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2017年11月 9日 (木)

江南2 無事帰国

 翌朝は5時発のホテルの巡回バスが来るのを待って乗り込んだ。ところがやっぱり先客ありで、最後に乗ったわたしとH原さんが乗れない。すぐ後のバスが来るからというので、皆と別れて別行動になった。
 まもなく次のバスが来たのでよかったけれど、今度は空港で降りるときに、停留場を間違えてしまった。国内線ターミナルを過ぎて、次が国際線ターミナルというわけで降りたのだけれど、どうもターミナル内の様子がおかしい。昨日搭乗しようとしてやってきたときと似ているけれどなんとなく雰囲気が違うのである。H原さんが受付で聞くと、なんとここは第二ターミナルだから第一ターミナルへ行ってくださいと言う。
 泡を食って外へ出てタクシーに乗ろうとしたが乗り場が見つからない。警官らしい人が、下の通路を通って歩いて行けと教えてくれた。戻ろうと向かうと見知らぬお兄さんが先導してくれた。このお兄さんはなんだ、怪しい人じゃないかと不安でいるうち、エスカレーターを教えてくれて、歩く方向を指し示してさりげなく去って行った。親切な人はどこにでもいるのだ。
 東京の地下鉄によくある長い乗換通路をもっと広くしたような感じだった。なんとか第一ターミナルにたどり着き、受付カウンター前で順番を待っているツアー一行と無事落ち合うことができた。

 あとは出国手続きをして飛行機に乗ってしまえば、というところでまた、ちょっとした波乱があった。
 わたしは先に手荷物検査をすませ出国審査を待つ列にいた。後から来たN野さんたちが、M本さんが手荷物検査で引っかかって別室へ連れて行かれた、何が原因かはわからないという。M本さんが変なものを持ち込むようなことはない。夫婦そろって物静かで上品なM本夫妻は、一行の中では一番怪しまれないタイプだ。
 ところがなかなか来ない。長い行列はじりじりと出国審査の受付へ近づいて行く。もし順番までにM本さんが来なかったらどうしよう。わたしにできることといってないけれど、ともかくこちら側で待っていないといけないだろうか。飛行機の時間はどうだろうか。
 そんなことを考えているうち、行列の彼方に小さくM本夫妻の姿が見えた。来た、来た! みんなで手を振って招き、われわれの列の中入ってもらった。
 なんと原因はカメラの予備のリチウム電池だという。もう使わないからとスーツケースに入れておいたら、それがひっかかって、別室で検査されて大変だったそうだ。
 カメラ用のリチウム電池ならわたしも持っていた。4センチ角くらいの小さなやつである。

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わたしは手荷物のバッグに入れてあった。これはセーフだった。ところが同じものをスーツケースに入れていたら、けしからん、これは何だ! と別室へ連れて行かれてスーツケース内全品洗いざらい検査になったらしい。わけがわからない。
 帰ってから調べてみると、リチウム電池は発熱、爆発の危険性がある。(それは聞いたことがある。)だけど手荷物内なら発熱してもすぐ気がつくからOKで、スーツケースに入れて荷物庫の奧で発熱・爆発を起こすと大惨事につながる恐れがあるからダメだという理屈らしい。
 わかったようで、いまいちストンと落ちないが、そうなっているなら今後は十分気をつけないといけない。酒などの液体は逆に、手荷物はダメでスーツケースならOKだからこんがらがってくる。
 ともかくその場はみんなで、無事済んでよかったねと出国審査を終え、一時間遅れの飛行機に全員搭乗したのであった。めでたし、めでたし。

 朝食を食べてウトウトしていたら、飛行機は少しずつ下がりはじめ、こんな景色が見えてきた。時間からすると伊豆七島のあたりのようだ。

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 これも帰ってから、グーグルマップで調べてみた。
 グーグルマップは素晴らしい。3Dで角度を変えて見る機能まである。地図をまわして、俯角を変えて見ると、左から新島、式根島、神津島だと確認できた。

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 一日遅れたが全員無事帰国。最低限の「団長」の役目は果たせたようで、まずはよかった。
 延泊分の宿泊代と食事代は現在旅行保険に請求中。保険がきくならもっと良いホテルにすればよかったと思うのは、喉元過ぎて熱さを忘れたから。あのときはどこでもよかった。
 世話になった方々へのお礼状など、まだ残務整理が少しあるが、旅行は終わった。

 

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