今回は金沢区側から行ってみました。バス道路の案内には「朝夷奈切通」とあります。朝比奈(あさひな)、朝夷奈(あさいな)、どちらも使われていたようです。

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 住宅地の中を抜けて行くとこんな案内があり、道は山の方へ登っていきます。

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 このあたりは「朝夷奈」で統一されているようです。

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 庚申塔のようなものがたくさんありました。
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 頭上を高速道路が通っています。横浜横須賀道路です。
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 すぐ切通の道になります。このあたり小切通(こきりどおし)と呼ばれているようです。

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 垂直に切り出した崖もあります。

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 横浜市側は崖崩れ防止の工事をやっていました。路面に見える青くて丸いものは砂袋で、石ではありません。
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 崖の上の方に「やぐら」が見えます。鎌倉時代の切通はこのやぐらの底部あたりの高さだったという説があります。鎌倉以降少しずつ掘り下げられて現在にいたっているということです。
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 途中、熊野神社へ分岐する道があります。鎌倉の鬼門を守るために頼朝が勧請したという伝承です。ここから歩いて5分ぐらい。ひっそりと厳かな感じのする神社ですが、今回は素通りします。

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 このあたりが坂の頂上で大切通(おおきりどおし)と言われているところのようです。

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 だんだん鎌倉へ向かって下っていきます。

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 このあたりは川が道とちゃんと分離しておらず、石の間に小沿い流れがあり、滑りやすくなっています。ここしばらくは降っていなかったのに、この秋はずいぶん雨が降ったので、山には水のたくわえが相当あるようです。
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 しばらく川床を歩いているような道が続きます。

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 この切通はなかなか風情ある山道で、歩き甲斐もある、いい道です。しかし鎌倉のはずれで、ここまで来るのが面倒なので、あまり観光客は来ません。この日は平日だったので、ほとんどすれ違う人もいませんでした。
 この石地蔵のいわれなどはわかりません。

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 ここはまだ川床の道ですが、下るにつれて、道路脇の川が大きくなっていきます。
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 前方に出口が見えてきました。(鎌倉側から入る場合はここが入口です)

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 出口のところに鎌倉市青年団の碑と「三郎の瀧」があります。碑に「土俗ニ朝夷奈三郎義秀、一夜ノ内ニ切抜タルヲ以テ其名アリト傳ヘラレルモ…」とあるように、この切通は朝比奈三郎が一夜にして太刀で切り抜いたものだという伝説があるのです。
 朝比奈三郎義秀和田義盛の三男で、母は巴御前だと言われ、大力・豪勇をもって聞こえた人物でした。和田一族が執権北条義時と戦った和田合戦でも勇戦奮闘、一族は敗れたが三郎は海路安房へ渡り、さらに高麗まで渡ったという伝説もあるようです。

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 この瀧の水量は季節によってずいぶん違うようですが、今回はどうどうと音を立て、立派なものでした。

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 あとは少し歩くと十二所神社のあたりへ出ます。
 紅葉の頃、少し手応えある散歩にいいところです。

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2016年10月27日 (木)

J73 パンダの習性

 最近紹介した英語学習用のジョーク本の中から、ちょっと難解なジョークを二つ。
 まずスティーブン・ウォルシュ英語力よりジョーク力』(草思社、2007)から。

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パンダの習性

A panda walk into a bar and orders lunch. The bartender serves the panda, and the panda eats his lunch. When he finishes, the panda suddenly pulls a shotgun out of his fur and shoots the bar to peices. He then heads for the door.
The shocked bartender jumps out from behind the destroyed bar and yells, "Hey, what do you think you're doing? You ate lunch, shot up my bar, and now you're just going to leave?"
The panda answers calmly, "I am a panda."   
The bartender says "So what?"
The panda replies, "Look it up," and walks put the door.
Tha bartender jumps back behind the ruined bar and grabs his encyclopedia. He looks up "panda," and sure enough, there is a picture of a panda, and a caption, which reads, "Panda-a cute black and white bear. Eats shoots and leaves."

