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2017年8月

2017年8月21日 (月)

夏期休業

 

今週のブログは夏やすみです。

  これだけでは愛想がないので、ちょっとおもしろいネタをひとつ。
  7月の終わりにこんなニュースが流れた。

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 これに対しネットでは、無償とはセコイだのなんだのと批判があった。
 その中で、笑ったのはこれ。

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2017年8月17日 (木)

JB64 サイエンスジョーク

 科学者をネタにしたジョークはあっても、科学それ自体をあつかったジョーク本はめずらしい。

213 サイエンスジョーク

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    (書名)   サイエンスジョーク
           笑えたあなたは理系脳 
      (著者)  小谷太郎
      (出版者) 亜紀書房
    (形状)    四六判ソフトカバー
      (頁数)    182
      (出版年)  2013/02/20

これはジョーク本といっても、ジョークをもとに物理学の解説をしようという本なので、その分野の知識がないとわからないところが多い。副題に「笑えたあなたは理系脳」とあるとおりである。

・物理学者と数学者の違いをからかったジョークくらいならわかる。

スコットランドの黒い羊
 エンジニアと物理学者と数学者がスコットランドを列車で旅していた。すると牧場に黒い羊が1匹見えた。
 エンジニアが言った。「スコットランドの羊は黒い!」
 物理学者が言った。「スコットランドには黒い羊が少なくとも1匹いる!」
 数学者が言った。「スコットランドには少なくとも片面が黒い羊が少なくとも1匹いる!」(p17)

 

・博士号を取得しても正規の研究職や教育職につけないポストドクターが大変だというのもわかる。

ポスドクはつらいよ
 ある若手研究者は、6年間の生産的な研究活動にもかかわらず、任期なしの身分になれなかった。研究者は学長と面談して理由を尋ねた。
 学長は言った。
「申しわけないんだが、この6年間で、学の求める人材が少々変わってしまったんだ。いま求められているのは、女性の、凝縮系科学の、実験家なんだ。残念ながら君は男性で、高エネルギー物理の、理論家だろう?」
 若手研究者は学長のことばの意味するところを考えてから言った。
「学長、私は進路を変更して、その条件のうち二つまでは満たすことができます。しかし……私は実験屋にはなれません!」
      ―デイビッド・ジェイ―(p41)

 蛇足ながら、このジョークは理論屋と実験屋との対立をからかったものでもある。
 さらに蛇足を付け加えると、わたしの姪も、長年ポスドクでアメリカだ沖縄だとあっちこっちへ行っていたが、最近ようやくイギリスで任期なしの身分を得たとのこと。よかった。

 

・むずかしいのは、こんなジョークである。

その速度測定器の不確定性はいくらかね?
 ハイゼンベルクは運転しているところを警官に停められた。
 警官が訊いた。「あんた、どんな速さで走っていたかわかってる?」
 ハイゼンベルクは答えた。「いや、わからない。しかしどこにいたかはわかる」(p57)

 ハイゼンベルクの不確定性原理です。量子力学というやつで、原子や素粒子などミクロは世界にはマクロな世界の法則はあてはまらないのだそうです。ハイゼンベルクによれば、ミクロな物体の位置を精確に測定すると運動量はわからなくなり、運動量を精確に測定すると位置が不確定になるというのです。
 よく理解できないことをジョークにされてもなかなか笑えない。

シュレディンガー夫人の猫
 シュレーディンガー夫人が夫に叫んだ。
「あなた、あの猫にいったい何をしたの? 半分死んでるじゃないの!」(p67)

 これも量子力学で、有名な「シュレーディンガーの猫」の話だが、よく理解できないので、よく笑えない。

・これくらいだと笑える。

数えてる間、ドキドキするよね
 稲光のあと雷鳴を聞けば、それがどれほど直撃に近かったかを知ることができる。
 もし聞こえなければ、直撃したのであるから、それ以上気にすることはない。(p109)

・これは、物理学のことはまるでわからないけれど、やっぱろそうなのかと感心したジョーク。

アインシュタイン参上
 自然と自然法則は夜の闇に隠れていた。
 神は言った。
「ニュートン現れよ」
 そしてすべてが明らかになった。

 しかし長くは続かなかった。
 悪魔がわめく。
「アインシュタイン現れよ」
 そしてすべては混沌に戻った。(p151)

 

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2017年8月14日 (月)

JB63 IT関係ジョーク集2

 JB21 IT関係ジョーク集で紹介したのは次の3冊。

84 ザ・ビルゲイツジョークブック〈Volume1〉
85 ザ・ビルゲイツジョークブック〈Volume2〉

86 悪夢のIT業界ジョーク集

 これに次の1冊を追加する。

212 コンピュータ・ジョーク集

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    (書名)   コンピュータ・ジョーク集 
      (著者)  ラリー・ワイルド、
           スティーブ・ウォズニアク
          竹本宣弘監修、山下昌子訳

