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2018年1月25日 (木)

JB75 ユダヤのジョーク3

 ユダヤのジョーク続き。

224 ユダヤ人5000年のユーモア

5000
    (書名) ユダヤ人5000年のユーモア
      (著者) ラビ・M・トケイヤー
          助川明 訳
      (出版者) 日本文芸社
      (形状)     四六判ソフトカバー
      (頁数)    252
      (出版年)  1998/05/25

・ラビ・M・トケイヤーは、8『ユダヤ・ジョーク集』(実業之日本社、1073)の著者でもあるが、この本はまた別の本。
 訳者の助川明は加瀬英明のペンネーム。
 始めにユダヤ人の笑いについて簡単な解説があり、ジョークのそれぞれにユダヤ人はこうなんだと説明する題がついている。

十戒がユダヤ人に与えられた理由(わけ)
 長老のラビと、若いラビが『天主の十戒』について、議論していた。
『天主の十戒』は、『モーセの十戒』としても知られている。「選ばれた民」であるユダヤ民族に、とくに授けられたものだ。
 聖書によると、神は『天主の十戒』を二枚の石板に刻んで与えた。
「なぜ、神は一枚ですむのに、二枚に分けたのでしょうか?」
 と若いラビが尋ねた。
「それは、神がまずドイツ民族に、『汝ら、殺すなかれ』と書かれた一枚目を授けたのだ。よころが、ドイツ人はそれを無視した。だから、神はドイツ人から取り上げた」
「それで、二枚目は?」
「神はフランス民族に、『汝ら、姦淫するなかれ』と刻まれた二枚目の石板を授けた。ところが、フランス人はそれを無視した。そこで、神は無駄にしてはならないので、フランス人から取り戻した」
「わかりました。『汝ら盗むなかれ』という警告が刻まれたほうの一枚目の板は、台湾人に授けようとしたけれど、時計や、カバンや、運動靴のコピー商品をつくるのに忙しいから、やはり無視されてしまったのでしょう?」
「そうだ。神は日本民族に『安息日は働いてはならない』と刻まれた二枚目の板を渡そうとしたが、断られた」
「だけど、そうすると、どうして、われわれユダヤ民族は二枚とも受け取って、もっとも聖なる戒めとして、後世大事に崇めてきたのでしょうか?」
「神はユダヤ人に、『十戒』があるが欲しいか、と尋ねた。すると、ユダヤ人が『いったい、それはいくらするのですか?』と尋(き)いた。神が『タダだ』というと、『それだったら、ぜひ二つともほしい』と言った。(p61)

ユダヤ人は破産しても、失う友人を半分にとどめる
「破産したら、友達を半分失ってしまったよ」
「で、残りの半分は?」
「おれが破産したとこをまだ知らないんだ」(p106)

ユダヤ人は物もちがいい
 ケチ「この傘を、もう二十年も使っているのだ」
 友人{それだったら、もうそろそろ返したほうがいいよ」(p110)

・この本に収録されたジョークには、前回紹介した(JB74 ユダヤのジョーク2)ハルペン・ジャックの「223 とっておきのユダヤジョーク」と相当数がダブっている。ユダヤ人の間ではよほぢ知られているか、ネタ本が同じだったのだろう。

ユダヤ人は仲間意識が強い
 この話は、ちょっと英語がわからなければ、おかしさが、わからない。
 ヒューヨークのマンハッタンの混雑したバーで、バーテンの背後にあるテレビにキッシンジャー(元アメリカ大統領補佐官)がうつった。
 マーティンはユダヤ人だった。キッシンジャーの顔を見て、
「あれは、われわれの一人だ!」
 と、得意になって叫んだ。
 隣の客が、
「われわれとは、どういうことかい?」
 と尋ねた。
「われわれユダヤ人の一人、といいうことさ」
 マーティンが答えた。
 スポーツのニュースに変わった。すると、ブルックリン・ドジャースの投手のサンディ・コウファックスが登場した。マーティンが再び歓声をあげた。
「あれも、われわれの一人だ!」
 隣の客がうなずいた。
 つぎに芸能ニュースになって、解説者のビバリー・シルスが登場した。
 マーティンはまた派手な歓声をあげた。
「彼女も、われわれの一人だ! 
 隣席の客は、もう、うんざりして、
「ジーザス・クライスト!(英語で「イエス・キリスト」だが、「なんてことだ」の意味でも使われる) いい加減にしてくれないか!」
 と言った。
 すると、マーティンが、
「その男もわれわれの一人だ!」
 と叫んだ。
(キリストはユダヤ人である)(p154)

 

225 決定版ユダヤ・ジョーク集

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    (書名) 決定版ユダヤ・ジョーク集
      (著者)  ラビ・マービン・トケイヤー
           加瀬英明 訳
      (出版者) 実業之日本社
      (形状)   新書(じっぴコンパクト)
      (頁数)    190
      (出版年)  2007/07/30

・この本は上記224でも紹介した『ユダヤ・ジョーク集』(実業之日本社、1973)を改題・再編集したものなので、特に内容には触れない。

 

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