パンダがバーへ入り、ランチを注文した。バーテンダーは注文の品をパンダに出し、パンダはそれを食べた。パンダは食事を終えると、突如毛皮からショットガンを取りだして乱射し、バーをめちゃめちゃにしてしまった。そしてそのまま出口へと向かった。
 驚いたバーテンダーは、破壊されたカウンターの向こうから飛び出して叫んだ。「おい、何やってるんだ! 昼飯を終えたと思ったら俺のバーをこんなにしちまって、そのまま帰っちまうのかよ!」
 するとパンダは落ち着いた様子で答えた。「私はパンダだ」
「それがどうした」とバーテンダー。
 それに対してパンダはただこう答えた。「調べてみればいい」
 バーテンダーは、崩壊したカウンターのなかに急いでもどり、百科事典をつかみだす。そして「パンダ」の項目を探し出した。そこにはパンダの写真入りでこう説明されていた。 <パンダ:黒と白のかわいらしい熊。Eats shoots and leaves.>(p95)

 <Eats shoots and leaves.>は「若葉や葉を食べる」というパンダの食性の説明。それを<Eats, shoots and leaves.>=「食べて、撃って、去る」のがパンダの習性だと誤解した、という落ち。
 カンマ一つで文章の意味が大きく変わることを示した有名なジョークで、リン・トラス Lynne Truss というイギリスの作家が、句読点の使い方について書いた本の題名"Eats, Shoots and Leaves"にもなっているそうだ。)
 解説を読まないと、何のことかさっぱりわからない。

 次は杉田敏『最新アメリカジョーク事情』(DHC、1999)から。

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ニューヨーカーの証明

A quiet little man was brought before a judge. The judge looked down at the man and then at the charges and then down at the little man in amazement. "Can you tell me in your own words what happened?" he asked the man.

"I'm a mathemamatician dealing in the nature of proof," said the little man. "Yes, go on," said the astounded judge.
"Well, I was at the library and I found the books I wanted and went to take them out. They told me my library card had expired and I had to get a new one. So I went to the registration office and got in another line. And filled out my forms for another card. And got back in line for my card."
"And?" said the judge.
"And he asked 'Can you prove you're from New York city?' So I stabbed him."

 ある物腰の穏やかな小男が裁判官の前に連れてこられた。裁判官は男を見下ろし、その罪状を読み、驚きのまなざしでふたたび小男を見下ろした。「事の起こりをあなた自身の口から説明してくれませんか」裁判官はそう男にたずねた。
 「私は証明の本質を研究している数学者です」と小男は言った。「なるほど。続けてください」と驚いた裁判官は先を促した。
 「あの、私はそのとき図書館にいまして、見たい本を探し出し、借りる手続きをしに行ったんです。ところが係員から、私の図書館カードが期限切れになっているので、新規に作り直す必要があると言われました。そこで私は登録事務所に行き、そこでの待ち行列の後ろにつきました。そして新しいカードをもらうために提出書類に必要事項を書きこみました。そのあと、カード受取のため、ふたたび列に並びました」
 「それで」と裁判官。
 「すると係員がたずねたのです。『ニューヨーク・シティ出身であることを証明できますか』と。そこで私は係員を刺しました」

 凶暴な犯罪の多いニューヨークの出身(住民)であることの証明は「人を刺し殺すこと」というブラックジョークです。(p54)

 これも難しい。「証明の本質を研究している数学者」がミソで、「ニューヨーカーの本質は…」と説明されて、ようやくわかる。

 

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2016年10月24日 (月)

JB42 英語のジョーク4

168 英語のジョークⅠ

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(書名) 英語のジョークⅠ
(著者)  森 浩二
(出版者) 創元社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)   223
(出版年) 1980/01/20
       1993/02/20  10刷

・純粋なジョーク集ではなく、著者はもと英文毎日の記者で、当時の経験や記事をもとに解説などを交えてまとめたもの。1980年(昭和55)の初版で、内容はずいぶんおっとりしている。ジョークの訳もちょっと古い感じする。

安全標識
 The sagfty sign reads : "School-Go Slow-Don't Kill a Child." Beneath it was wrttien in a childish scrawl, :"Wait for a teacher."
安全標識のサイン:「学校あり、徐行せよ、児童を殺すな」その下に子供の落書きで:「教師の来るのを待て」(p108)

最も古い職業は
 Three men are arguing over which profession was the oldest. Said the surgeon: "The Bible says that Eve was made by carving a rib out of Adam. I guess that makes mine the oldest profession." "Not at all," said the engineer : "In six days the earth was created out of chaos and that was an engineer's job." Said the politician : "Yes, but who created the chaos?"
 三人の男が、どの職業が一番古いかについて議論していた。医者が言った:「聖書によればイブはアダムの肋骨を切りとって作られたというから、自分の職業が一番古いと思う」
 「それは全然違うよ」と技術者が反駁した。「6日間で地球は混沌の中から作られたというではないか。とすれば、それは技術者の仕事だよ」
 政治家が言った。「よろしい。だが、その混沌なるものを生み出した者は誰だね?」(p175)

 

 

168.1 英語のジョーク

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(書名) 英語のジョーク
(著者)  森 浩二
(出版者) 創元社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)   223
(出版年) 1980/01/20
       1980/04/10  第1版2刷