      (出版者) 海文堂
    (形状)    四六判ソフトカバー
      (頁数)    178
      (出版年)  1990/10/05

・著書のラリー・ワイルドJB34 光文社「世界のジョーク集」で紹介した。アメリカのスタンダップ・コメディアンでテレビや舞台俳優もやり、各種のジョーク本を出している。
 もう一人の著者ウォズニアクスティーブ・ジョブズと共同でアップルを立ち上げたIT界の超有名人。

・1990年刊行の本なのでIBMやコンパックの名前が出てくる。この業界は栄枯盛衰が激しい。

 

 ほとんど人間みたいな最新コンピュータを知ってるかい?
 マチガイをしでかすと、他のコンピュータのせいにするのさ。(p125)

 

 性転換(transsexual) した尼さんを、何て呼ぶ?
 トランジスター(transsister)さ。(p174)

 

 マイクロ・コンピュータ感謝の副社長のカールソンは、耳鳴りで困っていた。医者に行くと、扁桃腺を除去した方がいい、と忠告された。が、手術は功を奏さなかった。
 別の医者は、歯を抜いたらどうか、と言った。それでも耳鳴りは続いた。
 ついに、三番目のスペシャリストが、ぶっきらぼうに言った。
 「残念ですが、奇病にかかっておられるんですな。良くても、六か月の命です。
 カールソンは一人の親戚もいなかったので、金を全部使ってしまうことに決めた。
 彼は世界一の船旅を予約し、最高のテーラーでスーツを二〇着仕立てた。
 カールソンはワイシャツさえもオーダーメイドで作ろうと決めた。
 「かしこまりました」シャツの仕立屋は言った。
 「寸法を測りましょう。袖が三四、首回り一六……」
 「いや、一五だよ」エグゼクティブは言った。
 「首回り一六」仕立屋は繰り返した。
 副社長は主張した。
 「私はいつも首回り一五のを着てたし、一五のが欲しいんだよ」
 「承知しました」仕立屋は言った。
 「でも、きっと耳鳴りがしますよ」(p153)

 

 ミルグロムは空港で、自分の便の出発を待っていると、二五セントで体重が計れて、その人物が既婚者かどうか、そして行き先まで言い当てるコンピュータ体重計があるのに気がついた。
 ミルグロムが料金口にコインを入れると、コンピュータのスクリーンが表示した。
 「あなたは体重一九五ポンドです。既婚で、サンディエゴに向かっているところですね」
 ミルグロムは唖然として立ち尽くした。
 別の男が二五セント硬貨を入れると、コンピュータ画面にはこんなふうに表示された。
 「あなたは体重一八四ポンドです。離婚歴があり、シカゴに向かうところですね}
 ミルグロムは男にたずねた。
 「あなたは離婚歴がありますか? シカゴに行かれるんですか?」
 「そうですよ」男は答えた。ミルグロムは驚き、頭を振った。
 それからすぐに、また別の男がコンピュータを使った。コンピュータは答えた。
 「あなたは体重一六五ポンドです。独身で、マイアミへ向かわれるところですね」
 ミルグロムはたずねた。「失礼ですが、貴方は独身で、マイアミに行かれますか?」
 「そうだよ」男は答えた。
 ミルグロムはトイレに駆け込むと、服を着替え、サングラスをかけ、帽子を深くかぶり、シャツの襟を立てると、機会にそっと忍び寄り、コインを入れた。するとコンピュータは、こおう表示した。
 「あなたは相変わらず体重一九五ポンドです。また相変わらず既婚者で、サンディエゴに向かわれるところです。そして、マヌケ! 飛行機に乗り遅れたゾ!」(p177)

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2017年8月10日 (木)

JB62 県民ジョーク

 エスニック・ジョークと言われるものがある。ユダヤ人は金儲けがうまく、スコットランド人はケチンボで、ロシア人は酒に目がないとか、国民性をステレオタイプ化して、それをからかって笑うものである。相互に理解があれば笑っていられるが、差別や偏見だと言われるリスクがないとは言えない。
 これを国内でやる場合にも、作られたステレオタイプに、該当の県民の一定の理解がないと、笑いではなく反感をかってしまう。そのせいか「県民ジョーク」とうたった本は、今のところこれ一冊しかないようだ。

 

211 噂の県民ジョーク

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    (書名)  噂の県民ジョーク
      (著者)   千石涼太郎
      (出版者) リイド社
      (形状)    文庫
      (頁数)    189
      (出版年) 2007/04/26

