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2017年2月 2日 (木)

自家製本5 年賀状

 製本を習っていたときには年賀状の製本もやった。
 下はその頃つくったもので、大きさがちがうのは作り方が違うからである。

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 年賀状は直接穴を開けて綴じるわけにはいかない。用紙が厚いから端をとめてもそのままでは開けにくいし、せっかくの年賀状の一部が隠れてしまう。補助手段が必要になる。
 左はまずハガキを二枚ずつ見開きの状態で真ん中を和紙でつなぎ、それを4枚で一つの折り丁にしてから普通に糸綴じしたもの。折り丁にしたときのハガキの順番を考えてつなぐ必要がある。
 ハガキが厚いせいかそれとも綴じ方が悪いのか、ちょっと開きが悪い。

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 右の大きい方は、製本教室で教えてもらったもので、不要のハガキを1㎝の幅に切ったものを年賀状とつないで足にする。そしてその足に穴を開けて四つ目綴じにしたもの。

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 これだと十分に開く。

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 しかしどちらもハガキに和紙を貼る手間があって面倒なので、もう十年以上も年賀状は束にして段ボールに入れたままだった。
 久しぶりに自家製本をやってみたついでに、また年賀状もやってみることにした。

 今回は和紙のつなぎを省いて背中を糊でくっつける無線綴じにする。現在の出版はこれが主流で、糸綴じの単行本はほとんど貴重品扱いだ。

 年賀状を自分の好きな順番に並べて、同じ大きさの扉をつける。

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 さらにA4の用紙を二つ折りにして、ハガキの大きさに切りそろえたものを見返しとして表裏に加える。 

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 小口をよくつき揃えて、クリップなどで固定して背に糊を厚く塗る。
  製本用の糊を使ったが、ホットメルト糊をグルーガンで塗ってもいい。ボンドでもかまわない。
 このとき背に、糸綴じのときのような切れ目を入れてもいい。(→自家製本2 綴じ)単行本などはたいてい切れ目が入っている。切れ目に糊がたまって接合の強度が増す。

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 背に寒冷紗、花布(はなぎれ)をつけ、さらにハトロン紙でつくったクータを貼る。
  インターネットを見ると、寒冷紗のかわりにティッシュを貼ってもいけるらしい。ガムテープで貼ってしまうという例もあったが、さすがにそれは美観的におすすめしかねる。

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 表紙をつけるのは前回の自家製本4 表紙2と同じ。あとは背に題箋を貼ってできあがり。

Dscf5910t 

 糊なので、あまり力を入れて開くと背が割れそうだが、頻繁に見るものでもなし、製本しないと困るほど年賀状がくるわけでもない。ただこうするとなんとなく片付いた気がするので、これでいいことにする。


   

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