・これは題名にがついていないが、198と内容は変わらないようだ。初版が好調だったので続けてが出ることになったものか。

169 英語のジョークⅡ

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(書名) 英語のジョークⅡ
(著者)  森 浩二
(出版者) 創元社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)   217
(出版年) 1980/12/20
       1988/04/20  3刷

168の続編。内容は、Ⅰよりにエッセイ部分が増えてジョークが減っている。

殺し屋は誰だ!?
"I was married twice." explained the man to his new found companion, and "I'll never marry again. My first wife died after eating poisoned mashrooms, and my second wife died of fractured skull."
"Oh, that's terrible," said the friend. "How did that happen?"
"She wouldn't eat her mushrooms."
「俺は二回結婚したんだ」とその男は新しく見つけた友人に言った。「もう二度と結婚なんてしないね。最初の妻は毒入りのきのこを食べて死に、二番目の妻は頭蓋骨骨折あの世いきさ」
 「そりゃ大変だね」とこの友人は言った。「どうしてそういうことになったんだ」
 「(二番目の妻は)きのこを食べなかったからさ」(p17)

教育に役立つ切手集め
 ”Yes, stamp collecting is very educational," said the fond mother to a visitor. I'll show you hoe much itnhas done for Henry. Henry, tell us where Hungary is." Without looking up from his stamp book, young Henry replied promptly: "Two pages in front of Italy!"
 「ほんとうに、切手の収集は教育的でございますわ」と子供に甘い母親が訪問客に言った。
 「どんなにヘンリーのためになっているかをお見せしましょう……ヘンリー、ハンガリーはどこにあるか言ってごらん」
 切手帳から眼をあげないで、ヘンリー少年は即座に答えた「イタリーの2頁前だよ」(p174)   

170 英語のジョーク

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(書名) 英語のジョーク
      笑いの構造
(著者)  城戸 保男
(出版者) 朝日新聞社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)   198
(出版年) 1983/01/20

・第一部の30頁ほどで、ジョークと洒落とユーモアの関係とか解説している。しかし、四体液説(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の多寡によって性格などが決まるという昔の説)まで出てくるのであまりあてにはならない。ジョークのつもりではなさそうだが。

・第二部はジョーク集で、こちらにもジョークの解釈だけでなく、エッセイ風の英語や生活についての解説がついている。

昨日の友は今日の敵
 I know that what I am about to tell you will come as a surprise, but I cannot die without this confession," said a man to his patrner John on his deathbed.
"I sold the company's secret to our rivals, I robbed our company of $100,000, I had an affair with your wife--" "It's all right," interrupted John.  "It's me that poisoned you."
 「これから言うことが、どんなに君を驚かせるかわかっているけれど、これを言わずには死ねないんだ」と、臨終の床にいる男がパートナーのジョンに言った。
 「私は、ライバル会社に機密事項を売ってしまった。会社の金を10万ドルごまかした。君の奥さんとも深い仲だった…」
 「もうそれ位ででいいよ」と、ジョンはさえぎった。
 「お前さんに毒を盛ったのは、この私なんだから」(p43)

策士の誤算
  The young man's aunt was extremely wealthy and very old. She loved her poodles very much. Her nephew wished to receive the majority of her money when she died. So, to influence  her he came to her home every day and took her poodles for a walk.   When the old lady died, she left her nephew the poodles.
 その若者の叔母さんは、大変金持ちで、しかも高齢であった。彼女は何匹かのプードルをとてもかわいがっていた。一方その若者は、叔母さんの死後、遺産を全部相続したいと願っていた。そこで彼女にその気持ちをわかってもらおうと、毎日、家へやってきては犬の散歩をしてやった。やがて、その叔母が亡くなると、彼に残された遺産は数匹のプードルであった。(p66)

 

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2016年10月20日 (木)

鎌倉七口:亀ヶ谷坂切通

 鎌倉の扇ガ谷(おうぎがやつ)地区と山ノ内地区を結ぶのが亀ヶ谷坂(かめがやつざか)の切通です。

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 北鎌倉駅のあたりが山ノ内で、その南、鎌倉駅あたりまでの横須賀線沿いが扇ガ谷というところです。
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 山ノ内と扇ガ谷というと、山ノ内上杉氏と扇ガ谷上杉氏が思い浮かびます。
 上杉氏はもとは藤原北家の流れをくむ地下貴族だったが、建長4年(1252)京都から宗尊親王が第6代将軍に即位するため鎌倉へ下向した時に供奉してきて、そのまま鎌倉で武士になったのが始まりだと言われています。
 足利氏と姻戚関係を結んで強力になり、室町時代には関東公方(鎌倉公方)を支える関東管領の家柄として勢力をふるいました。屋敷が山ノ内にあった山ノ内上杉氏が嫡流、扇ガ谷上杉氏が庶流で、一族ですが後には両家に争いも起こり、戦国時代に扇ガ谷上杉は滅びます。山ノ内上杉は長尾景虎に乗っ取られ、景虎が上杉謙信として家督を継ぎます。これが幕末まで続いた上杉家です。系図の話はややこしくてよくわかりません。