・著者は北海道生まれだが、父親は名古屋人だそうだ。だから北海道と名古屋についての言及が多い。

・その県の県民性について全国レベルでの理解があるわけではない。私などはこういうジョークから逆に、この県はまわりのからこう思われているんだ、と知ることの方が多い。

(一緒に飲んだ後)
 東京人は「いきなりおごるのも失礼だよなあ。割り勘にしたら、ひとりいくらになるだろう?と考えた。
 大阪人は「なんというたら、おごってもらえるやろか?」と知恵を絞った。
 名古屋人は「なんと、お礼をいうたらええやろ?」と真剣に考えていた。(p12)

 

(買い物自慢)
 東京人は高価な服を買ったことを自慢する。
 大阪人はどれだけ値切って買ったかを自慢する。
 神戸人はいいものを安く買ったことを自慢する。
 埼玉県人は東京のどこの街のどこの店で買ったかを自慢する。(p24)

 

(ありえない話)
 富山の病院には、置き薬が常備されている。
 京都の人は東京都を、「ひがしきょうと」と読む。
 岐阜の学校では鵜飼いの授業がある。
 鳥取はいずれ全域が砂丘になる。
 東日本には小豆島を「あずきじま」だと思っている人がいる。
 北海道や沖縄に行くことを「海外旅行」という人がいる。
 岡山では男の子が生まれると「名前は桃太郎にしろ!」といわれる。
 冬の北海道で立ちションすると、そのまま凍る。(p60)

 

(思わぬ臨時収入があったら 四国篇)
 愛媛県人はあれこれ考えることなく、「やったー!」といって、欲しかったものを会に出かける。
 香川県人は「ありがたいことだ」といって貯金する。
 徳島県人は「こりゃよかった」と、そのお金を増やす算段をとる。
 高知県人は「よっしゃー、乾杯じゃ!」といって、すぐに飲んでしまう。(p22)

 

(思わぬ臨時収入があったら 東北篇)
 青森の人は「いがっだな」というだけですくには動かない。
 岩手の人は黙っているのでわからない。
 秋田の人はひとしきりはしゃいで、買い物に行き、お酒を買って帰ってくる。
 山形の人は芋煮を作ってお祝いをする。
 宮城の人はお金を持って東京に出かける。
 福島の人は家訓に沿って使い道を決める。(p70)

 

 

 

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2017年8月 7日 (月)

JB61 笑点ジョーク集

 テレビの「笑点」を題材にした本はたくさん出ているが、「ジョーク集」と銘打ったのはこれしかなさそうなので、これだけ取り上げる。

210 笑点ジョーク集

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    (書名)  笑点ジョーク集
      (著者)   新野隆司
      (出版者) 日本テレビ
      (形状)    四六判ソフトカバー
      (頁数)    234
      (出版年) 1982/12/27

・替え句などを「パロディ・ジョーク」、子供が出てくるものを「チャイルド・ジョーク」などと分類しているが、要するに大喜利をまとめたものである。

・こうして活字にしてまとめて読んでみるとそれほどおもしろく感じられないものも、テレビ放映時にはドッと受けたりしたんだろうなと思われる。笑いの演芸は瞬間瞬間が勝負だ。
 特に時事ネタとか、そのときの流行をネタにしたものはすぐに古びる。
 この本の発行は1982年。「スター無理問答」に出てくる名前がなつかしい。

トヨタの車に乗っても、マツダ聖子とはこれ如何に?
マツダの車に乗ってもカローライン洋子というが如し!

ギャンブルで負けても、新太郎とはこれ如何に?
勝っても 栗原小マケと言うが如し!

早く寝ても武田テツヤとはこれ如何に?
昼間仕事をしても佐々木シンヤと言うが如し!(p84)

・立川談志が司会をしていたころはかなり過激なネタがあったが、この本は三波伸介が司会をしていたころの本なので、わりとおとなしめである。

 

運動会 一等賞 二等賞 三等賞

▽スキーヤーの運動会
  一等 スキーウェア
  二等 スキー靴
  三等 松葉づえ

▽宝石商の運動会
  一等 ねこめ石
  二等 トルコ石
  三等 つけ物石

▽コンピュータ会社の運動会
  一等 オフコン
  二等 パソコン
  三等 レンコン(p100)

 

花見都々逸

▽仕立屋さんが お花見すれば
    ミゴロはピタリ 決まります

▽利息係が お花見すれば
    一分の違いで 大さわぎ

▽一週間続けて お花見すれば
    きっと会社を クビになる

 

 

 

 

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2017年8月 3日 (木)

おすすめふたつ

 暑くてここのところやる気が出ないのでは今回のブログは夏やすみです。

 そのかわりネットのおすすめ記事をふたつ紹介しておきます。

 どちらもちょっと重い記事なので、時間に余裕のあるときにどうぞ。

1 内田樹のブログの「「愛国的リバタリアン」という怪物

http://blog.tatsuru.com/2017/08/02_0845.php

 

2 灘校の校長先生による「謂われのない圧力の中で ――ある教科書の選定について――」

http://toi.oups.ac.jp/16-2wada.pdf

 

 

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