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2019年8月 9日 (金)

JB76 ジョークあれこれ4

226 詭弁のジョーク術

   (書名) 詭弁のジョーク術
         賢人たちの実例集
      (著者)  三浦 竜
    (出版者) KKベストセラーズ"
      (形状)   文庫(ワニ文庫)
      (頁数)    239
      (出版年) 1991/02/05

・「説得、弁解、反論に役立つ――詭弁のジョーク術」という長いタイトルで、さらに賢人たちの実例集」というサブタイトルがついている。


・一番最初の小見出しが「ドゴールは遅刻常習の大臣をどう叱ったか」で、閣議に遅刻した言い訳をする大臣にドゴールは「おやめなさい。あなたが閣議に間に合うか、遅れるかは、まったくどうでもいいことなんですから」と言った、と書いてある。
 これはジョークじゃなくて単なる叱責のような気もするが、有名人のこんなエピソードがとことどころに書いてあって、説得や弁解などに役立つという構成になっているが、もともとがジョークの本なので、そんな役には立ちそうもない。

・『赤壁賦(せきへきのふ)』で有名な中国の北宋の詩人蘇軾(そしょく)(蘇東坡(そとうば))のところに、ある日、男がやってきて自作の詩の批評を乞うた。男が詩を読み終わると、蘇軾は一言、
「100点!」
 これに喜んだ男がよせばいいのに100点の理由を聞くと、蘇軾は平然と答えた。
「キミの声が70点で、残りの30点がキミの詩だよ」(p60)

・あるとき、フランスの作家デュマ(小デュマ)のところに、戯曲を2本持参して批評を乞いにきた劇作家がいた。
 デュマが、その中の1本を受け取ってさっと読むと、こう言った。
「もう一つの方がいいね」
「え? でも、こっちはまだお読みになってないじゃありませんか」
「いや、これよりひどい作品はないはずだよ」(p61)

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