 扇ガ谷の方から行くと岩船地蔵堂があります。ここを右へ行きます。

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 少しずつ登っていきます。
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 田中智学獅子王文庫跡という石碑があります。田中智学(ちがく)は、明治から昭和前期に、日蓮主義を唱えて国柱会を結成し、社会運動を展開した人です。「八紘一宇」という言葉は、田中智学が日本書紀から造語したものだそうです。獅子王文庫というのは、運動のための雑誌や本の刊行所で、このあたりにあったらしい。

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 これはマンションへの入口です。
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 勾配がけっこうきついけれど、舗装されているし、それほどの距離でもないので、すぐに乗り越えられます。
 あまりに急坂なので亀がひっくり返った、あるいはあきらめて引き返したから「亀ヶ谷坂」の名前がついたとか言いますが、昔は知らず、現在はたいしたことはありません。横浜の住宅地にはこれよりきつくて長い坂がいくらでもあります。

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 道の両側を見てください。

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 道そのものはきれいに舗装されていますが、この両側の崖は昔の状態がそのまま残っているものだそうです。
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 そのせいでしょうか、国指定史跡になっています。
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 これといって特徴のない道です。
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 やがて左手に長寿寺が見えて、道は巨福呂坂からの道にぶつかります。

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 ついでに書いておくと、源氏の郎党で藤原秀郷の後裔だとい首藤氏が、鎌倉郡山ノ内荘を領して山ノ内を名乗り、山ノ内首藤氏と言われました。これがいわゆる山ノ内氏の本流です。
 戦国武将の山内一豊の姓の正しい呼び方は「やまうち」だそうですが、普通「やまのうち」と呼ばれています。これは、その昔出自に格好つけるために、祖先は山ノ内首藤であると言ったからではないか、と誰かがどこかで書いていました。真偽はわかりません。系図上はやはり山ノ内家の傍流であるということになっているようです。
  

 

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2016年10月17日 (月)

どっこいどっこい

 おりょうが横須賀で一緒に暮らした夫西村松兵衛はテキ屋で、「どっこいどっこい」あるいは「どっこい屋」と言われる商売をしていた。
 この「どっこい屋」について、司馬遼太郎が『街道をゆく37 本郷界隈』(朝日文庫、1996)の中で書いている。おりょうとはまったく関係なく、根津権現(根津神社)の章に出てくる。

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 三遊亭円朝作の人情噺『心中時雨傘』は、根津権現(根津神社)の露店でどっこい屋をしていたお初という女が主人公だという。円朝の速記録、古今亭志ん生のテープをもとに、司馬はそのストーリーを語っているが、その志ん生の話が YouTube にあるので、興味を持たれた方は、そちらで聞いていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=RrXa-WiMLgw
 「どっこい屋」の話はこうだ。

当時の露店に”どっこい屋”というのがあった。仕掛けは一種のルーレットで、どうも街頭賭博であったらしい。
 ただし、表むきは菓子などを盛りあげてそれを賞品としているが、実際は小銭を賭けたのではないか。
 明治三十年年刊の『絵本江戸風俗往来』などをみると、六角形の大きな独楽(こま)がルーレットになっていて、六角の一面ずつに、花札のような絵が描かれている。
 あるいは円盤があって、六つか八つの区画にわかれていて、円盤がまわらず、円盤の中央についた指針が旋回する。
 客がまわしはじめると、露店のぬしが、
「どっこい、どっこい、どっこい、ああ惜しい」
 と叫ぶ。(p84)

 国会図書館デジタルコレクションの「江戸府内絵本風俗往来. 中編(2コマ〜)、下編(86コマ〜)」を見ると、こんな挿絵が載っている。

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 文章の方には、もともとは子供の遊びだったものが、大人が博打につかうようになり、街頭でおのぼりさんをつかまえて小銭をまきあげるのに使われるようになった。仲間うちのサクラでがはじめに大金を稼ぎ、それにつられた客は一度目は勝ってもやがて負ける。ルーレットのようにまわす竹の篦(へら)には仕掛けがあった、などと書いてある。

