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2017年6月12日 (月)

世界三大政治家?

 最近の国会関係のニュースにはうんざりしている。いったい政府は何をやっているのか。
 加計学園について質問責めにあった安倍首相が最後に「くだらない質問で終わっちゃったね、また」と言った。

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 これが非難囂々なのは当然、馬鹿なことを言うものだ。
 瓜田不納履、李下不正冠(瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず)。為政者の当然の心がけである。それを瓜田でハイハイ、李下でバンザイをしていれば追求されて当然だ。
 きちんと説明もせず、喧嘩に負けた中学生の負け惜しみみたいなことを言うとは、だいぶ首相もまいっているようだ。くだらないことだ、俺は平気だぞと強がりを言うのは、ここのところずっと攻撃され続けて、だいぶ効いてきているからだろう。総理大臣席からヤジを飛ばしたり、負け惜しみで強がりを言ったり、まったくみっともない。美しい国とか品格ある国家とか言っていたんじゃなかったのか。

 森友学園のときもそうだったが、個人的に攻められるとすぐ感情的になって、イライラが外に出て攻撃的になる。ついつい「私や妻が関わっていたら、総理大臣も議員も辞める」とタンカをきってしまって、以来苦労しているのに反省がない。奥さんの悪口を言われたら男が怒るのは当然だとしても、総理大臣が国会で取り乱してどうする。

 閣僚の失言や意味不明の答弁など、まったく弁解の余地もない。朝日新聞の川柳欄に、「あのひとが死刑執行決めるんだ」とあった。これだけ信用を失墜し、問題が続いても内閣の支持率が下がらないのは、北朝鮮や中国の軍事的な脅威に対抗できそうなのは強硬派の安倍内閣しかないからだ、とわたしの友人は言った。
 しかし、そういう危機のときだからこそ余計、こんなすぐカッとなって錯乱しやすい人間に指揮をまかせておいていいのか。おまけに防衛大臣もたよりにならない。いつもたどたどしく答弁資料を読んでいるだけで、そのうえ本職の弁護士で担当した仕事も忘れてしまい「記憶になかったので嘘をついたわけではない」と言うような人間で大丈夫なのか。
 なんとミサイルの避難訓練をやった自治体があったみたいだけれど、本当にミサイルが飛んできたら、この人たちちゃんと冷静に対応できるんだろうか。軍事的な危機を心配するなら早いところ交代してもらった方がいいんじゃないか。

 しかし信者というのはいるものだ。最近のツイッターで一番驚いたというか、のけぞったのが、橋下元大阪府知事のこのツイート。

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 「周」は「習」の間違いだろう。まあ周さんは置いといて、安倍首相、トランプ大統領、プーチン大統領はウマが合うって? 本気か?

 今の安倍首相とトランプ大統領の関係が本当にウマがあっているように見えるのか? ご就任おめでとうございますと真っ先に駆けつけても、TPPは反故にされ、日本に高い関税をかけると脅されているのをウマのあった関係と言えるんだろうか。
 そもそも「トランプ大統領とウマが合う」というのは、とても「ほめ言葉」とは思えない。普通の人は「おまえはトランプ大統領とウマが合いそうだな」と言われたら、いったいどういう人間だと思われているのか心配になる。嘘つきだと思われたり、理屈が合わないことを大声で叫んでいる奴だと思われたりしてるのか。
 だいたいトランプ大統領とウマの合う人なんているんだろうか? そもそもあの人は、他人のことをウマが合うとかないとか考えたことがあるんだろうか。自分の言うことを聞く人か聞かない人か、あるいは有利に取引ができる人かできない人か、そのくらいの区分法しかもってないんじゃないだろうか。
 二人とも疑惑で追求されて困っているのは、置かれた状況が似ているだけで、ウマが合っているわけではない。

 「日本の歴史上、こんな指導者がいたか。」だって?
 歴史上初めて、アメリカ、ロシアの大統領と対等にわたりあえる大政治家が出現したと言いたいらしい。
 元府知事で元維新の代表だから、政治家とはたくさん会っている筈だけれど、いったいどこを見ているんだろう。維新の議員やら大阪の公募校長やら、怪しげな人物をあれこれ採用した目で見ると、安倍首相、トランプ大統領、プーチン大統領が現代の「世界三大政治家」くらいに見えるらしい。やれやれだ。

 

(おまけ)
 プーチン大統領となるとどういう人なのかよくわからない。黙って言うことをきく人は大勢いそうだが、みんなウマが合ってそうしているわけではないだろう。メドベージェフ首相とははたしてウマが合ってるんだろうか。
 プーチン大統領としては、とりあえず3,000億円払ってくれる人はウマがあう人だと思っているかもしれない。

 ついでに本を紹介しておく。石郷岡健(いしごおか・けんヴラジーミル・プーチン 現実主義者の対中・対日戦略』(東洋書店、2013)

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 プーチン大統領の対アジア戦略を解説した本。プーチン個人のことはあまり」くわしく書かれていない。元新聞記者らしい文章で、ロシアのこれまでのアジア対策などがよくわかる。
 プーチンはアジアを重要視しているという。国境を接している中国がこれだけ巨大化しているのだから、ロシアが重要視するのは当然だ。日本は、中国と対抗していくために役に立つ限りにおいて、ロシアから大切にされると著者は言う。それも当然だ。
 著者の経歴にモスクワ大学物理学部天文学科卒とある。若いころソ連に留学していたせいか、米原万里の本と同じように、ソ連・ロシアに対する著者の個人的な思い入れを感じるところがあった。

 実は著者はわたしの高校の同級生だが、口をきいた記憶はほとんどない。前回高校時代の話をしたところなので、この本の紹介はそのついででもある。

 

   
 

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コメント

全論点異議なし!!!

投稿: Cheope | 2017年6月12日 (月) 18時09分

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