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2018年1月 4日 (木)

JB71 ベッカム・ジョーク

 こんな本があるとは知らなかった。デイヴィッド・ベッカム、あのサッカーのスター選手をテーマにしたジョーク・ブックである。
 
220 デイヴィッド・ベッカム ジョークブック
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    (書名)デイヴィッド・ベッカム ジョークブック
      (著者)  アダム・パーフィット
    (訳者)  白畑憲之
      (出版者) 小学館
      (形状)     文庫
      (頁数)     213
      (出版年)   2004/09/01
 
・読んでみると、これはベッカムを「おバカさん」にして楽しむジョークブックだった。ベッカムは、徹底的にものを知らない、頭のまわらない、勘違いばかりするキャラクターになっている。
 初めて飛行機でマドリードへ向かうデイヴィッドは、気圧の関係で耳がツーンとするのを防ぐにはチューインガムがいいと聞いた。無事に着陸後、かれはスチュワーデスを呼んだ。「このガム、すごくよく効いたんだけど、どうやって耳から出せばいいの?」(p44)
・しかし、どれも聞いたことのあるおバカさんジョークで、名前をベッカムに名を変えたものばかりだ。実物のベッカムには、きっと「天然」のところがあって、イギリスではそこを広く愛されているのだろう。
 JB33 イタリアのジョークで紹介した、139『トッティ王子のちょっぴしおバカな笑い話』ではフランチェスコ・トッティという人気サッカー選手が同じ扱いを受けていた。
  この本も聞いたことのあるネタの、名前を入れ替えただけの本だった。ヨーロッパではこの程度の本が売れるのかとも思うが、それだけ人気があるということでもあるのだろう。
 デイヴィッド・ベッカムがピザを1枚注文した。「6きれにお切りしましょうか、それとも8切れに?」
 「6切れのほうがいいな――8切れだと食べきれそうにないから」(p79)
 デイヴィッド・ベッカムが、古いひもを引きずりながら、街を歩いていた。ファンの一人がそれを見て、言った。「ねえ、デイヴィッド、なぜそんなひもを引きずっているんだい?」
 「だって」デイヴィッドが答えた。「押してゆくより、ずっと簡単だろ」(p121)
・日本では昔、「がんばれ!! タブチくん!!」といういしいひさいちのマンガがヒットした。おもしろかったけれど、あんまり馬鹿にされていて、ちょっと田淵がかわいそうなくらいだった。あれで田淵は一銭ももらっていないそうだ。 
 長嶋さんのジョークも有名だが、あれはジョークじゃなくて、どうも実話らしいというのが凄い。ストッキングを片足に2つ履いて、「片方が無いっ!」とか。
 
・ジョーク・ネタにされるのを怒るベッカムというジョークもあった。
 イギリスの腹話術師がマドリードにやって来て、イングリッシュ・パブで公演した。かれに気づかれないようにデイヴィッド・ベッカムも観客のなかにいたのだが、やっかいなことに、腹話術師は人形をつかって、ベッカム・ネタのジョークを次々と披露しはじめた。
 しばらくすると、デイヴィッドはがまんならなくなった。かれは立ち上がり、腹話術師をやじり始めた。「もううんざりだ。おまえみたいなやつのせいで、おれが笑いものにされているのがわからないのか? おまえがひっきりなしにしゃべっているジョークを、おれがどんなふうに感じているか、じっくり考えてみたことがあるのかよ?」
 「すみませんねえ」腹話術師が言った。「まあ、ちょっとしたお楽しみということで」
 「あんたは黙ってろ」デイヴィッドが言い返した。「おれはいま、あんたの膝のところにいるチビ野郎に話してるんだ」(p190)

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