 高橋恭一の『坂本龍馬の妻りょう女』には、「どっこいどっこい」について、こう書いてある。

 この「ドッコイドッコイ」は、当時流行したものらしく、明治六年八月の「新聞雑誌」(第百三十二号)に、「大流行のドッコイドッコイ」と題し、

俗ニ、ドッコイヽヽヽヽト呼テ、銭ヲ賭テ菓子類ヲ取ルコトアリ。府下街上何クノ地ニモ在ラザルナク、頃日ハ尤モ盛ニ取行ヘリ。多クハ野郎子供ノ好メル業ニテ、中には、地半、烟草入ナドヲ賭クル者アリ。僅ニ十文二十文ノ銭ヲ以テ勝負ヲナスハ、楊弓吹矢モ同様ニテ、猶黙許スベキコトナレドモ、少シク番人等ノ注意ナクテハ自然ト博奕ニモ同ジキ様立至ルベシ。

と、その内意を説明している。(p66)

 ずいぶん流行ったものらしいが、たいした稼ぎにはならなかったようだし、世間に胸を張って言えるような商売でもなかったようだ。

 龍馬死後のおりょうが主人公という珍しい映画、『竜馬の妻とその夫と愛人』では、おりょうの亭主松兵衛の職業は「どっこい屋」ではなく、大道易者になっていた。どっこい屋の実演が見られるかと思ったのに、残念だった。

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 この映画はレンタルには見つからず、DVDを買って見たが、ちょっと期待はずれだった。脚本が三谷幸喜なので、もう少し笑える映画かと思っていたが、意外に笑えるところが少なかった。(監督市川準、鈴木京香、木梨憲武、中井貴一、江口洋介)

 この映画の話はまたそのうちに。

 

 

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2016年10月13日 (木)

おりょうの生涯展

 10月4日、横須賀市の大津コミュニティセンターへ「おりょうの生涯展」を見に行ってきた。

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 横須賀大津は、坂本龍馬の妻おりょうが、横須賀に移って最初に住んだところであり、お墓もある。(→おりょうの墓
  駅前にはこんな横断幕が張られていた。

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 10月8日には、横断幕にある墓前祭も含めて「おりょうさんまつり」も行われることになっている。おりょうさんで町おこし、というところだ。

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 8日は都合が悪かったので、生涯展の展示だけでも見ようと、この日行った。
 写真などのパネルが中心の、会議室一つだけの小規模な展示で、「おりょうの生涯展」と銘打ちながら、龍馬の事蹟が中心になっている。おりょうは龍馬の添え物でしかない。
 龍馬死後のおりょうに興味をもって、あれこれ本などを読んでみたわたしとしては、横須賀でのおりょうの生活についての資料がもう少しあるかと思ったのだが、残念ながらあまり興味を引かれるものはなかった。
 もっともわたしが読んだかぎりでは、おりょうの横須賀での生活は、裏長屋での落ちぶれたものだったようだから、そのあたりを詳しく掘り起こしても「まつり」の材料にはならない。
 前にも引いたが、『歴史読本スペシャル1989年5月号』に載った「易者が語る坂本龍馬夫人お龍の酒浸りの日々」という記事の冒頭は、こう書かれている。(詳しくは→酒浸りのおりょう

 場所は横須賀の観念寺、裏長屋のちゃちな家を占領する豪勢な婆さん――。大道易者鈴木老人が、隣で店を出す松兵衛の家に誘われて行くと、大酒飲みでやたらに威張り散らす「同居人」がいた。彼女は何と幕末維新の英雄、坂本龍馬の妻、お龍だったのだ。

 亭主の松兵衛は、当時「どっこい屋」というテキ屋をやっていた。大道で、ルーレットのようなものを回し、どこへ止まったかを当てさせて、当たれば景品を出すという商売。回す時に「どっこい、どっこい」とかけ声をかけるから「どっこい屋」というのだそうだ。
 そんな商売だからろくに金もないのに、お龍は亭主をあごで使って、毎日酒浸りだったというから、このあたりを詳しく調べても、あまり町おこしの材料にはならない。上記の記事には、大肌脱ぎであぐらをかいて酒を飲んでいたと書いてある。時代劇映画の莫蓮女といったところである。そんな姿をパネルにしても展示する場所に困るだろう。

 展示を見た後、信楽寺(しんぎょうじ)のお墓へも行った。

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 おりょうのお墓は立派なものである。

 おりょうが仲居をしていたという神奈川宿の田中家へ食事に行って以来、龍馬死後のおりょうに興味を持ち、このブログにあれこれ書いた。
  そのときどきに読んだ本の内容や、資料の断片、わたしの感想などを、並べただけのもので、とりとめなく、まとまりがない。
 最初はそのうちまとめることも考えていたが、時間がたつと何を書いたのか忘れてしまう。また最初から読み直さないといけないので、とてもまとまりそうにない。 

