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2016年11月24日 (木)

JB45 英語のジョーク6

174 英語脳はユーモア・センスから

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(書名) 英語脳はユーモア・センスから
(著者)  丸山 孝男
(出版者) KKベストセラーズ
(形状)    新書(ベスト新書)
(頁数)   207
(出版年)2005/03/01

・ 二、三行の短いジョークばかりを集めた本。だから読みやすい。

・酒とかお金とか、テーマ別に分類してある。ちょうどアメリカの大統領選挙が大きな話題になったところなので、まず政治の章から。

 約束の地(仮題)
 America is the Land of Promise -- especially just before election.
 アメリカは約束の地である、とくに選挙の直前は。(p193)

  おとぎ話(仮題)
 Son:    Dad, do all fairy tales begin with "Once upon a time..."
  Father:  No, there are fairy tales that begin with "If I elected I promise ..."
 「お父さん、おとぎ話はみんな『むかし、むかし』ではじまるの」
 「違うよ。『当選したあかつきには、私は約束します』ではじまるおとぎ話もあるんだよ」(p193)

 さてトランプ大統領の公約、メキシコの壁はおとぎ話になるのだろうか。

・これは「違いは違いでもおお違い!」という、”What's the different between”ではじまるジョークを集めた章にあったジョーク。

 三人の大統領(仮題)
 What's the different between George Washington, Bill Clinton, and George Bush?
  Washington couldn't tell a lie, Clinton couldn't tell the truth, and Bush doesn't know the difference.
 「ジョージ・ワシントン、ビル・クリントン、ジョージ・ブッシュの違いはなにか」
 「ワシントンはウソをつくことができなかった。クリントンは真実を話すことができなかった。ブッシュは嘘と真実の違いを理解できない」(p129)

・子供向きのだじゃれ(なぞなぞ)。

 What's the biggest ant in the world?
  An eleph-ant.
  「世界で一番大きなアント(ant)はなにかな」
 「エレファント」(p73)

 What do you call a bee born in May?
  A maybee.
 「5月に生まれたビーをなんと呼ぶのかな」
 「メイビー」(p74)
 

・これはカバーのデザイン違い。(これも2005/03/01初版)

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・この著書の本は、他にJB37 アメリカン・ジョーク156『アメリカの大統領はなぜジョークを言うのか』を紹介している。

 

175 英語のしゃれ

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(書名) 英語のしゃれ
(著者)  広永周三郎
(出版者) 太陽出版
(形状)    四六判ソフトカバー
(頁数)   218
(出版年)1980/09/20

・これは英語のしゃれを含んだジョークばかりを集めた本。だから難しい。語呂合わせやダジャレは、まず音が似通っていることがピンときて、意味内容も一瞬でわからないと笑えない。まず意味を考えて、それからこれはダジャレなんだと理解しているようでは、とても吹き出すことはできない。

・しゃれを5つに分類している。
 1 同じ言葉を二つの意味に使ったしゃれ。
 2 同じ、または似た発音の二つの言葉を使ったしゃれ
 3 縁語を使ったしゃれ
 4 諺、成句、熟語などをもじったしゃれ
 5 リメリック

・それぞれになかなかむずかしい。 例えば1の同じ言葉を二つの意味に使ったしゃれとして、こんな例がある。

首府
Teacher in geography class: "Where is the capital of the United States?"
Smart student: "All over the world."
地理の授業中の先生「米国の capital はどこにありますか。」
賢い生徒「世界中です」(p13)

 capital の「首府」と「資本」の意味をわざと取り違えてあるジョーク。アメリカの資本は世界中に進出しているということだとわかれば、なるほどと思うが、最初読んだ時は、何を言っているのか理解できなかった。

宗教の味
Exploler: "Does your tribe know anything about religion?"
Native: "Well, we had a taste of it when the last missionary was here."
探険家「あなたの部族は宗教というものを知っていますか。」
土人「ええ、前に宣教師が来た時ちょっと味わいました。」(p3)

"have a taste of "には、「ちょっと味わう」の他に「若干の知識を得る」という意味がある。日本語でも、「キリスト教をちょっとかじってみた」と言ったりするから、これはわかった。
 この本は1980年の刊行で、Native を「土人」と訳してある。この頃はこういう「人食い人種ジョーク」がまだたくさんあった。最近はあまり見かけなくなったと思う。

 2の同じ、または似た発音の二つの言葉を使ったしゃれというのは、こんなもの。

ショパン
Sign in a music store: "Gone Chopin--back at two."
楽器店の掲示:「 Gone Chopin――二時に帰ってきます。」

 "Gone shopping とするところ楽器店だから Gone Chopin とシャレた。ダジャレである。これだってダジャレだとわかるまでに時間がかかる。

 3の縁語をつかったしゃれ。

デイトに強い女
A girl can be poor on history but great on dates.
歴史に弱い女の子でも dates に強いことがある。(p160)

 date には「日付」と「デイト」がかけてあって、history と dates は縁語。英語では縁語であることもよくわからない。

 4の 諺、成句、熟語などをもじったしゃれの例。

遺書
Where there is a will, there are dissatisfied relatives.
遺書があると、不満な親戚がある。(p194)

 "Where there is a will, there is a way."
 「精神一到何事かならざらん」をもじったもの。これくらいならわかるが、他の例はほとんどわからなかった。

 5のリメリック(limerick)というのは五行の狂歌詩で、一、二、五行と三、四行の最後の音節が韻を踏むものだそうだ。

神の計画
God's plan had a hopeful beginning,
But man spoiled his chances by sinning.
    We trust that the story
    Will end in God's glory.
But, at present, the other side's winning.
神の計画は希望にみちて始まった。
しかし、人間が罪を犯してその実現をはばんだ。
われわれは話が神の栄光に終ることを信じているが、現在では相手側が勝っている。(p201)

 韻を踏んでいるのはわかるけれど、 とても面白がるところまではいきそうにない。英語のしゃれは難しい。

J46  対訳アメリカのジョークで、同じ著者の『対訳アメリカのジョーク』(太陽出版、1986)からのジョークを引用している。この本もついでに紹介しておこうと思ったら、行方不明で見つからない。出てきたら後日紹介します。

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