 とりあえずここに書いたもののリストを並べておくので、興味を持たれた方は読んでみてください。
 よくはわからないけれど、おりょうがかなりユニークな、強い個性を持った女であったことは間違いないようです。

 

 

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2016年10月10日 (月)

J72 世界一薄い本の題名

 「世界一薄い本の題名」というジョークは前にも紹介しましたが、今回は杉田敏『最新アメリカジョーク事情』(DHC、1999)からです。

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世界一薄い本の題名

 次のような題の本があったとしても、書いてある内容に乏しく、薄い本になってしまうだろう、というジョークです。

Mike Tyson's Guide to Datind Etiquette
マイク・タイソンのデートのエチケット指南

 マイク・タイソンといえばボクシングの元世界ヘビー級統一王者ですが、1991年に婦女暴行事件を起こし、服役。その後、仮釈放されても保護観察中や収監中にしばしば暴行事件を起こしたことで有名です。その人の書いたエチケットの本では…。

Amelia Earhart's Guide to the Pacific Ocean
アメリア・ハートの太平洋ガイドブック

 Amelia Earhart は大西洋の単独横断に成功した最初の女性ですが、1937年に世界一周の単独飛行中に南太平洋で行方不明になっています。

Dr. Kevorkian's Collection of Motivational Speech
ケボーキアン博士のやる気を起こさせるスピーチ集

 Dr.Jack Kevorkian の別名は dotor of death で、多くの安楽死を行ったことで問題になりました。

The Amish Phone Dictionary
アーミッシュ電話帳

 Amish という宗派は電気のない生活を実行していて、テレビはおろか電話も持ちません。

Career Opportunities for History Majors
歴史学専攻の学生のためのキャリア機会

 歴史や哲学を専攻した学生は就職口があまり多くないといわれます。

Detrit-A Travel Guide
デトロイトのトラベルガイド

 犯罪率が高く誰も行きたがらない街といわれています。

Bill Clinton's Guide to Ethics
ビル・クリントンの倫理学教本

Poupular Lawyers
人気の弁護士たち

Everything Men Know About Women
女について男が知っていること

Everything Wpmen Know About Men
男について女が知っていること

(p160)

 里中 哲彦編訳『1分半の英語ジョーク』(宝島社、2008)には、本に関する、こんな名言のようなものがありました。

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One book that always has a sad ending is a checkbook.
 きまって悲しい結末を迎える本といえば、チェックブック(小切手帳)だ。(p78)

The Devil can quote scripture for his own ends.
 悪魔は自分の目的のためには聖書をも引用する。(p88)
 
A classic is something that everybody wants to have read and nobody wants to read.
 古典とは、誰もが読んでおけばよかったと思いながらも、読みたいとは思わないもの。 Mark Twain マーク・トウェイン(p138)

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2016年10月 6日 (木)

JB41 英語のジョーク3

166 英語力よりジョーク力

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(書名) 英語力よりジョーク力
(著者)  スティーブン・ウォルシュ
(出版者) 草思社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)    222
(出版年)  2007/07/31

・著者はイギリス人の翻訳家・作家で、『恥ずかしい和製英語』という本もある。

・どこかで聞いたことのあるようなアメリカン・ジョークばかりを集めたジョーク集が多い中で、聞いたことのないイギリス流のひねったジョークが集められており、とてもおもしろい。

・ジョークには健全度をしめす星マークがついていて、☆☆☆はどこでも誰にでも使えるジョーク、★が多いものは危険度が高いことをあらわしている。

・イギリスでは、権威あるものをユーモアでおとしめることで、権力者に過大な尊敬が集まることがなく、独裁者も生まれない。だから、たんに失礼なのではなく、社会的に有用だと考えられているのだそうだ。日本人には、あんまり失礼なものやあくどいもの―イギリスではないが、フランスのあの週刊誌「シャルリ・エブド」みたいな―は受け入れがたいが、そういう考え方もあることは承知しておこう。

・日本ではオペラは高尚な趣味で冗談の対象にはならないけれど、西洋にはオペラ歌手のジョークもたくさんあって、いろんな定型ジョークがあるそうだ。
 ソプラノ歌手はわがままで短気で思い上がっている、テノール歌手は教養が低くてアルコール中毒というステレオタイプがあることを知らないと、次のジョークは理解できない。

What's the difference between a sprano and a terrorisit?
You can negotiate with a terrorist.

 ソプラノ歌手とテロリストの違いは?
 テロリストとは交渉ができる。(p63)

How do you tell if a tenor is dead?
The whisky bottle is still full and the comics haven't been touched.

 どうしてテノール歌手が死んでいるとわかるのか?
 ウイスキーは未開封だし、漫画本も手つかずのままだ。(p63)

・指揮者や奏者もジョークの対象になる。

What's the difference between God and Karayan?
God knows He's not a conductor.

 神とカラヤンの違いは?
 神は自分が指揮者ではないとわかっている。(p69)

・英語圏のジョークでは金髪(ブロンド)の女性はセクシーだけれど頭がちょっと弱いことになっている。

Q: Did you hear about the blonde who got an AM radio?
A: It took her a month to realize she could play it at night.

Q:AMラジオを買った金髪の人の話をききましたか?
A:AMラジオは午後でも聴けるのだと気づくまでに1カ月かかったそうです。(p104)

 蛇足だが、AMラジオだからAM(午前)しか聴けないと思っていた、ということ。

 

167 最新アメリカジョーク事情

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(書名) 最新アメリカジョーク事情
     インターネット版ジョークが映す現代アメリカ
(著者)  杉田 敏
(出版者) DHC
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)    201
(出版年)  1999/09/25

・同じ著者の『アメリカン・ジョークの世界』は、JB37 アメリカン・ジョークで紹介した。(No.153)

・前の著書(No.153)と同じ sexual/ethnic/hostile/wordplay/silly の5つに分類されている(順番は違う)

・「インターネット版ジョークが映す現代アメリカ」という副題がついているように、インターネット上にあるジョークからよりすぐったもの。

・前回(JB40 英語のジョーク2)に引き続きヒラリー・クリントンのジョーク。これは有名なジョークなので、ご存じの方が多いと思う。

  Bill and Hillary are on a trip back to Arkansas. They're almost out of gas, so Bill puts into a service station on the outskirts of the town. The attendant runs out of the station to serve them when Hillary realizes it's an old boyfriend from high school. She and the attendant chat as he gases up their car and cleans the windows. Then they say good-by.
  As Bill pulls the car onto the road, he turns to Hillary and says, "Now aren't you glad you married me and not him? You dould've been the wife of a grease monkey! "
  To which Hillary replied, "No, Bill. If I would have married him, you'd be pumpng gas and he would be the President!"

 ビルとヒラリーが故郷アーカンサスに帰る途中でのこと。ガソリンがなくなりかけたので、ビルは郊外のガソリン・スタンドに乗り入れる。給油のため走り出てきた係員を見たヒラリーは、この男が高校時代のボーイフレンドであることに気づく。男は給油作業や車の窓ふきをし、その間二人は楽しいおしゃべりを交わす。それから三人はあいさつして別れる。
 道に出たところで、ビルはヒラリーに向かって言う。「ねえ、結婚相手があいつでなく、ぼくでよかったと思っているのじゃないかい。まかり間違えば、君はただの機械工のワイフになっていたかもしれないんだからね」
 するとヒラリーは答えた。「いいえ、ビル。もしも私が彼と結婚していたら、あなたがガソリンを入れていて、大統領には彼がなっていたわ」(p26)

・大統領選が近いので、もうひとつヒラリーのジョーク。これは、ビル・クリントンが女性問題で大騒ぎになったときのもの。

 During a recent publicity outing, Hillary sneaked off to visit a fotuneteller of some local repute. In a dark and hazy room peering into a crystal ball, the mysic delivered grave news.
  "There's no easy way to say this, so I'll just be blunt: Prepare yourself to be a widow. Your husband will die a violent and horrible death this year."
  Visibly shaken, Hillary stared at the woman's lined face, then at the single flicking candle,  then down at her hands. She took a few deep breaths to compose herself. She simply had to know. She met the fotuneteller's gaze, steadied her voice, and asked her question. 
  "Will I be acquitted?"

 最近、宣伝広報のためにある土地を訪問した際、ヒラリーは抜け出して、現地でちょっとした評判のある占い師のもとを訪れた。もやのかかったような薄暗い部屋の中で、水晶玉にじっと見入っていた占い師は、厳粛な知らせを告げた。
 「お伝えするのは辛いのですが、ずばり申し上げましょう。未亡人になられることを覚悟なさっていてください。ご主人は今年中に非業の死を遂げられます」
 はた目にもはっきり衝撃を受けたようすで、ヒラリーはしわの寄った女占い師の顔をしばらく凝視したのち、ゆらめく一本のろうそくの炎に目を移し、最後にその視線を自分の両手に落とした。彼女は心を落ちつかせるため二、三度深呼吸した。やはり知らなければならなかった。ヒラリ-は占い師の視線を受け止めると、声を整え、こうたずねた。
 「私は無罪になるかしら」(p12)

 ヒラリ-は、怒りのあまりビルを殺そうとしていた、というのが落ち。
 これらのジョークを読んで、多くの人がさもありなんと思ってしまうのがヒラリーの凄いところだ。

 

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2016年10月 3日 (月)

JB40 英語のジョーク2

164 1日1分半の英語ジョーク

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(書名) 1日1分半の英語ジョーク
(著者)  里中 哲彦 編訳
(出版者) 宝島社
(形状)    文庫
(頁数)    251
(出版年)  2008/09/19

・大きな活字で一頁にジョーク一つというのがけっこうある。これが意外に読みにくい。短い文が三行、四行に分かれるとかえって意味がとりにくい。

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・前半は、ジョーク集というより、名言や有名人の気のきいた言葉を集めた箴言集のようなものになっている。なるほどとは思っても、そうそう面白いものばかりではない。英語もひねった言い回しになるのか、ちょっと読みにくいものがあった。

 It is easier to love humanity as a hole than to love one's neighbor.
隣人を愛するより人類を愛するほうが簡単ね。(p70)

 "I may say without boasting" is always the begininng of boastful remark.
 「自慢するわけじゃないが」ではじまる話は、たいてい自慢話である。(p72)

・後半は普通のジョーク集になって読みやすくなる。

Teacher: Nicholas, give the formula for water.
Nicholas: Yes, sir. HIJKLMNO.
Teacher: Whatever are you driving at? Do you think you're in kindergarten?
Nicholas: No, sir. Yesterday you said it was "H to O."
  先生:ニコラス、水の化学式は何かな?
ニコラス:はい、HIJLKLMNOです。
  先生:何を寝ぼけたことを言っているんだ。まだ幼稚園気分が抜けないのかい?
ニコラス:いいえ。先生はきのう、水の化学式はH to O(HからOまで)だって言いました。(p170)

164.1  1日1分半の英語ジョーク

 こちらは164の元の本、単行本版。

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(書名) 1日1分半の英語ジョーク
(著者)  里中 哲彦 編訳
(出版者) 宝島社
(形状)    B6判変形ソフトカバー
(頁数)    253
(出版年)  2004/09/16

 

165 笑うネイティブ

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(書名) 笑うネイティブ
      ジョークでおさえる英語のツボ
(著者)  宮本 倫好
(出版者) 朝日出版社
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)    201
(出版年)  2006/11/07

・まずジョークの場面の状況説明があって、それから英文のジョーク、訳と語句、「笑いのツボ」の解説とていねいな構成になっているので、わかりやすい。「ちょっとウンチク」という関連する事項の説明もおもしろい。

サバンナでライオンに出くわしてしまった牧師は、ひざまずき、目を閉じ、全能の神に祈ります。
"Dear God, please transform this beast into a devout  Christian."
after a while, the chaplain opens his eyea and sees the lion kneeling down and praying: "Dear God, may you bless the meal which I am about to make."
「神様、どうかこの野獣を敬虔なクリスチャンにお変えください」しばらくして牧師が目を開けてみると、そのライオンはひざまずき、神に祈りを捧げています。「神様、これからいただく食事に、どうか祝福を」(p184) 

・古いジョークだけれど、ちょうどアメリカの大統領選挙がにぎやかなので、ヒラリー・クリントンが焦点の話を引用しておく。

日本の某総理(とくに名を秘す)が米国のクリントン大統領(当時)と会うことになりました。「滑り出しくらいは英語で話して、雰囲気を盛り上げては」という外務省側の配慮で、英会話のにわか特訓を受けることになったのです。握手する時まず大統領に "How are you?" と切り出せば、相手はたぶん "Fine. And you?" と返してくるから、その時は "Me, too." と答えるようにと、外務官僚が懇切丁寧にレッスンしました。「分かった,分かった。それくらいオレにだってできる」簡単に答えた総理でしたが・・・
When the prime minisiter met Clinton, he misitakenly said, "Who are you?"
Mr.Clinton was a bit shocked but still managed to react with humor. "Well, I am Hillary's husband, ha ha ha..."
Then the prime minister replied confidently, "Me, too, ha ha ha..."
Then here was a long silent moment in the meeting roo.
クリントン氏に会うと,総理は間違えて「あんたは誰?」と言ってしまいました。
クリントン氏はちょっとショックを受けましたが、そこは何とかユーモアで応じることができました。「いやあ、私はヒラリーの夫ですよ、ハ、ハ、ハ」。次いで総理は自信たっぷりに答えます。「私もですよ、ハ、ハ、ハ」。
すると、会見室には長い静寂が訪れました。(p116)

  この特に名を秘す総理は、現在オリンピックのために頑張っている方だとされている。むろん実話ではないが、あの人ならひょっとすると、と思ってしまうところから定着したのだろう。

 

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